民主党、議員総会で双竜車の国政調査要求を党論で確定
「個別企業の労使問題ではなく社会的に解決すべき課題」
キム・ヨンウク記者 2012.10.04 14:19
民主統合党が10月4日午前の議員総会で『双竜自動車整理解雇真相究明のための
国政調査要求書』(洪永杓(ホン・ヨンピョ)議員代表発議)を党論で確定し、
国会の議案課に提出した。
国政調査を通じ、双竜車の整理解雇疑惑を糾明して、整理解雇者や無給休職の
犠牲者に解決方案を提示するということだ。
洪永杓議員は「双竜自動車整理解雇問題は、22人の労働者とその家族が、自ら
生命を断つ極端な選択があっただけに、すでに個別企業の労使問題を越えて、
全国民的・社会的な解決課題になった」と国政調査要求書提出の背景を説明した。
洪永杓議員は「9月20日の双竜自動車整理解雇関連聴聞会で、さまざまな疑惑と
問題を提起し、国民的な共感が形成されたが、パク・ヨンテ前双竜自動車人員
支援本部長、マヒンドラのパワンゴエンカ社長など、決定的な端緒を持ってい
たり、解決の糸口を持つ証人が欠席するなど、聴聞会の本質的な限界により、
深い疑惑糾明がきちんとできなかった」と付け加えた。
殷秀美(ウン・スミ)議員も「民主党環境労働委の委員は双竜車整理解雇問題を
秋夕前に解決したかったが、セヌリ党や朴槿恵(パク・クネ)候補が立場を表明
せず、解決できなかった」とし「マヒンドラが約束した投資をして、政府が追加
支援に合意しさえすれば、問題は簡単に解決する。そのためにもまず国政調査
をしなければならない」と強調した。
民主党国政調査要求の主な内容は、△中国の上海自動車が双竜自動車の自動車
生産技術をすべて流出させた後、資本を流出させるため会計操作による計画的
な不渡りを共謀した疑惑、△会計操作疑惑、△会計操作などを根拠に、2646人
の労働者を整理解雇した疑惑、△使用者側の整理解雇に当時の政府が介入して、
これに反対して職場を占拠した労働者の鎮圧で発生した警察や用役警備業者の
職員の暴力的な過剰鎮圧の疑惑、△以後、労使合意による無給休職者の復職に
よる使用者側の意図的な懈怠の疑惑、△双竜自動車(株)買収企業のマヒンドラ
による『技術流出』・『食い逃げ』疑惑などについての全面的な真実糾明だ。
国政調査事案の範囲
1) 政府が上海自動車の技術流出の全貌を把握しており、双竜自動車の不渡りが
流動性の危機ではなく政治的な理由によるものであることを知りつつ、これ
を幇助してむしろ法定管理人に構造調整を促したことに関連して提起される
疑惑一切
- 外交通商部と青瓦台を通じて中国当局と協議した内容
- 検察が双竜車の技術流出に関して捜査した内容
- 産業銀行が上海車と議論した内容
2) 政府が当初から労使交渉を通じ、事態を解決しようとせず、労働組合のスト
を誘導した後で公権力の投入により労働組合を瓦解させようとした疑惑一切
- 警察庁が労使交渉を仲裁した内容と当時の客観的な状況
- チョ・ヒョノ京畿支庁長が青瓦台に直接報告した内容
- 双竜車関連関係機関対策会議で議論された内容
- 警察が鎮圧に使用した装備および準備の内訳
3) 上海自動車が故意の不渡りを正当化して資本の撤収を容易にする目的で当時
外部監査を担当していたアンジン会計法人と共謀し、会計を操作した疑惑一切
- 損傷差損検討時に純売却価を検討した内訳
- 車種生産中止計画が変更された内容と使用価値を計算した内訳
- アンジン会計法人と双竜車の間でやりとりされた会議の内容
4) 法定管理人とサムジョンKPMGが回復法の弱点を利用して、意図的に資産実態
調査を縮小し、資産実態調査の額ではなくアンジンの監査報告書を基礎とし
て構造調整を正当化した疑惑一切
- 法定管理人が韓国鑑定院に有形資産の一部だけを依頼した理由
- サムジョンKPMGが監査報告書だけで財務を判断した理由
- 法定管理人とサムジョンKPMGが構造調整計画を共謀した内容
- 韓国鑑定院の鑑定家とサムジョンKPMGが法院に報告した内容
5) 韓国の自動車企業の歴史上、最高の損傷差損が発生したのに、金融監督院が
特別な実態調査をせず、政府次元の対策により、これを黙認した疑惑一切
- 当時、金融監督院が監理を判断しなかった理由
- 2012年の金融監督院の双竜車監理内訳
6) サムジョンKPMGが会社と共謀して生産性数値を操作し、自動車産業で常識的
に使わない比較により、生産部門約2300名の構造調整を正当化した疑惑一切
- サムジョンKPMGとサミル経営コンサルティングが使用した資料の出処
- 会社側が提供した資料の信頼性
- HPVを根拠に構造調整を断行した理由
7) サミル会計法人が法院が判断するための調査報告書を、整理解雇を前提に
作成したことに関して提起される疑惑一切
- 企業価値算定の根拠にした資料の内容
- 2646人の構造調整案以外に代案が検討されなかった理由
8) 回生法院が整理解雇の適切性に対し、一度もきちんと検討せず、二社の会計
法人の話を前提に整理解雇を含む回復計画を認可したことに関して提起され
る疑惑一切
- コ・ヨンファン当時破産法院判事が変動が激しい資産価額に対して特別な再検討をしなかった理由
- サムジョンKPMGとサミル会計法人が破産法院と共有した内容
9) 2009年5月22日から続けられた労組の職場占拠ストライキに対し、7月16日に
使用者側が医療陣の出入を制限し、20日からは水とガス・電気を切るなど、
ストライキ労働者の生存権と健康権を担保にした労働権弾圧に関して提起さ
れる疑惑
- 使用者側が不法な用役を使って暴力を行使し、出入を制限した行為
- 医療陣と飲料水の搬入を妨害しないようにという人権委員会の勧告を無視した行為
- 消防法を無視して水道とガスなどを切った使用者側の行為
10) 労組の職場占拠ストライキの過程で警察がストライキ労働者に対して
行った違法な行為一切
- 当時警察が化学薬品を混ぜた催涙液、テイザー・ガンとゴム銃などの殺人武器を使ってストライキ労働者の生命権を威嚇した内容
- 警察と用役が合同作戦を行う過程での不法行為と警察の黙認および違法の内容
11) 雇用労働部は、経営上の理由と解雇回避の努力のどちらにも問題があるこ
とを知りつつ、政府次元の対策や、まともな検討もせず整理解雇を認めた
疑惑一切
- 労働組合の自救案について検討したかどうか
- 雇用労働部が労使を仲裁した内容
- 関係機関対策会議での雇用労働部の役割内訳
12) 非正規職の不法派遣と優先的な解雇について雇用労働部は何の指導もせず、
むしろ使用者側を肩を持ったという疑惑一切
- 解雇された非正規職労働者は、不法派遣について陳情し、各種の情況か
ら事実上の不法派遣が確認されていたが、これについて労働部の調査や
解決をしようとしたかどうか
- 構造調整過程で非正規職に対し、優先的に解雇した情況に対する把握と
これを黙認したかどうか
13) 雇用労働部は、使用者側が雇用の余力があることを知りつつ、指導をしな
かったという疑惑一切
- マヒンドラ買収後、双竜車で非正規職が急激に増加している内訳と勤労
時間上限違反の内訳と雇用労働部のこれに対する措置の内訳
14) マヒンドラへの売却時に、構造調整計画を立てたサムジョンKPMGと政権の
親戚が役員だったマッコーリー証券が莫大な金を稼いだ疑惑一切
- 売却幹事社の契約内容とマヒンドラ-双竜売却契約書の内容
- 両社の双竜車との取り引き入出金の内訳
15) ストライキ以後、労使合意により無給休職者復職に対し、双竜自動車(株)
の合意を履行する意志もなく、買収者のマヒンドラが上海自動車と同じよ
うに技術流出後に資本撤収、すなわちいわゆる『食い逃げ』を試みている
ということに関する一切の疑惑
- 双竜車の投資内訳とマヒンドラの貢献内容
- 今後10年間の投資計画、技術共有の内容
- 人員削減しても赤字が減らない理由
原文(チャムセサン)
翻訳/文責:安田(ゆ)
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Created on 2012-10-05 06:46:57 / Last modified on 2012-10-05 06:46:57 Copyright:
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