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超高圧送電塔に反対した70代の住民が焼身自殺...「工事を中断しろ」

「新古里原子力発電所の建設と高圧送電塔の建設を即刻中断しろ」

蔚山労働ニュース編集局 2012.01.18 13:20

1月16日午後8時10分頃、慶尚南道密陽市山外面フィゴク里ポラ村で、76万5000 ボルトの超高圧送電塔建設工事の強行に抗議して、村の住民イ某氏(74)が焼身 自殺した。

▲密陽市山外面フィゴク里ポラ村の入口に設置された焼香所の前に集まった村の住民[出処:蔚山労働ニュース]

20代に見える用役業者職員約50人が装備を投入し、送電塔工事現場の故人の畑 に入ったのは、この日の明け方4時だった。

ほとんどが60〜70代の住民約20人が用役職員と体当たりをして工事の強行を防ぎ、 この過程で一部の住民が疲れて足首に怪我をし、病院に運ばれた。

普段よく「私が死ねば送電塔問題が解決する」と言っていた故人はこの日、 用役職員の暴行に怒り、二回焼身しようとしたが、住民が止めたために実行 できなかった。

だが夜になっても建設装備を撤収せず、翌日も作業を行うという韓国電力側の 情報が伝えられ、故人は村入口の橋の上で焼身を決行、命を絶った。

[出処:蔚山労働ニュース]

韓国電力は、新古里原子力発電所で生産した電力を嶺南地域に供給するため、 釜山、機張郡、蔚山市、蔚州郡、慶南道梁山市、密陽市、昌寧郡をつなぐ90.5 キロの区間に計161基の超高圧送電塔の建設を進めていた。

昌原に建設される北慶尚南道変電所に通じる密陽には最多の69本の鉄塔ができる 予定だ。

政府は今後、北慶尚南道と首都圏をつなぎ、国土を斜めに縦断する超高圧 送電塔の建設を推進しているという。

密陽市山外面と山東面など5つの面の住民は、この数年間、送電塔建設に反対し、 韓電、施工者側と対立してきた。この過程で住民約130人が告訴・告発された。

密陽765kV送電塔反対対策委員会のウ・イルシク代表は「韓国電力が市価で8億 8000万ウォンの農地に880万ウォンの補償額を提示した」とし「住民との交渉が 妥結しないため、韓電は供託金6000万ウォンで土地を強制収用して工事を強行 した」と話した。

▲「保存」と記されている故人の焼身現場[出処:蔚山労働ニュース]

密陽市の4つの面の住民対策委員会と市民団体は、急いで葬儀委員会を設けた。 葬儀委員会は17日の午後に故人の遺体を謀臣焼身現場で「故人の貴重な犠牲を 無駄にしないように、韓電は3か月以上工事を中断して故人の葬儀などの費用に 関する一切の事項を解決しろ」と要求した。

葬儀委員会はまた「故人の犠牲を無駄にしないように、765kV送電塔問題の解決 と葬儀を関連させる」とし「家族の葬儀は5日葬で行うが、その後、市民葬に 準じる765対策委葬で故人を迎える」と付け加えた。

密陽市議会も18日に特別決議文を採択し、「韓電は高圧送電線路事業の問題に ついての根源的な解決策ができるまで工事を中断し、政府は地域住民の一方的 な犠牲を強要する送電塔に関する電源開発促進法を即刻改正しろ」と要求した。

蔚山環境運動連合は17日に声明を出し「大規模送電線は、必然的に環境破壊と 地域住民の生存権を威嚇する」とし「核発電所の危険と送電線による日常的な 住民の被害などを根本的に防ぐため、長距離輸送方式のエネルギー政策、供給 中心のエネルギー政策の変化が必要だ」と強調した。

脱核蔚山市民共同行動も「放射能漏出という極限の危険と高圧送電塔の電磁波 に至るまで、地域住民の生存を威嚇し、蔚山・釜山・慶尚南道一帯に暮らす 300万市民の命を威嚇する新古里原子力発電所の建設と高圧送電塔の建設を 今すぐ中断しろ」と要求した。(記事提携=蔚山労働ニュース)

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2012-01-19 09:20:31 / Last modified on 2012-01-19 09:20:39 Copyright: Default

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