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韓国:今日も江汀村にはサイレンが鳴る | |
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今日も江汀村にはサイレンが鳴る[寄稿]済州海軍基地白紙化のために国家暴力に対抗して5年間戦う
散布(済州平和人権センター) 2012.02.09 12:07
日常になった江汀村のサイレン今日も江汀村にはサイレンが鳴っている。緊急な音声が村のスピーカーから 鳴り響く。「今、緊急な状況が発生したので村の住民は仕事をやめて海軍基地 工事現場正門に出てきて下さい」と何度も訴える。また済州海軍基地工事現場 正門で、村の住民と警察が対峙しているためだ。そのうち8人が連行された。 江汀の住民の声には怒りとくやしさが共ににじむ。江汀村ではサイレンが 一日と置かずに鳴る。事実こんなことが江汀村の住民には日常になった。オルレ 第7コースに来たオルレ観光客はいぶかしがる。それもそのはず、どの村でも 経験できない場所だから。まるで民間防衛訓練のように村の住民はサイレンが 鳴れば放送を聞き、それにあわせた行動をするからだ。 江汀村の住民は誰に対して、こんな一糸不乱に動くのか? ご存知のようにそれ は国家権力だ。国家が不当に一方的に絶対的な権力を振るい、暴力的で不法な 方法で海軍基地工事を強行しているためだ。 3万人虐殺という済州4.3の痛みを想起させる済州にはまだ4.3の痛みが残っている。1948年4月3日、済州の民衆は、南と北の 分断という悲劇を見て立ち上がらないわけにはいかなかった。ようやく得た独 立なのに、今は朝鮮半島を分断する状況で、民衆は怒って立ち上がった。多分、 怒らない民衆はいなかっただろう。しかし済州道民の怒りは一番惨めな代価を 払った。済州4.3抗争で約3万の民衆が虐殺され、今も行方が分からない民衆が いる。こうした強行は、ほかでもない国民を保護すべき国家権力によって行わ れたのだ。ここには理念もなかった。国家権力は済州の無力な民衆を『左派』、 『アカ』、『暴徒』と烙印し、銃刀で鎮圧した。 済州海軍基地の建設をめぐる論争は、済州地域で20年近くさまざまな議論を呼 んだ代表的な事案だ。2010年12月から海軍基地建設が本格化した。これに抗議 する過程で、多くの連行者が発生し、物理的衝突は続いている。政府は首都圏 地域の警察まで投入して江汀村を通る主要道路を統制している。どこにも見ら れない国家権力の横暴が行われている状況だ。だから済州地域の住民は、現在 の江汀村から済州4.3を連想して怒る。 村共同体を壊して江汀村には200ほどの頼母子講があった。しかし今は頼母子講どころか小学校の 同窓会まで賛成と反対の会員に分かれ、会がなくなったり半分になった。それ ばかりか愛があふれる教会も海軍基地問題で分かれて礼拝をしている実情だ。 伝統的に済州は共に暮らしていく共同体意識が強い生活の歴史を持っている。 村に大事があれば皆同じように助け合い、畑作から多様なことまでいくら大変 なことがあっても、うまく勝ち抜いてきた。済州では皆が甥や姪であり叔父だ。 だから村全体が家族のように暮らしていたし、厳しい環境の中でも幸せな人生 を享受した。こうした幸福さえ奪われ、江汀村住民には笑いがなくなった。 その幸福を奪った当事者は、まさに国家権力だ。 住民自らの決定をなぜ受け入れないか2007年、海軍基地建設事業最終候補地に決定された時、江汀村はこれまで一度 も候補地として議論されなかった地域だった。しかし地域の維持と一部の漁民 を懐柔して謀略し、4月末に奇襲的に村会長をはじめ数人の住民の主導で、誘致 申請が行われた。これと共に突然の過程は、海軍と済州島当局の事前介入など によるものだったことが、その年の6月、村住民の証言で明らかになった。以後、 2007年8月20日に全住民投票が行われ、19歳以上の住民725人が投票に参加して、 反対680人/賛成36人/無効9票で反対を決めた。この過程でも公権力が賛成住民 をあおり、投票箱を奪うなどで住民投票を妨害する態度を見せた。 あなた方は誰のための公権力なのか!1月10日、済州海軍基地工事現場の正門前で祈祷をしたことを理由にカトリック の修道女と神父、そして一緒にいた青少年も29人が業務妨害容疑で強制連行 される事件が発生した。このように修道者を強制的に連行するのは、例のない ケースだ。だが江汀村ではとてもめずらしい事例が頻繁に起きる。今まで警察に 連行された数だけでも、およそ200人は優に越える。そしてやってくるのは罰金 爆弾だ。国家権力は罰金で圧迫して威嚇したが、江汀村住民は挫けなかった。 ![]() 公権力という名で懐柔と脅迫をしたのは土地強制収用の時にもあった。海軍が 50人ほどの地主にいちいち電話をかけ、早く土地補償費供託金を受け取らない と、国家事業を妨害することになるので強制収用土地にある施設に対する課徴 金を賦課するということだ。結局村の年よりは、泣土地を出すしかなかった。 先日、検察が村会長などの済州海軍基地反対運動をしている人に送った控訴状 を見て笑いが出てきた。検察は控訴状で海軍基地反対団体を罰金で処罰しても あまり効果がないとし、裁判所に実刑を宣告するよう注文した。海軍基地反対 闘争に必要な装備などを購入して8000万ウォンに達する保釈金を一時に納付し たことが、罰金刑では効果がないという根拠だった。本当に韓国の司法府は、 量刑の基準もなく自分勝手だということがよくわかる。違法の程度により処罰 が行われないのは明らかだ。済州海軍基地反対の声が出せないようにしようと いうのだ。2月2日、ヤン・ユンモ監督の令状実質審査でも、異例にも捜査検事 が直接裁判所に出てきて「寛大さの限界を越えた」等の発言して見せた。結局、 ヤン・ユンモ監督は拘束された。 しかしわれわれははっきり覚えている。いわゆる関係機関連席会議という名で 警察、検察、国家情報院、海軍、済州島の高位職が集まって、どうすれば江汀 村の住民と海軍基地に反対する済州道民を捕まえられるのかを議論したという 事実をだ。 生命平和の村として生まれ変わることを期待しながら江汀村はこの5年間、済州海軍基地建設に反対して、住民の権利を強奪してまで 暴力と不法、違法に進められてきた国家暴力と戦ってきた。済州海軍基地反対 闘争が人々の記憶から消えるのではないかと心配する人もいる。それでも江汀 村の問題は全国に、世界に知らされ、多くの人々が連帯している。この連帯の 力で済州海軍基地を全面白紙撤回させ、さらに済州が生命平和の島でアジア平 和の中枢として機能するようにしていく江汀村共同体になることを願う。(出処= 人権オルム) 翻訳/文責:安田(ゆ)
Created byStaff. Created on 2012-02-10 01:52:12 / Last modified on 2012-02-10 01:52:15 Copyright: Default 世界のニュース | 韓国のニュース | 上の階層へ | |