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LG U+の労働者が本社を奇襲占拠

希望連帯労組「非正規職出身差別、労組弾圧深刻」

キム・ハンジュ記者 2019.11.13 14:21

LG U+の労働者たちが11月13日午後2時、LG U+竜山本社を奇襲占拠した。 労働者たちは直接雇用された非正規職出身労働者に対する賃金差別、 警告状の乱発など労組弾圧を中断しろと要求した。

希望連帯労組LG U+ハンマウム支部(以下労組)はこうした要求を掲げ、 10月28日にストライキに突入した。

労組組合員約40人はこの日、本社ロビーを占拠して、 △労組組合員懲戒脅迫中断および労組争議権尊重、 △非正規職出身労働者差別解消を要求した。 労働者たちはこの日の占拠を始めとして2日間、ロビーで座り込むと明らかにした。 午後2時20分現在、使用者側は本社占拠に特別な動きを見せていない。

労組は「LG U+が誇る正道経営は、初めから最後まで完全な虚構」とし 「使用者側は労労対立戦略を使って事業場の内部対立を扇動している。 彼らが強調してきた協業と尊重を自ら放棄している。 さらに労働者の憲法的な争議権さえ侵害して、民主労組つぶしに血眼になっている。 こうした反労働的な企業文化は必ず根絶しなければならない」と明らかにした。

[出処:希望連帯労組]

労組によれば、使用者側はストライキ後に労組の組合員に対して216回も相手に警告状を乱発した。 労組は10月の中央労働委員会調整中止を経て、 合法的な争議権を得てストライキをした。 また、使用者側は非正規職直接雇用以後、「必須維持業務」の拡大を労組に要求した。 必須維持業務制度は必須業務人員を決めて、彼らのストライキへの参加を制限する。

特に労組の組合員たちは、昨年の雇用労働部不法派遣判定によって直接雇用されたが、 相変らず賃金差別を受けている。 労組によれば、非正規職出身の運営技術労働者たちの平均賃金は、 正規職の事務技術職の59.8%水準だ。 労組の関係者は「LG U+が定額ではなく定律形態の賃上げ方式を固守し、 成果型賃金体系では非正規職出身労働者の賃金差別が深刻な状況」と話した。 差別的な賃金体系を改善しろいう労組の要求に、 使用者側は交渉で「既存の正規職労働者の賃上げ分を取っていくのか」と話し、 労働者間の対立をあおっていると関係者は伝えた。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2019-11-20 01:05:18 / Last modified on 2019-11-20 01:05:21 Copyright: Default

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