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裁判所、清道送電塔工事を強行した韓電の主張を認める

韓電仮処分申請に23人に対し1日20万ウォン支払いの判決

チョン・ヨンギル記者 2014.02.21 19:29

大邱地方法院が韓国電力公社が出した清道送電塔反対住民と活動家23人に対する工事妨害禁止仮処分申請を認めた。 23人が進入路をふさぐなどの工事の妨害行為をした場合、1人当り1日20万ウォンを支払えという判決を2月17日に出した。

工事に動員される車両、重機、作業員などの交通を妨害すること、鉄塔敷地または鉄塔敷地に入る進入路、作業場に出入することも工事妨害行為だと規定し、 大邱地方法院は韓電の主張を認めた。

▲清道郡三坪里に付着した裁判所の告示文[出処:ニュースミン]

昨年11月、韓電大邱慶北開発支社は、 清道の345kv送電塔反対共同対策委に所属する団体の活動家と住民23人に対して工事を妨害した時に1日100万ウォンを支払えという仮処分申請を出したことがある。

これについて対策委は 「韓電の工事妨害禁止仮処分申請と裁判所の不当な決定は怒りに耐えない。 裁判所の決定告示に従わない」とし 「超高圧送電塔建設に反対する全国の連帯市民と共に、 あらゆる手段と方法を動員して必ず工事を防ぐ」と明らかにした。

これまで対策委は記者会見や韓電との面談で地中化などの代案を提示してきた。 だが韓電は、費用と前例を残せないなどの理由で対策委の提案を拒否した。

また清道郡三坪里の住民たちは、韓電の一方的な工事強行で「高危険外傷後ストレス障害症状」になっていることが明らかになった。 昨年10月、大邱慶北人道主義実践医師協議会が住民を対象とする「清道送電塔建設地域住民たちの健康権侵害実態」調査によれば、 調査者した14人の住民全員に高危険外傷後ストレス障害の症状が見られることが明らかになった。 このうち「非常に激しい外傷後ストレス障害」を示す人々が50%に達した。

対策委は「住民たちと対策委は『工事妨害禁止仮処分』を受けず、法を破って人権を踏みにじってきた韓電こそ、不法で反倫理的な工事を中断するのが当然だ」とし 「仮処分申請を出したのは無力で老いた住民を死に追いやるという暴挙」と韓電を批判した。

対策委は韓電の主張を認めた裁判所にも 「正義を正すべき司法府が韓電の不法性に免罪符を与えた」とし 「6年間、送電塔工事を防いで代案を模索するために努力してきた住民たちの意見を無惨に踏みにじった大邱地方法院を糾弾する」と批判の声を高めた。

対策委は告示不服従と共に、2月25日の国民ゼネストにも積極的に参加する予定だ。 また、対策委は3月1日、送電塔工事現場で「三坪里の平和のための長生祭」を開き、送電塔反対の戦いを続ける予定だ。(記事提携=ニュースミン)

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2014-02-23 00:47:47 / Last modified on 2014-02-23 00:47:48 Copyright: Default

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