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スノーデン機密文書、「米、イスラエルのガザ攻撃に直接加担した情況」

パレスチナ監視、標的物確認、作戦機関に対する秘密現金支援

チョン・ウニ記者 2014.08.05 10:10

米国家安保局NSAがパレスチナの監視と標的確認のために、 イスラエルを直接支援してきたことが明らかになった。 エドワード・スノーデンが暴露した機密文書によるこの報告書は、 イスラエルの今のガザ攻撃と直接の関係はない。 しかしイスラエルの攻撃に米国が加担している事実を確認できる初めての記録という意味がある。

[出処:インターセプト画面キャプチャー]

国家安保局(NSA)元職員のエドワード・スノーデンの暴露を引き出した元ガーディアン記者、グレン・グリーンウォルドは8月4日、 オンラインポータル「インターセプト」に 「現金、武器、そして監視-米国はすべてのイスラエル攻撃に核心的な役割を果たしている」という題名で、 米国のNSAがこの10年間SIGINT(収集した信号情報)をイスラエル情報機関ISNUに提供してきたと明らかにした。

米国によるイスラエルへの支援内容には、 パレスチナの監視と標的の確認、そしてイスラエルの作戦機関に対する多額の現金支給が含まれる。

グリーンウォルドはこれについて 「スノーデンの記録はイスラエル攻撃が米国の持続的かつ大々的な支援がなければ不可能だったという決定的事実を明確にする」と伝えた。

グリーンウォルドはまた、 「多くの場合、NSAとISNUは共同で英国、カナダの政府機関、GCHQとCSECとの作業を遂行し、 ヨルダンの軍政とパレスチナ自治政府の保安軍をはじめ、 米国が後援するアラブ政権の支援を受けた」と公開した。

こうした事実について、 米国情報機関NSAも英国情報機関GHCQも公式な立場は出していない。 米国のメディアはグリーンウォルドの暴露に対して強い非難を浴びせている。

米国は数十年間、イスラエルに数十億ドルの補助金、武器と軍事演習を支援してきた。 しかし現在まで、米国がイスラエルのパレスチナ攻撃に直接加担してきたのかどうかはわかっておらず、 今後これについての波紋が予想される。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2014-08-05 13:46:46 / Last modified on 2014-08-05 13:46:47 Copyright: Default

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