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6・13露天商大会30周年…3千人集結

相変わらず露店弾圧…「私達を放っておけ!」

キム・ハンジュ記者 2018.06.04 15:22

今年で30周年をむかえる6・13露天商大会が6月4日、光化門広場で開かれた。 この日の大会には露天商、労働者、農民約3千人が集結した。

彼らは政府が用役を動員して露店を強制撤去させる警備業法、行政代執行法を全面改正し、 露店基本法と露天商保護特別法制定を要求した。 また政府に露店過怠金などの露店管理対策を中断し、 露天商の自立権と生存権を保障しろと主張した。

民主露天商全国連合のチェ・ヨンチャン委員長は大会発言で 「6.13大会が30周年をむかえたが、露天商は相変らず弾圧されている」とし 「二日前(6月2日)、泰安海水浴場で用役100人ほどが女性に性的羞恥心をあたえる蛮行を行って露店を強制撤去した。 鷺梁津水産市場にも水産協同組合と政権が熱心に商売をした罪しかない商人を追いやっている。 文在寅(ムン・ジェイン)政府が朴槿恵(パク・クネ)の蛮行を踏襲するのなら、 露天商は人間扱いされる世の中を作るためにキャンドルではなく松明を持って先頭に立つ」と明らかにした。

貧民解放実践連帯のナム・ギョンナム共同代表は 「もし100万露天商が露店をしなくなれば、社会から100万の雇用がさらに必要になる。 だが政府は公共部門81万の雇用も作ることができない。 露天商問題を解決する意志と能力がない。 だから中央政府と地方政府は、露店は露天商が処理するからそのままにして置けということ」と伝えた。

民主労総のペク・ソックン事務総長も連帯発言をして 「私たちがいたから燃え上がったキャンドルだが、 今も露店の摘発が横行しており、労働者たちは最低賃金を奪われている」とし 「30年前、労働者、農民、貧民、撤去民は権力をにぎるために旗を上げた。 民主労総はその旗の連帯精神で最後まで一緒にする」と声を高めた。

全国農民会総連盟パクヘンドク議長もまた 「農民が一番忙しい時期に光化門に駆け付けた」とし 「自分がキャンドルだという文在寅政府が露天商関連法を変えずにいる。 また労働者からは最低賃金を奪い、企業の味方をしている。 文在寅大統領が朴槿恵の前轍を踏むのなら、 その罰も同じように受けるだろう。 労働者、農民、貧民の力で打破していく」と強調した。

この日の大会は、民主露連が主催して、 全国民主労働組合総連盟、全国農民会総連盟、全国女性農民会総連合、韓国進歩連帯、貧困社会連帯などが連帯した。 今回の大会は6.13地方選挙と重なったため、一週間操り上げて進められた。

6・13露天商大会は1988年のオリンピックの前、 軍部独裁政権の露天商弾圧に対抗して露天商約3千人が6月13日に 市庁で行ったデモから始まった。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


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