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LGツインタワー闘争100日、討論の提案さえ拒否するLG

市民社会・労組、最終討論提案および100棟テント闘争宣言

ウン・ヘジン記者 2021.03.15 13:36

LGツインタワー清掃労働者闘争100日を控えて市民社会団体と労組が LGグループの具光謨(ク・グァンモ)会長に公開質疑・討論提案書を渡そうとしたが、 使用者側はこれを受け取らなかった。

公共運輸労組ソウル支部と 「LGツインタワー清掃労働者集団解雇事態解決のための労働市民社会団体共同対策委」は3月15日午前、 LGツインタワーの前で記者会見を行って、 LGグループの具光謨(ク・グァンモ)会長に最終討論を提案して100棟テント闘争を宣言した。 記者会見を終えた参加者は具会長の執務室がある東館入口に移動して討論提案書を渡そうとした。 3月18日午後2時にLGツインタワーロビー座込場で 問題解決のための最終討論を進めようという趣旨だ。 だが会社側は提案書を受け取らなかった。

3月25日は業者変更を理由として解雇されたLGツインタワー清掃労働者が 雇用継承を要求しながら闘争を始めて100日目になる日だ。 市民社会団体と労組はLGツインタワーの前に100棟のテントをたてて 22日から雇用継承問題が解決するまで、24時間の座り込みを行う予定だ。

LGツインタワー分会のパク・ソヨン分会長は記者会見で 「具光謨会長は黙々無返答で私たちを見ている」とし 「われわれ清掃労働者は解雇という死刑宣告を受け、すでに死んだ命だ。 だがこの土地から消えることはない。 労組を作ったという理由だけで労働者を道端に追い出して何も言わないLG資本は 世の中の審判を受けなければならない」と声を高めた。

100棟テント闘争には青年をはじめ、他のLG労働者も合流する予定だ。 「LGツインタワー清掃労働者闘争に連帯する青年学生の会」のカン・ゴン活動家は、 「LGツインタワー闘争に連帯して、 これから青年・学生たちが体験する暗い未来を見た。 労組嫌悪に始まった不当解雇は、決して中壮年の非正規職女性労働者だけの問題ではない」と話した。 続いて彼は「この清掃労働者が職場から追い出されるのなら、 他の大企業からさらに小さく零細な企業でも似たような問題が発生するだろう。 こんなに労組嫌悪が幅をきかせる世の中では青年学生も決して安全ではない。 使用者の不当な態度と過度な労働搾取に抗議できず、 労働条件の後退を防ぐことも、雇用不安を避けることもできなくなる」とし、 闘争に最後まで連帯すると明らかにした。

希望連帯労組LGハロービジョン非正規職支部のユ・ヒウォン事務局長は 「支部も似たような問題で記者会見を行った。 同じ会社で同じ仕事をしているのに、 非組合員のほうが月給を多く払い、年次を多く出しているという」とし 「労組加入は『戻れない川を渡ること』だと話す。 だが私たちがたとえ楽に暮らせても、同僚や次の世代のためにその川を渡らなければならないということをわれわれは知っている」と話した。

一方、労組は質問・討論提案書で、 △用役業者変更時の用役労働者雇用継承に対するLGグループの立場、 △LGグループ内清掃労働者たちの労働条件向上のための計画などを尋ねている。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2021-03-27 01:58:56 / Last modified on 2021-03-27 01:58:58 Copyright: Default

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