「韓米日、軍事情報共有もMD参加もするな」
シンガポールのアジア安保会議で作戦権・サード・韓米日軍事情報交流を議論へ
平和活動家たちが5月30日午前、 国防部の前で記者会見を行い、 政府に対して韓米日軍事情報共有了解覚書の締結とMD参加の拒否を要求した。
金�酊�(キム・グァンジン)国防長官は5月30日から6月1日まで、 シンガポールで開かれる第13次アジア安保会議に参加して、 韓米および韓米日の国防長官会談を行う。 金長官は韓米会談で △いわゆる「条件に基づいた戦時作戦統制権転換」推進方案、 △韓国のサード(THAAD)導入などの米MD参加方案、 △韓米日国防長官会議では韓米日軍事情報共有了解覚書(MOU)締結について議論すると発表した。
記者会見を主催した「平和と統一を開く人々(平統サ)」はこれについて 「朝鮮半島と東北アジアの平和を威嚇し、陣営間の対決と無限の軍備競争を作り出し、 地球的軍事同盟体を構築する輪」になるとして反対を要求した。
平統サはまず 「韓米日軍事情報共有了解覚書の形式の『機関間約定』によって軍事情報保護協定を締結しようとしているのは、 国会の同意要求や国民的な非難を避けようとする姑息な行為」と指摘した。 機関間の約定で締結しても、国家間の「信義誠実の原則」による政治外交的、道徳的義務は避けられず、義務を履行しなければならないという指摘だ。
平統サはまた、「韓米日軍事情報共有了解覚書締結の主な目的は、 韓日両国のMD体系を連動させ、 これを米国の東北アジアMD体系に結合させることにある」と反対した。
彼らによれば、いわゆる韓国型MDとは事実上、米国が提供する情報により、米国が主導する作戦により、米国が提供する迎撃ミサイルで迎撃する体系で、 すでに米国MDに編入されている。 それでも韓米当局が韓国にサードやSM-3迎撃体系を導入しようとしているのは、 韓国に飛んでくる弾道ミサイルより米国本土や日本、駐日米軍基地に向けて飛ぶ北朝鮮と中国の弾道ミサイルを迎撃するためのもので、 そのために東北アジアの平和とは相反するということだ。
平統サはこれ以外にも「『条件に基づいた戦時作戦統制権転換』は、 日米MD体系を統合運用しようとする韓米日当局の意図が作用している」とし、 これは「朴政権が軍事主権をまるで保守勢力の私有物であるかのように壟断することで、 国民と歴史の非難を免れない」と警告した。
翻訳/文責:安田(ゆ)
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Created byStaff. Created on 2014-05-31 06:46:11 / Last modified on 2014-05-31 06:46:11 Copyright: Default
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