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ソウル・メトロ、労組幹部16人懲戒..委員長が断食に突入

ソウル・メトロ、組織改編の一方的通過に続いて労組核心幹部16人を職位解除

イ・コンマム記者 iliberty@jinbo.net / 2008年04月02日11時24分

ソウル地下鉄労組のキム・ヨンフ委員長が昨日(4月1日)午後、ソウル・メトロ 本社前で無期限ハンストに突入した。一方的な公企業構造調整が労働者たちの 反発を呼んでいる。

[出処:ソウル地下鉄労組]

3月から全人員の20.3%(2088人)を削減するなどの組織改編をするためにソウル・ メトロが3月25日に開いた臨時理事会を労組側が阻止したことで、委員長および 4支部長など16人を告訴告発して職位解除した。

そしてソウル・メトロは翌26日、また臨時理事会を開いて組織改編案を通過さ せた。労組によれば、この日通過した組織改編の主な内容は、現行社長、幹事、 副社長、6本部(3役員)、4室、44チーム/1本部、2センター43事務所、24チーム 体制を社長、幹事、5本部(4役員)、7室、31チーム/1院、2団、2所、18事業所、 9センターに改編することだった。これは当然、定員削減につながる。

これについて労組は「組織改編の方向性について、会社側は『顧客、効率、安 全中心』を掲げているが、形式的な機構統廃合と人員削減、アウトソーシング の拡大を試み、安全と専門性の強化と逆行する」と指摘し、「これは労使協議 程度の水準ではなく、団体交渉で議論する事項」と会社側の一方通行に制約を 加えた。

また、会社側は失敗した臨時理事会を再度緊急に開き、組織改編案を通過させ たことについて「かっぱらい」と規定し、「(組織改編案が)堂々としたもので なく、名分もないことを自ら暴露したもの」と指摘した。続いて16人の職位解 除については「使用者側は(組織改編案の)一方的貫徹を狙っているが、障害に なる労働組合を瓦解させる意図を露骨に示した」と批判した。

労組側は緊急に組織を闘争本部体系に転換し、○理事会議決関連団体協約、労 働法違反法的対応、○服務点検などの現場監視強力対応、○臨時代議員大会開 催、○創意革新プログラム関連指示拒否などを進める計画だ。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳)に従います。


Created byStaff. Created on 2008-04-07 03:35:05 / Last modified on 2008-04-07 03:35:06 Copyright: Default

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