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星州・金泉住民青瓦台の前で絶叫...「THAAD追加配置計画撤回しろ」

「キャンドル大統領は公約を守れ」...警察の移動制止で記者会見50分遅延

チョン・ウニ記者 2017.07.31 14:41

星州・金泉住民と円仏教教導、社会団体が青瓦台の前で、 文在寅(ムン・ジェイン)大統領のTHAAD発射台追加配置の指示を糾弾した。 記者会見中に星州・金泉おばあさん、おじいさんたちの絶叫があがった。

星州、金泉住民と円仏教星州聖地守護非常対策委、THAAD韓国配置全国行動などは7月31日午前、 青瓦台の前で記者会見を行ってTHAAD発射台追加配置計画の撤回を要求した。 文在寅大統領が29日の北朝鮮のICBM級ミサイル発射実験後に、THAAD発射台4基の追加配置を指示したため、 上京して記者会見を行った。 28日、国防部はTHAAD配置問題に関して汎政府合同TFの決定により一般環境影響評価を実施し、 最終配置を決めると発表したため、 住民たちはまた期待していたが一日で裏切られた。

これらの団体は記者会見文で 「THAAD発射台の追加配置は北朝鮮のICBM級ミサイル発射の対応策ではない」とし 「(これを)口実としてTHAAD配置を既定事実にしようとしているとしか見られない」と糾弾した。 また「文在寅大統領は、あれほど強調したTHAAD配置の手続的/民主的正当性を自ら傷つけた」とし 「THAAD配置を一方的に発表した朴槿恵(パク・クネ)政権と同じだ」と批判した。 その上「文在寅大統領も言及した事実上の弾劾と大統領選挙の局面で、 誰かの決定によりTHAAD配置が前倒しになったことを含み、 THAAD配置過程全般の不法性についての真相調査は始まりもしない」と叱責した。

記者会見は当初、午前11時に青瓦台噴水台の前で開く予定だったが、 清雲孝子洞住民センターの前で50分ほど遅れて開かれた。 青瓦台は先立って噴水台の前を市民に開放すると明らかにしたが、 警察が記者会見の参加人員を15人に制限し、出入を禁止したためだ。 そのため星州と金泉の住民50余人は清雲孝子洞住民センターに足止めされ、 平和、市民団体参加者も道路のあちこちで孤立させられた。

星州・金泉のおばあさん、おじいさん、農民などの住民は、 記者会見に参加できるようにしろと要求して進入を試みたが、警察は移動を遮断した。 そのため20数分間対峙が続いた。 結局、参加者は清雲孝子洞住民センター近くの道路で雨に降られながら記者会見を進めた。

記者会見に参加した星州韶成里のイ・ソクチュ里長は 「文在寅大統領がTHAAD発射台4基を追加配置するというが、われわれはとうてい容認できない。 文大統領は選挙の時に積弊を清算するとはっきり言ったのに、積弊勢力と同じ格好だ。 THAADが撤回されるまで最後まで闘う」と明らかにした。

金泉のクァク・ウンソク住民は 「金泉市民数百人が今も毎日キャンドルを持つ理由は、 生存権と朝鮮半島平和を守れという切迫感のため」とし 「THAAD配置撤回を懇々とお願いする。 またこのように私たちを道端に転がさないでくれ」と訴えた。

円仏教星州聖地守護非常対策委のキム・ソンミョン執行委員長は 「金泉、星州、大韓民国を心配する国民は、今日も調子が悪い」とし 「昨年、文在寅大統領はTHAAD配置問題は国会の批准を受けるべきだ、 環境影響評価を受けるべきだと話したが、 キャンドル大統領が誰の名で追加配置を指示するのか」と糾弾した。

星州の住民と団体は、 午後には国防部の前で糾弾集会を進める。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


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