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曹渓宗、双竜車問題解決祈願、10万拝 祈祷

[インタビュー]チョンホ僧侶「労働の問題を自分の問題と認識すべき」

ソン・ジフン記者 2012.09.13 13:02

曹渓宗労働委員会が9月17日から、双竜自動車の問題解決を祈る10万拝を始める。 毎日千拝、百日間、大漢門双竜自動車焼香所の前でリレーで続けられる。初日 の17日には、労働委員長のチョンホ僧侶が1千拝を上げる。その後は双竜車氾国民 対策委、各界の市民社会と一般市民が100日間で10万拝を続ける。10万拝は双竜車 だけでなく、才能、SJM、コルトコルテックなどの事業場の闘争が平和かつ迅速 に解決することを願う意味の祈願だ。労働委員会が発足の時から強調してきた 『仏教的解決法』の第一歩。

▲無遮大会当時、キム・ジョンウ双竜車支部長

曹渓宗労働委員会は、宗教界で初めての宗教団体直属の労働専門機構だ。労働 懸案に対し、『仏教的解決法』を提示するという趣旨で先月発足した。曹渓宗 総務院長のチャスン僧侶は「曹渓宗労働委員会が労働現場の叫びにいつも耳を 傾け、慰労の手を差し出せる所になりたい」と明らかにした。「労働委員会は 無力で疎外される労働者の痛みに共にできなかった仏教界の反省」という言葉 も付け加えた。貧しく疎外される人々への『慈悲』を強調した仏の教えが、 つまり曹渓宗労働委員会の誕生につながったのだ。

10万拝祈祷を伝える記者懇談会が開かれた9月12日の午後、仁寺洞の曹渓宗労働 委員長のチョンホ僧侶から曹渓宗労働委員会についての話を聞いた。チョンホ 僧侶は「若い労働者22人の死に何もできなかったのが労働委員会の始まり」と 話した。僧侶は「イベント性の行事のようなものにはしない」と話し、ずっと 真正性を強調した。曹渓宗労働委員会の活動が労働者たちの現場に実質的な力 になりたいという。

懇談会に参加した記者に自分が購入した『椅子遊び』を配り、双竜自動車と 労働現場にさらに深い関心と愛情を持ってほしいと頼む労働委員長僧侶との 対話を整理した。

▲曹渓宗労働委員長ジョンホ僧侶

非正規職、整理解雇、用役暴力などの労働問題が発生する理由は何だと思うか

社会が無限の成長に固執して強要していたためだ。大量に生産し、大量に消費 する生き方を変える時だ。事実このような成長万能主義が危機に直面したのは、 前の世界金融危機の時にわかったことだった。

他の国々は脱原発を試みるなど、生態産業に関心を注ぎ、生き方を変える努力 を始めたが、われわれは相変らず成長という幻想を強要している。GDP 3万ドル 時代を云々するが、3万ドル時代になればもっと多く働かせ、もっと多く搾取す ることになるのだろう。

それを一番現実的に示しているのが双竜やSJMで起きた事だ。委託警備に払う金 を労働者に払えば良いのに、もっと搾取するために人に鉄の塊を投げる世の中だ。

成長だけを強要する新自由主義体制への問題意識か?

問題は、90年代から新自由主義が世界的な傾向になって発生した。金泳三政権 の労組法かっぱらいや、労働柔軟性の議論、非正規職、整理解雇の問題。全く 同じ文脈の問題だ。仏教界が問題提起をして制約を加えたという大層な表現を 使うことはできないが、この時代を生きる労働者、特に『88万ウォン世代』や 『3ポ世代』といった言葉がなじむ若い青年に恥ずかしく悲しい心が活動の根拠 でありうる。

宗教の社会参加、特に大統領選挙政局を前にした時点で核心問題の『労働』を持ち出したことをいぶかしく見る視線がある

『曹渓宗の左傾化』という話も聞いた。しかしこれは政治活動でも社会参加で もなく、宗教本来の活動だ。政治活動だと言われれば仕方がない。ただ、疎外 され力がない人に手を差し出し、慰労する宗教本来の活動をしていくだけだ。 これが時代の要求と人々の期待だと考える。

信徒の中にも労働委員会の活動をいぶかしく思ったり憂慮する人々がいる。し かしその人たちは、この問題が自分の問題でもあり、自分たちも労働者である ことを認識してほしい。皆が実は労働者だ。こうした現実がいつでも自分にも 起こり、この搾取と弾圧の問題が自分の問題だと認識し、自分化の過程を信徒 にも大衆にもお願いしたい。

強調した『真正性ある活動』とは何か

彼らと共に過ごしたい。夏には共に暑く思い、冬には共に寒く思い。そうして 彼らの話を聞き、心から理解することからしたい。当分は彼らの話を聞き慰労 して、彼らの声に力をのせて伝える役割から始める。イベントにだけ汲々とし、 いい顔をするような活動はしない。

労働委員会が単に労働だけでなく、進歩的な問題にも敏感に反応できるか

持っている肩書は、3つある。労働委員長だけでなく、実践仏教僧伽会と永登浦 障害者福祉館にも席を持っている。他の進歩的問題についてもできることはきっと あるだろう。隣の宗教、市民社会と一緒に連帯して、すべきこと、できることを 探している。

労働委員会の活動が、最近の宗教団体の不祥事を刷新し、国民の信頼を回復するための助けになるだろうか

イメージ刷新というようなことは考えていない。簡単に許され、理解されると は考えてもいない。労働委員会は単にするべきことをする。あの不祥事の容赦 はさらに長い間、真心を込めて求めなければならない。ただし、労働委員会が しっかり役割を果たし、その真正性を多くの人が理解してくれれば許しを請う 時間が短くなるかもしれない。

特に双竜自動車に集中する契機があったのか

若い命二十二人が死んでいくのを見て、この死を必ず止めなければと考えた。 命だけは守ってやりたい。そして双竜自動車問題はある種の象徴だと思う。 双竜車問題の解決が整理解雇、非正規職問題を解決する端緒になるだろう。

チョンホ僧侶は山寺に入れば最初に出会う入り口の『一柱門』のことを話した。 一本の木を互いに違う二つの柱が支える一柱門は、不異思想を内包すると言う。 「あなたと私が違わないから、労働の問題を皆の問題として認識して受け入れ なければならない」ということだ。

チョンホ僧侶は17日から始まる10万拝の祈祷を初めて行う。労働する衆生が 苦しまないように祈る彼と、労働委員会の『仏教的解決法』がどれほど大きな 響きを作り出せるか、帰趨が注目される。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2012-09-15 01:41:24 / Last modified on 2012-09-15 01:41:25 Copyright: Default

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