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米国石油精製産業3万非正規労働者がストライキ...1980年以来初

エネルギー企業の貪欲が労働者と地域社会を搾取

チョン・ウニ記者 2015.02.02 11:38

米国の石油精製産業の非正規労働者約3万人が 35年目に初めての連帯ストライキを始めた。

米国日刊ブルームバーグなどによれば、米国鉄鋼労組(USW)所属の労働者約3万人が2月1日(現地時間)正午からストライキに突入した。 ストライキ労働者の多くは非正規職で、彼らが所属する石油工場は合計9か所に達する。 米国の原油精製量の10%にのぼる精製施設64か所にも影響する展望だ。

[出処:米国鉄鋼労組]

石油労働者を代表する鉄鋼労組と、エネルギー業界を代表するロイヤル・ダッチ・シェルは、1月21日から賃金と作業場の安全条件などをめぐる交渉を行ったが、 意見の相違を狭められなかった。 エネルギー業界の当事者はエクソンモービルとシェブロン社だ。

鉄鋼労組の国際委員長レオ・ジェラルドは 「シェルが交渉を拒否して席を立った」とし 「われわれは操業を中断することしか選択肢がない」と明らかにした。

労働者たちは、今回のストライキで賃上げの他にも 超過労働、不安定な労働条件、労働者と地域社会を威嚇する火災、化学ガス放出と漏出、爆発などの危険な作業場の安全要件、 労組弾圧、契約職拡大などの問題を改善しようとしている。

エネルギー企業の貪欲、労働者と地域社会を搾取

鉄鋼労組はストライキの前に発表した声明で 「エネルギー企業は世界で最も裕福で、私たちが要求する変化を履行する能力がある」と明らかにした。 彼らはまた「しかし、エネルギー企業はとても貪欲で、作業場での肯定的な変化は難しい状況」とし 「彼らは健康と安全を威嚇し、労働者と地域社会から利益をあげている」と批判した。

労組が代表する全国水準の団体交渉は3年ごとに行われる。 ストライキに立ち上がった3万人のうち多くの労働契約は1月31日付で終了した。 時間が経つにつれてストライキに参加する労働者の数は増加している。

鉄鋼労働者たちが全面ストライキを強行すると、米国の石油生産量の64%以上が中断するものと推定される。 鉄鋼労組は1980年以来、全国水準のストライキをしていない。 2008年の石油価格暴落以後、シェルと労組代表団は交渉をしてきた。

米国鉄鋼労組は北米最大の民間部門労働組合だ。 金属、鉱山、ゴム、森林、エネルギー、化学など85万労働者を代表する。 エネルギー部門では65の精油企業、230の精油工場、精油ターミナル、パイプライン労働者が参加している。

シェル側は「われわれは交渉テーブルで鉄鋼労組との差を解決することに努力しており、 可能な限り早く交渉を再開することを望む」と明らかにした。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2015-02-03 05:55:44 / Last modified on 2015-02-03 05:55:45 Copyright: Default

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