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李石基控訴審、RO実体は不認定、内乱陰謀無罪...内乱扇動罪だけ認定

弁護団「内乱陰謀が無罪なら内乱扇動も無罪当然...政治的重圧が作用」

キム・ヨンウク記者 2014.08.11 19:59

統合進歩党の李石基(イ・ソッキ)議員などによる内乱陰謀事件の控訴審裁判所は、 いわゆるRO(革命組織)の実体がないとした。 内乱陰謀罪でも無罪を認めた。 ただし内乱陰謀扇動と国家保安法違反容疑についてのみ有罪を宣告した。

弁護団は控訴審裁判所が内乱陰謀を無罪とし、内乱扇動罪を維持したことについて 「今の時期の政治的重圧感の表現だと理解する」とし、 大法院での無罪破棄差戻しに自信を見せた。

ソウル高等法院刑事9部(イ・ミンギョル部長判事)は8月11日午後2時に開かれた宣告公判で、 李石基議員に懲役9年、資格停止7年を宣告した。 李議員は1審では懲役12年と資格停止10年を宣告された。

裁判所は、問題になったROの存在の有無について、 ROの結成時期、加入、暴動準備などの活動内訳を認められる客観的な証拠がないとし、 実体を認めなかった。 当初から、統合進歩党と弁護団はROの具体的組織図さえ描けない組織事件は存在したことがないと主張していた。

裁判所は内乱陰謀罪についても 「内乱の時期、対象、準備についての役割分担など、内乱の輪郭をある程度特定しなければならない」とし 「李石基議員の発言が内乱の犯罪実行に合意したと認めるには不足する」と判断した。

ただし内乱扇動容疑については 「内乱扇動罪が成立するためには必ずしも内乱の時期、対象、手段などが具体的に特定される必要はない」とし 「李議員などは内乱扇動の目的で統一革命を完遂するために大韓民国の基幹施設を破壊しようとし、 国憲紊乱の目的で暴動を扇動するための発言したと認められる」とした。 裁判所は利敵表現物所持、革命同志歌斉唱などの国家保安法違反容疑についても ほとんど有罪を認めた。

控訴審の判決について弁護団のキム・チルジュン弁護士は 「内乱陰謀と内乱扇動は、 △ROという地下革命組織、 △事前の準備会議、 △戦争切迫時期か革命の決定的時期、 △内乱陰謀に対する提案と提案についての承諾による内乱陰謀の合意という 4種類の柱が必要だ」とし 「裁判所はこの4種類をすべて否定した」と指摘した。

「ROという地下革命組織は証拠がなく、事前準備行為があるとは言えない。 革命の決定的時期、戦争が差し迫った時期については認定できなかった」という趣旨の判決宣告が、 内乱陰謀と内乱扇動を支えていた4本の柱をすべて否定したという説明だ。

キム弁護士は続いて 「それでも内乱扇動を維持した理由について、 私たちは法理的に認められない。 ただし今の時期の政治的重圧感の表現だと理解する」とし 「一言で内乱陰謀が無罪なら、内乱扇動も論理的に当然無罪だ。 大法院は必ず内乱扇動を無罪として破棄差戻しをすると確信する」と付け加えた。

李正姫(イ・ジョンヒ)代表も 「今日の判決で統合進歩党にROという地下革命組織が存在し、 130人ほどの党員が内乱を陰謀したという国家情報院と朴槿恵政権の統合進歩党に対する理念論争と抹殺論は空中分解した」と強調した。

なお李石基議員と共に拘束起訴されたイ・サンホ水原社会的企業支援センター長は懲役4年と資格停止4年、 ホン・スンソク京畿道党副委員長は懲役3年と資格停止3年、 ハン・ドングン水原セナル医療生協理事長は懲役2年と資格停止2年、 チョ・ヤンウォン社会動向研究所所長、キム・ホンヨル京畿道党委員長、キム・グンネ京畿道党副委員長は懲役3年と資格停止3年を宣告された。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2014-08-12 02:36:59 / Last modified on 2014-12-24 19:11:42 Copyright: Default

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