キムジョ・グァンス、キム・スンファン同性結婚...「ひそかな愛、花のように咲く」

キムジョ・グァンス・キム・スンファンの「当然の結婚式、ある素敵な日」...国内同性結婚で初のゴール

チョン・ウニ記者 2013.09.07 22:14

花のように咲いた一組の夫婦、キムジョ・グァンスとキム・スンファン。二人の男の当然の結婚式を祝うために集まった祝い客で、式場は足の踏み場もないほどの混雑になった。

キムジョ・グァンス監督とレインボーファクトリーのキム・スンファン代表が 9月7日午後、清渓川広通橋の前で「世紀の同性結婚式」を上げた。映画監督ピョン・ヨンジュ、キム・テヨン、イ・ヘヨン氏の司会で進められたこの日の結婚式は、虹の旗、ピンクの風船と祝賀の横断幕がかけられ、「同性夫婦の誕生」から目を離せなかった千余人の祝賀客は賛辞と喝采を送り、二人の男性の結婚を祝い、幸福を祈った。

イディオテイップ、エイテンポなどのバンドの祝賀公演の後、照明が当てられた舞台に現れたキムジョ・グァンス、キム・スンファン夫婦は、結婚式で「ひそかな愛」の替え歌のミュージカルを披露して、性少数者としての人生と愛を歌い、結局愛する相手と出会って結婚にゴールインした心情を表現、祝賀客に涙と笑いをプレゼントした。その後、二人の男性は息を殺した観客が見守る中で婚姻を誓約、同性結婚の初めてのテープを切った。合唱団Gボイスの祝賀公演が続き、舞台から消えた二人は白いあじさいの花のように明るい服に着替えてまた登場し、夫婦生活十誡命を朗読、共同の人生に対する深い気持ちを表現した。

多くの社会的人士もイ・ドンソン夫婦の誕生を祝うために出席し、性少数者の当然の結婚式に一緒にした。性少数者たちも舞台に上がって支持と祝賀発言を伝え、パク・キョンソク全国障害者差別撤廃連帯常任共同代表、バン・ジョンウンコルトコルテック支部長も参加して、社会的少数者の連帯を現わした。

「自分を閉じ込める皮を破る愛の舞台」

白基玩(ペク・キワン)統一問題研究所所長は「今日、二人の若者が作る小さな家庭は芸術を創造するだろう」とし「自分を閉じ込める皮を破る愛の舞台」と祝った。

民主党の陳善美(チン・ソンミ)議員は「2つのことを約束する」とし「この夫婦の友人として彼らを守り、政治家としてさらに多く多様な人々が愛し合って家族になれるように、愛し合える社会にする」と明らかにした。

政治家の中には統合進歩党の金在妍(キム・ジェヨン)、進歩正義党の朴元錫(パク・ウォンソク)議員と、労働党の李鏞吉(イ・ヨンギル)代表も参加して、席を守った。祝賀客としては、ハリス夫婦を初め、リュ・ヒョンギョン、パク・ヒボン、ソ・ユジン、オ・ヒョンギョン氏などの芸能人も参加し、席を輝かせた。

文化連帯、チングサイ、同性愛者人権連帯など多様な社会団体もこの日の結婚式を支援し、同性夫婦の約束を支持した。結婚式を演出したイ・ドンヨン文化連帯所長(韓国芸術総合学校教授)は「ロマンティックで一生記憶に残る結婚式を作りたかった」とし「個人的に親密なこともあるが、文化的な意味が大きいので参加することになった」と明らかにした。

同性結婚反対者などが乱入、主催側は落ち着いて対処

同性結婚に反対する人々が突発状況を作ったりもしたが、大きな効果はなかった。

彼らは式典舞台の設置を妨害し、若干の混乱があった。式場には2人が相次いで乱入したが「動揺するな」という主催側の落ち着いた対応で静かに終わった。

イ・ヘヨン監督はこれについて「今日の同性結婚式がいかに重要な意味があるか、あらためて気付いた」とし「二人が幸せになれるように必ず守る」と明らかにした。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
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Created byStaff. Created on 2013-09-09 01:47:47 / Last modified on 2013-09-09 01:47:48 Copyright: Default

キムジョ・グァンス、キム・スンファン同性結婚...「ひそかな愛、花のように咲く」

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