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「裁判所、双竜車の労使合意を考慮せずに判決」

双竜車支部幹部解雇無効訴訟を棄却...『不当判決』と批判

チョン・ジェウン記者 2013.02.03 15:51

2009年の大量整理解雇で触発された占拠ストライキを主導した金属労組双竜車 支部の幹部たちの解雇は正当という判決が出され、裁判所を批判する声が高い。 双竜車平沢工場前の送電塔で76日間高空籠城をしているハン・サンギュン前金 属労組双竜車支部長なども控訴の意思を明らかにした。

水原地裁民事9部(部長判事ハム・ジョンシク)は2月1日、ハン・サンギュン前 双竜車支部長など10人が双竜車に提起した解雇無効確認請求訴訟を棄却したと 明らかにした。

裁判所は「緊迫した経営上の必要により実施する整理解雇に、原告たちが所属 する労組が反対してストライキに突入したのは、整理解雇に関する被告の権限 を否定し、経営権を侵害するもので、正当性が認められない」とし原告の請求 を棄却した。

使用者側が懲戒手続きを破ったという原告の主張に対して裁判所は「提示され た証拠を調べると、被告は、原告が所属する労組に懲戒の『立場を明らかにし てほしい』と何回も文書を送ったが、労組はこれを無視した事実が認められる」 と説明した。

だが今回の判決について、使用者側が懲戒手続きを破っただけでなく、2009年 のストライキでの労使合意書を裁判所が考慮していないという主張が提起された。

セナル法律事務所のキム・サンウン弁護士は「解雇無効確認訴訟が棄却された 10人の一部は拘置所にいて、懲戒委員会への出席そのものが不可能だった」と し「団体協約に保障された内容を適用されず、その上、裁判所側は企業労組が できたから労組の幹部ではないという意見も出した」と伝えた。

キム・サンウン弁護士はまた「10人の一部は占拠ストライキの途中で離脱した のに、裁判所はこれを考慮せずストライキの全責任を負えという調子の判決を した」と話した。

特にキム・サンウン弁護士は今回の判決で、裁判所が2009年ストライキの結果 として結んだ労使大妥協(8.6労使大妥協)を裁判所が全く考慮せずに判決したと 非難した。キム弁護士は「8.6大妥協によれば、48%を無給休職で復帰させると いったが、その精神から見れば52%に属する整理解雇者でもない組合員44人がス トライキをしたことを理由に解雇されたのは不当だ」とし「特に、使用者側が 約束を守らなかったことで復帰できなかった無給休職者も復帰しようとしてい るのに、裁判所の判決は8.6大妥協を考慮しない判決だ」と主張した。

参与連帯も2月3日に論評して裁判所の判決に「残念」とし「双竜車整理解雇を 正当化し、争議行為の正当性を狭める不当な判決」と批判した。

参与連帯は再度「双竜車整理解雇の過程で発生した疑惑と操作を正当化して、 労働者の生存権に直結する整理解雇を使用者の経営権の問題としか見ず、憲法 が保障する団体行動権を否定する裁判所の判断に、強い遺憾を表わす」として 「今後の控訴審での司法府の前向きな判断」を要求した。

参与連帯は「現在、韓国の裁判所は整理解雇反対を原則的に争議行為の正当な 目的として認めず、大法院判例(2001ド3380判決など)で整理解雇が『緊迫した 経営上の必要や、合理的な理由なく、不純な意図で行われる場合』には例外を 認める判示をしている」とし「まさに昨年9月の国会聴聞会でわかったように、 上海自動車の会計操作と計画倒産の疑い、その過程に介入した国家権力による 暴力など、合理的な理由なく不純な目的で行われたことが強く疑われる代表的 な事例」と強調した。

続いて参与連帯は「それでも裁判所はこの判決で、双竜車の整理解雇を緊迫し た経営上の必要により実施されたと正当化し、これを防ごうとする双竜車労組 の活動を、使用者の経営権を侵害する不法ストライキと言っている」として 「双竜車整理解雇の過程でわかった無数の疑惑と問題を隠し、これを正当化す るもので、明らかに不当な判決」と主張した。

裁判所が労組の『正当な争議行為』を狭く認めているという主張も提起された。 参与連帯は「団体行動権は労働者が団結して、集団的に労務の提供を拒否する ことにより、非対称的に使用者側に偏っている労使の力のバランスを取るため に憲法が保障している権利だ。憲法に基づいた団体行動権を深刻に制限して、 犯罪視して、その結果として出た使用者側の損害に対して民事・刑事上の責任 を問うことは、憲法の精神に対する重大な違反」とし「整理解雇と共に労働者 の生存権に直結する事項は経営権に関連があっても、争議行為の正当な目的に 含まれるのは明らかだ」と主張した。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


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