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現代重工下請労働者、「不法派遣解決」高空籠城を再開

「座り込み物品のほとんどが侵奪された」不法派遣、福祉後退問題の解決を要求

ウン・ヘジン記者 2021.03.22 12:05

現代重工の社内下請労働者が不法派遣問題の解決を要求して 3月22日、高さ50mの蔚山現代ホテルの屋上で高空籠城に再突入した。

[出処:金属労組現代重工支部社内下請支会]

全国金属労組現代重工支部社内下請支会によれば、 チョン・ヨンス支会事務長とイ・ビョンナク代議員はこの日の朝7時、 現代重工本社正門前のホテル現代バイ ラハン蔚山の屋上に上がった。 チョン・ヨンス事務長は現代重工下請企業、 イ・ビョンナク代議員は現代建設機械社内下請業者ソジンENG所属労働者だ。

3月19日に直接雇用対象者のソジンENG所属労働者4人は、 現代重工寄宿舎で高空籠城に突入したが、使用者側の鎮圧で当日撤収した。 支会は当時の状況を 「現代重工警備隊、警察、消防隊の合同作戦と鎮圧試みは、一体になったように迅速だった。 ハンマーとバールで鉄の扉を壊して入ってきて、 座り込み物品のほとんどを侵奪して、 身一つをやっと屋上に逃げて身を守った状況で、 座り込みを維持することができなかった」と22日の現代ホテル高空籠城突入声明を通じて説明した。

それと共に「私たちの要求がさらによく聞こえ、 さらによく見えるように、 元請使用者側ともっと近いところで50mの高空籠城で集中闘争を続けていく」と明らかにした。

昨年8月、現代建設機械社内下請業者ソジンENGが団体交渉中に偽装廃業を断行したため、 労組は雇用保障を要求して236日間現代重工前で座り込みをしている。 そして労組の不法派遣の陳情に対して12月に雇用労働部蔚山支庁は現代建設機械に対し、 掘削機のブームとアームを溶接するソジンENGの労働者46人を直接雇用しろと指示し、 これを履行しなかったため2月に過怠金4億6千万ウォンを賦課した。 直接雇用対象者のうち27人は支会組合員だ。

現代重工支部社内下請支会のイ・ヒョンジン総務部長は 「使用者側は不法派遣問題の解決のために、協議と交渉に出てくるべきだ。 しかし使用者側は236日間回答がない。 また、下請労働者に対する福祉後退などの差別を撤回しろと要求し、 高空籠城に突入するようになった」と伝えた。

下請労働者福祉に関して支会は3月19日、ユルチョンジェ高空籠城に突入するにあたり 「現代重工は名節の帰郷費と夏期の休暇費をこれまでの通り下請労働者に直接支払え。 短期業者物量チームなどすべての下請労働者に直営と同じ食事代を保障しろ。 元請支援金を下請企業既成単価に算入し、これからますます深刻化する間食、弁当、被服などの差別を撤回しろ。 賃金未払いと四大保険滞納がなく、 休業手当てと有給休日、年次、退職金を勤労基準法のとおり支払えるように、 既成給与を現実化しろ」と要求した。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2021-03-27 02:19:53 / Last modified on 2021-03-27 02:19:54 Copyright: Default

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