〈1信〉民主労総、予定通りに警告ゼネスト突入

1日午後2時から4時間… 全国の16万人がストライキに参加予定

［13:40］4月臨時国会に先立ち、労使政代表者会議が予定されている中で、 1日、民主労総(委員長イスホ)が非正規法案国会通過阻止するための警告ゼネスト に突入する。

民主労総は1日の午前10時30分に記者会見を開き、当初の予定通りに この日の午後2時から4時間の警告ゼネストに入ると明らかにした。 民主労総はまた「4月の国会で政府法案が強行処理されれば 全面的な無期限ゼネストに突入する」と警告した。

この日の記者会見でイスホ委員長は「今、非正規職法案は労使政間に真摯な対話が 可能かどうかを判断する試金石になっている」とし、 「これまでの経験上、政府が一方的な立場を堅持して 労働界を取り巻きにする方式はきっぱりと拒否する」と強調した。

一方、民主労総によれば、今回のゼネストに全体組合員61万9千人あまりのうち 231の労組、16万8千人あまりが参加する。 特に現代自動車労組からは4万2千人、 起亜車労組からは2万5千人など、金属連盟だけで50%以上の組織率を記録、 10万人あまりの組合員が参加する予定だ。 化繊連盟も東西食品労組、錦湖タイヤ労組など7千人あまりが参加し、 民主タクシー連盟も5千人あまりが賛同する計画だ。

民主労総は起亜車労組採用不正、暴力事態と引続いた代議員大会霧散などで、 今回のストライキの成否が不透明な状況で、およそ16万人が参加する ゼネストを組織したことでひとまず安堵のため息をついている。 李委員長は「数回代議員大会霧散の中で、民主労総が果して正しく組織できるか 多くの疑問が提起されたが、短い期間の中で組織して 起亜自動車労組では今日、当選の公示なのにストライキに賛同する等、 民主労総は生きていたということを見せたと思う」とし 「涙が出そうだ」と話した。

民主労総は午後3時から「非正規改悪案廃棄と権利保障立法争奪! 不法派遣正規職化! 民主労総ゼネスト勝利決意大会」をソウルと各地域で 10万人あまりの参加で開催する予定だ。 またこの前に午後1時から国会前、孔徳洞ロータリー、永登浦駅前等で、 サービス、事務金融連盟、公共連盟、金属連盟などがそれぞれ 連盟別の事前決意大会を行い、各釜山など地域でも事前決意大会を始め、 ゼネスト勝利決意大会を進行する予定だ。

蔚山建設プラント労組組合員連行

蔚山建設プラント労組(委員長パクヘウク)が1日の午前8時頃、代替人員投入阻止を 要求して出勤宣伝戦を行っている中で、25人の組合員が警察に連行された。

団体協約締結を要求して18日からストライキを行っていた労組は、 この日の午前、500人ほどの組合員と共に蔚州郡にある イヨン産業、ソンジンジオテックの前で出勤闘争宣伝戦を終え、 40人あまりの組合員が残って整理集会をしているときに、 200人ほどの警察が組合員25人を連行した。 現在、連行された組合員は蔚山南部警察署など3か所で、 業務妨害の嫌疑で調査を受けている。

これに対して労組は連行された組合員の釈放を要求し、 午前11時頃に蔚山南部署前で抗議集会を開いていたが、 その途中で再び警察と衝突、数十余名の組合員が負傷して 蔚山のハンマウム病院、中央病院などで治療を受けている状況だ。

現在、労組組合員およそ400人が蔚山南部署前で連行組合員釈放を要求して 坐りこみをしていて、この日の午後3時に蔚山駅広場で開かれる 民主労総ゼネスト決議大会に参加する予定だ。

キムミヨン マヨンソン記者 ming2@labortoday.co.kr

2005-04-01午後1:56:44入力(C)毎日労働ニュース

原文

翻訳/文責:安田(ゆ)