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高踏村115番座込場撤去、警察暴力・人権侵害深刻

[4信]負傷者2人発生、直ちに龍回村101番座込場で行政代執行開始

密陽=パク・チュンヨプ記者 2014.06.11 11:50

密陽市と警察の行政代執行はそれこそ破竹の勢いだ。 力が弱い住民に、公権力は迅速で強力だった。

6月11日1時30分頃、密陽市と警察は上東面高踏村115番送電塔座込場を強制撤去した。 明け方の5時から始まった行政代執行は、府北面位良里チャンドン村華岳山入口、ピョンバ村129番、ウィヤン村127番の座込場に続く4番目だ。 密陽市と警察は直ちに丹場面龍回村の101番座込場の撤去を始めた。

12時頃に密陽市の公務員約100人が警察5中隊約300人を同行し、 115番座込場の撤去を始めた。

住民約50人と修道女、連帯市民約50人が座込場を守るために激しく抵抗した。 この過程で負傷者2人が発生し、病院に運ばれた。

警察は行政代執行に積極的に協調した。 密陽市の公務員が先頭になって座込場西側の抜け道から進入を試みたが、 住民と連帯者約20人が入口を防いだ。 すると後から待機していた警察約300人が直ちに抜け道を迂回して防いでいた人員を座込場から追い出した。

警察は座込場の前でミサをしていた修道女と神父を押し出した。 そして警察は座込場を幾重にも取り囲んだ。 警察は「竪穴の中にすぐカッターを投入しろ」と話した。 座込場の中にいた住民と修道女、竪穴に入って鎖を巻いて抵抗する住民約10人を鎮圧した。

警察は住民たちが巻いていた鎖をカッターで切り、 抵抗した住民と修道女を引き出した。 この過程で男性の警官が修道女と女性住民を引き出すという人権侵害も起きた。

警察が主導した行政代執行、人権侵害深刻
しがみついて抗議した修道女が丘から落ち、危ない状況に

警察は積極的に行政代執行を行った。 住民と連帯者を鎮圧する過程で、 修道女1人が丘に落ちるなどの危ない状況もあった。

取材妨害も起きた。 警察は取材中の記者を丘から押し退け、 座込場の中のある記者のカバンを持って引き出し、胸を押し退けた。 膠着状態で足が萎えた住民に面会しようとする弁護士を引き出すこともした。

ある警察は竪穴が空になると「良かった」と話して住民を刺激した。

現場にいたイ・ジョンヒ弁護士は 「住民が立ち上がれずに座っていると、警官たちが取り囲んで動けなくし、 人権侵害が激しい状況だった」とし 「警察は法的に安全予防措置ができるが、さっきの状況は逮捕状況だ。 弁護士の対面権が認められる。 逮捕状況でなくても身体の自由を深刻に制限する状況なので対面権が導き出される。 ところが逆に引きずり出された。野蛮的行為」と指摘した。

115番送電塔の竪穴座込場撤去を見ていたある市民は 「犬か豚のようにパッと入って、原則もなく、男女の区分もない」と泣き喚いた。

他の現場でも警察の無分別な公権力行使が問題視された。 129番送電塔の竪穴座込場にいたソ・グッカ弁護士は 「初めは行政代執行のために公務員が上がってきた。 令状を提示せず、弁護士が防いで要求すると、その時だけ提示した」とし 「その後、警察が主導して針金を切るなどして竪穴を撤去した。 警察は対峙状況で安全のための保護しかできない」と批判した。

警察は午後1時50分頃に現場から撤収した。 撤去された座込場にはすぐ掘削機が投入された。

1信から3信まで

付記
パク・チュンヨプ記者はニュースミンの記者です。この記事はニュースミンにも掲載されます。チャムセサンは筆者が直接書いた文に限り同時掲載を許容します。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2014-06-12 01:07:56 / Last modified on 2014-06-12 01:07:57 Copyright: Default

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