アシアナKO、中労委の不当解雇判定に不服…8か月放置された労働者
使用者側、中労委の不当解雇の判定に不服、行政訴訟を提起
ウン・ヘジン記者 2021.01.19 17:39
「明日は零下何度だろう」。
座込場から追い出されたアシアナケイオーの労働者たちは、
鋭い寒波に翌日の気温を確認することが日程になってしまった。
つらい労働で節々にパスを貼った労働者たちが、
今は8か月以上の座り込み闘争で全身にパスを貼って暮らす。
労働委員会が相次いで不当解雇判定を下したが、
会社はこれを不服として行政訴訟を提起して、また労働者を放置している。
去る12月8日、中央労働委員会(中労委)が「初審維持」と判定し、
地方労働委員会に続いてアシアナケイオー労働者の不当解雇をまた認めた。
それでも労働者は会社が再審判定に対して行政訴訟を提起するという知らせにも驚かなかった。
たった1%の期待が崩れただけだ。
会社が不当解雇を認めないことはすでに予想していた。
▲アシアナケイオー解雇者の座込場にかけられた5つの労働組合帽子
「復職」ではなく「履行強制金」を払うという会社
会社は1月6日に開かれた交渉でも「復職」ではなく、「再雇用」の立場を出した。
事実上、不当解雇を認めないということだ。
仁川地労委とソウル地労委がそれぞれ昨年7月13日、7月16日に
「この事件の勤労者を元職に復職させ、解雇期間に正常に勤労していれば
受け取ることができた賃金相当額を支払え」と命令する内容を受け入れなかった。
使用者側は労働者の元職復帰ではなく、
労働委員会の救済命令不履行に対する履行強制金を払う側を選んだ。
アシアナケイオー使用者側は、
無給休職に同意書を作成しない労働者を昨年5月11日に整理解雇した。
その人員は8人で、このうち6人は復職闘争を続け、不当解雇救済申請を出した。
至難な闘争で現在は5人だけが闘争に残っている。
残った労働者たちは、アシアナ航空をはじめ、
アシアナケイオーの株式の100%を持つ錦湖アシアナ文化財団の朴三求(パク・サムグ)理事長(錦湖アシアナグループ前会長)との闘争を続ける計画だ。
錦湖アシアナ文化財団は公益法人だがアシアナケイオーをはじめ
ケイエイ、ケイエフ、ケイアールなど4つの委託業者を所有し、
毎年数十億の配当金を持っていった。
しかも寄付金名目で昨年だけで7億4700万ウォンを受け取った。
昨年8月には公正取引委員会が錦湖アシアナグループの不当インサイダー取り引きを捕捉し、
系列会社に320億ウォンの課徴金を賦課し、
朴三求前会長を告発した。
▲ソウル雇用労働庁の前アシアナケイオー解雇者の座込場
パスだらけの体…
「これらの人がいなければ、ここまでこれなかった」
闘争を始めて250日目の今日(1月19日)は、
整理解雇撤回のための連帯の会も発足した。
この日の朝の宣伝戦が終わって開かれた
「アシアナケイオー整理解雇撤回のための連帯の会(連帯の会)」発足記者会見には、
11の政党、市民社会団体が参加し、名前を連ねた。
民主労総公共運輸労組アシアナケイオー支部のキム・ジョンナム支部長は記者会見で
「中労委が不当解雇判定をしても履行強制金を払って解決すれば良いという
悪質企業主と悪徳企業の蛮行を強制できる法がまだ韓国には存在しない。
企業の顔色をうかがい、下手人の役割を果たす政府が真に嘆かわしいことこの上ない」と鬱憤を晴らした。
連帯の会からも糾弾発言が続いた。
労働党ソウル市党のイ・サンドク事務局長は
「新型コロナ拡散の中で非正規職労働者を中心として大量解雇の嵐が吹きあれている。
これと共に多様な業種で労働者は無給休職などで苦しんでいる。
企業は構造的に深まる経済不況を新型コロナによる不況だとし、
構造調整を強行するなど絶好の機会として使用中」と批判した。
また民主労総ソウル本部のキム・ジノク本部長は
「解雇の責任は朴三求前会長に問わなければならない。
あらゆる不正を行った朴三求前会長を拘束しなければならない」と声を高めた。
▲19日の中労委復職判定拒否アシアナケイオー糾弾! 整理解雇撤回のための連帯の会発足記者会見
支援者たちは「さらに多くの労働者民衆が力をあわせて、
必ず整理解雇を撤回させる。
元請と政府の責任を最後まで問い、
アシアナケイオー闘争の勝利のためにすべての支援と連帯を惜しまない」と声を揃えた。
記者会見が終わったが、支援者たちは散らないで当たり前のように座込場に入った。
キム・ゲウォル副支部長は健康が心配だという質問にズボンをまくり上げて、
ぎっしりと貼られたパスを見せた。
彼は「更年期なのであちこち痛いが、
最近は寒いので特にネズミがたくさん出る。
かたまった足をほぐすには、まだしばらくかかる。
毎日けいれんが起きて、血液循環制などの薬を飲んでいる。
会計監査さんの場合は座込場で眠り、とても体調が悪くなった。
全身をパスだらけです」と苦々しい微笑を見せた。
解雇者たちはただ喜んでいた雪の知らせが今は悲しい。
毎日靴下を2足履くことにも慣れた。
長い間闘争を続けられたのは、支援者の役割が大きかった。
毎日3回の宣伝戦を行っているアシアナケイオー宣伝戦には、
常に支援団体が参加した。
キム・ゲウォル副支部長は
「われわれ解雇者どうし、ある時は意気消沈する時もある。
寒い冬にひとりでも一緒にピケッティングをすれば力がわく。
彼らがいなければ、ここまでくることができなかった」と伝えた。
労組は会社に、
△すべての労組が参加する有給循環休職施行、
△雇用維持支援金申請による無期限無給休職者を含む有給循環休職議論などを要求しており、
労働部には復職および賃金相当額支払いのための使用者への圧力などを要求してきた。
公共運輸労組空港港湾運送本部のチェ・ハンギョル組織次長は
「航空機の運航便数と旅客人員が増加傾向なので、
解雇者の復職は十分に可能だ。
それでも使用者は解雇者と無給休職者を勤務に投入しない。
むしろ政府の無給休職者を支援する雇用安定協約支援金制度を悪用して、
無給休職者が50万ウォンで1か月頑張らなければならない状況を長期化させている」と指摘した。
原文(チャムセサン)
翻訳/文責:安田(ゆ)
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Created on 2021-01-26 09:22:39 / Last modified on 2021-01-26 09:22:44 Copyright:
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