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ニューコア組合員の調査過程で強制身体捜索を要求

ニューコア労組法的対応準備中、人権団体連席会議抗議書簡伝達

チョ・スビン記者 bination@jinbo.net / 2007年07月23日17時55分

ストライキ座り込み中に連行されたイーランド-ニューコア組合員に対する警 察の捜査の過程で、身体捜索、弁護人助力権侵害などの不法行為と人権蹂躙の 事例が報告され、議論が予想される。

人権団体連席会議警察暴力対応チームは、「江北警察署留置場での身体捜索と 弁護士助力権侵害は明白な警察の職権乱用で、不法人権蹂躙」と強く糾弾した。 問題になった江北警察署に抗議書簡が伝えられた状況で、人権団体連席会議は 警察署の謝罪と担当警察官の懲戒などを要求する一方、今後、民事・刑事上の 告訴告発の可能性を検討するなど強く対応する方針だ。

入れ墨確認を理由に強制身体捜索強行

人権団体連席会議が発表した該当組合員の証言によれば、江北警察署に連行さ れたニューコア労働組合のH某組合員が調査を終えて留置場に入る過程で、K某 警長から入れ墨を確認するという理由で下着以外の服をすべて脱ぐように要求 されたと発表された。

身体捜索に抗議してH某組合員はその場で民主労総法律院の担当弁護士に電話 連絡を取ろうとしたが、警察官に阻止された。弁護士からの電話も連結しなかっ た。結局、直接『ズボンを脱いだ』という携帯メールによる連絡で強制身体捜 索が強行されたことが確認された。

人権団体連席会議は21日、緊急声明で「組合員を相手にガウンも着せずにズボ ンをおろさせたのは留置人の人格権と身体の自由を侵害する明白な不法行為で、 人権蹂躙」と指摘し「警察は不法な人権蹂躙を行う担当警察に抗議し、弁護士 の助力を受けようと努力した組合員の正当な権利を侵害するなど、二重三重の 人権侵害を行った」と糾弾した。

性暴力ほう助、警察の過剰鎮圧なども暴露

これ以外にも、人権団体連席会議は「座り込み組合員連行以後、7月21日坪村 アウトレット前での抗議集会で、会社側の関係者と思われる者による集会参加 者に対する性暴力などをほう助した」と明らかにして、問題が続くものと見られる。

人権団体連席会議は20日からニューコア-イーランド関連集会を中心に進めら れた警察暴力対応チームをモニターした結果、△屋上から水袋投擲事件△警察 過剰鎮圧事例△夜間性暴力事件などに分類して暴露し、これに対する法的対応 を取ると明らかにした。

水袋事件は言論報道でも明らかにされ、20日に坪村アウトレット前でのニュー コア糾弾集会で、会社側関係者と見られる者が集会をしている組合員に水が入っ たビニール袋を投げつける事件が発生した。また同じ日、同じ場所でニューコ ア労働組合組合員が警察の鎮圧棒で殴られ、病院で治療を受けている。

これに関連して、ニューコア労働組合は22日に声明を発表し「強力な闘争でこ れに対応する」と明らかにした。ニューコア労組は「ストライキ破壊のために 外注を雇い入れて破廉恥な性暴力事件まで行うイーランド資本の浅はかさは今、 極に達している」とし「男性が女性に加える最も悪質な暴力を行使した加害者 への法的処罰はもちろん、こうした状況をそばで見ていながら手をこまねいて いた警察は、これに対する明白な責任を負わなければならない」と指摘した。

一方、ニューコア労働組合も事実を確認して法的対応を検討している。ニュー コア労働組合のチェ・ホソプ事務局長は、「人権蹂躙に関して弁護士と法的検 討を進めており、今後は該当警察官と警察署長に対する法的措置を取る予定」 と明らかにした。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンス:営利利用不可・改変許容仮訳)に従います。


Created byStaff. Created on 2007-07-28 10:02:48 / Last modified on 2007-07-28 10:02:49 Copyright: Default

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