［3信］本大会後に南営駅までデモ行進...散発的な衝突

［国際民衆行動の日］ 16時30分、柩御輿を焼いて南営駅前で整理集会

4時半に本大会が終わり、6千の国際民衆共同行動の日参加者たちは、ソウル駅 から南営駅まで歩いて行進した。

出発の過程で警察がデモ隊を頑なに阻止、これから出て行こうとするデモ隊と 警察の間で小競合が起きた。

警察が許可した平和的デモ行進だったのに、警察が阻止したことであちこちで 「許可がおりたデモ行進だ」、「李明博政権は何が恐ろしくて平和なデモ行進 を防ぐのか」などの非難と揶揄があふれた。

15分ほどの小競合の末、デモ隊の全てが警察兵力を突破して出発地を出た。 デモ隊は四車線を占拠して順調にデモ行進を行った。

デモ隊の最前列には民主労働党のイ・ジョンヒ議員と進歩新党のチョ・スンス 議員、民主労総のキム・ヨンホ代表、韓国進歩連帯イ・ガンシル代表などが 「人が優先だ! 経済危機の責任を転嫁するG20を糾弾する」という横断幕を持っ た。その後を柩御輿と多くの幟が従った。

参加者は「国民を殺すG20に反対!」「労働者・庶民は団結して韓米FTAを粉砕し よう!」等のシュプレヒコールをあげながら、一時間ほどデモ行進を続けた。 途中、あふれる雨脚で少しの間デモ行進が中断したが、完全にデモ隊を止める ことはできなかった。

5時半、デモ隊は目的地の南営駅に到着した。そして激しい雨と雷という悪天候 の中で整理集会を行った。

ここで米国労総のある幹部は「韓米FTAは米国の労働者だけでなく、韓国の労働 者を抑圧する」とし「韓米FTAは阻止すべきだ、さらに公正な貿易協定を作らな ければならない。われわれはこれからも皆さんの闘争に連帯する」と話した。

南ア共和国労組所属のある活動家は「皆さんの闘争は南半球の民衆と労働者の ための闘争」と話した。彼は「G20は決して民衆、労働者のための決定はしない」 とし「金融投機がこれ以上世の中を支配しないように、労働者が団結しなけれ ばならない」と話した。

キム・ヨンフン民主労総委員長は「デモ行進の間の稲妻はG20のためのもの」と しながら「この政権が批准しなければならないのは韓米FTAでなくILO国際労働 基準であり、この政権がするべきことは金持ち税金をかき集めること」と叫んだ。

最後にFTAの死を象徴する柩御輿を焼く儀式を行った。これでFTAは永遠に世の 中から消えた。

一方、整理集会の途中に警官が集まり、デモ隊を強制解散させようとしたため、 デモ参加者が激しく抗議した。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
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Created byStaff. Created on 2010-11-12 08:25:54 / Last modified on 2010-11-12 08:26:05 Copyright: Default