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ソウル大病院、「遺族が積極的治療を望まなかったのでペク・ナムギ死亡...病死と表記」

死亡の責任を遺族に押し付けるのか…特別調査委員長、「死亡の原因は外因死」

キム・ハンジュ記者 2016.10.03 19:21

ペク・ナムギ死亡診断書を作成したソウル大病院のペク・ソンハ神経外科長は 10月3日午後5時半、記者会見で ペク・ナムギ氏の死亡種類は病死だと再確認した。

▲ペク・ソンハ ソウル大学校病院神経外科長.

ペク・ナムギ農民の主治医であったペク・ソンハ科長は 「遺族は(延命治療などの)積極的な治療は望まなかった」とし 「患者は最善の診療を受けられずに死亡したと考えて(病死と)表記した」と明らかにした。

ペク・ソンハ科長は「死亡に至った高カリウム血症を積極的に治療していれば、 死亡しなかったと判断する」とし 「(医療スタッフの)最善の治療にもかかわらず死亡したとすれば、 外因死として記録しただろう」と付け加えた。

ソウル大病院側のこのような立場は、 ペク・ナムギ農民の死亡および病死表記の判断が遺族の治療の意思によって決定されたという主張なので、 新しい問題になりそうだ。

また大韓医師協会の死亡診断書作成指針から外れて作成された経緯についてもペク・ソンハ科長は、ペク・ナムギ農民の死亡は指針とは違うと主張した。 大韓医師協会が発刊した死亡診断書作成指針には 「心臓停止・呼吸停止などを直接の死因として記載してはならない」、 「死亡の種類は先行死因の基準で選択する」と書かれている。

これに対してペク・ソンハ科長は 「死亡6日前から高カリウム血症が現れた」とし 「高カリウム血症による急性心肺停止が死亡が直接の原因になった」と説明した。 つまり、大韓医師協会が死亡原因としてタブー視する心臓停止、呼吸停止と「心肺停止」は違うということだ。

またペク科長は 「先行死因が急性硬膜下出血だという事実は認めるのか」という質問に、「認める」と話した。 死亡診断書にも先行死因として急性硬膜下出血を指摘したが、「病死」と記載した。

しかしソウル大病院が構成した「死亡診断書議論に対するソウル大学校病院-ソウル大学校の過大学合同特別調査委員会」のイ・ユンソン委員長(大韓医学会長)は 「死亡の原因は外因死と見る」とし 「先行サインが急性硬膜下出血なら、自殺も他殺も外因死と表現しなければならない」と明らかにした。

だがイ・ユンソン委員長は 「特別委がソウル大病院の死亡診断書に修正、勧告をできるのか」という質問に 「まだ決定していない」と答えた。

なお、ペク科長はペク・ナムギ農民死亡前遺族が要請した医師所見書の作成を拒否した。 この日の記者会見でペク科長はこれについて回答しなかった。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2016-10-11 22:05:01 / Last modified on 2016-10-11 22:05:02 Copyright: Default

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