本文の先頭へ
LNJ Logo 経産省前脱原発テント日誌(12/24)/テントが原発と闘う人たちのよりどころに、と思う 
Home 検索
 




User Guest
ログイン
情報提供
News Item 1577246988102st...
Status: published
View


テント日誌12月24日(水)版

経産省前テントひろば1807日後

 テントが原発と闘う人たちのよりどころに、と思う 12月20日(金) 

朝から晴れていて
気持ちが良い。あまり寒くもなさそうで、ほっとする。今日はリーダーのSさんが、親戚
のご不幸の為、お休みだ。女性5人で2台の台車を押していく。経産省前の設営時には、時
々お見掛けする男性が手伝ってくださった。新しいのぼり旗が陽ざしを浴びて鮮やかさを
増している。 ランチの後、男性は14時開廷(高裁)の”福島原発かながわ訴訟”第1回
控訴審の抗議集会に行かれた。今日は地裁でも、リニア訴訟第17回口頭弁論が14時半より
あり、裁判所前は賑やかなようだ。その後は、座り込みによく参加されている男性が4名
とレジェンンドSさんが来られて、こちらも賑やかになった。 かながわ訴訟は大勢の人が
集まったが、傍聴には53名しか入れなかったそうだ。共産党の南相馬市議の方が来られ、
差し入れにお菓子を頂いた。また暫くすると、やはり傍聴できなかった3人の方が立ち寄
ってくれた。岐阜に避難されている若手の男性もいて、せっかく東京まで来られたのに、
と気の毒な思いになる。岐阜では、避難している方20名位が訴訟に向けて立ち上がったが
、その後考え方の相違も生まれてきたそうだ。同じ思いで避難されても、個人夫々に状況
は違う。生活基盤を見つけながらの中でひとつに纏まっていく難しさが想像される。福島
原発避難者訴訟は全国で30件近くあり、今年8月には大阪で開かれた全国連絡会に参加さ
れたそうだ。 男性は福島市渡利地区の出身で、最近渡利地区の汚染土の実態を専門機関
の人と調べに行ったところ、18000ベクレルもあったそうだ。そして、個人事業をしてい
るその方には、子供さんがいて、転校時は慣れる迄に半年位かかったと話してくれた。7
か月後には、"福島復興五輪"が始まる。招致した時から矛盾に満ち溢れていたし、福島の
状況は少しも良くなっていない。いまだに避難を余儀なくされている方達の為にも、テン
トが少しでもその拠り所となればと思わずにいられない。(Y.M)  

今は亡き人の志を背負って  12月20日(金)

Siさん義父のご不孝の為、イロハネットの皆さんが座り込み設営。私もいつもよりは早く
到着したら10人程が座り込み。しばし安倍政権批判・健康談議。「ストップ・リニア!
訴訟第17回口頭弁論」を傍聴した奈良本英佑さんが座り込んでいられ、リニアモーター
カーの技術問題論議。更に、桜井よしこら「国家基本問題研究所 原子力問題研究会」発
表の「政策提言 日本に原子力発電を取り戻せ」を教えられる。奈良林直ら原子力ムラの
焦りが良く分かる面白い提言で敵を知るのに有用だ、でも騙されないように。

 
日が落ちて、文科省抗議には朝鮮学校の高校生が訴え。こんな日本で済まない、申し訳な
い。経産省抗議では、希望の牧場の吉原さんのアピールで開始、福島から見ればオリンピ
ック何てとんでもない。再稼働反対・核燃サイクル破綻・東海第二も女川も動かすな・関
電原子力マネー糾弾・トリチウム等汚染水を海に流すな・桜を見る会糾弾・安倍はやめろ
・中東自衛隊派兵反対・…の声が、経産省と通行人に訴える。ちらし撒きでは暖かいから
かいつもより手が出てきた。

 
いつになくゆっくりと座り込みセットを片付けた後、8時から「希望のエリア」で11月
17日に亡くなったダミアンさんを偲ぶ会。20人程が峠の茶屋で暖かい飲物をいただき
ながら、亡き友を偲んだ。Miさん、Hoさんや私も発言・コールをさせてもらう。私は、ヘ
ルマンヘッセの丁度100年前の著作デミアンの名を冠したダミアンさんについて、若い
人たちが暖かい友情を抱いてとても素直に述べたことに感動するとともに、ほとんど話し
たことが無かったダミアンさんのことを知ることができた。ダミアンさんが亡くなった明
くる日に木内みどりさんがそして12月に中村哲さんが亡くなった。テント開設以来にも
多くの方が亡くなったが、その人たちの志を私たちがしっかりと背負って頑張らねば。 
(K.M)


座り込み場所の変更がよかったのか 12月21日(土)

今日も遅れて到着、2時を過ぎていた。先週から座り込む場所を変えたのが良かったのか
開始早々には高速バスで東京に来たという方が立ち寄ってくれたそうだ。終了間際にも年
配の男性がお孫さんと思しき男の子と来てくれた。今にも雨が降りそうな寒い日だったが
遅れてきた私は寒さを共感出来なかったのが無念。

 確か今年で三回目、恒例となった経産省前でのクリスマスケーキ。去年はケーニヒスク
ローネ、今年はデコフルール。高級洋菓子など食べるのは年に一回しかない。さて、来年
のケーキはどこにしよう。 (O・O)

12時より脱原発青空テント川柳句会開催 12月22日(日)             

選者は乱鬼龍氏、席題は「今年1年をふりかえって」「勇気」14時20分投句締め切り、14
時40分より入選者の発表、披講となりました。

太陽が顔を出すことなく、小雨が降ったり止んだりの冷たい風が吹く1日でした。今回の
参加者は7名、選者より入選句が読み上げられ、入選者へカレンダーや暖かい肉マンなど
の景品が手渡されました。

入選句は以下の通りです。(S.E.)

「今年1年をふりかえって」

特選
・ウソで明けウソで逃げ切るアベ日本 - 芒野

秀句
・坐り込み今年もめげず脱原発 -  落葉

・秋元でカジノぶっ飛ぶIR - 柚子こ

・モリカケにサクラ悪事のこの1年 - 草地

・経産省テントひろばで川柳会 - 原子力ガリレオ

・脱原発めざす同志は天国へ - 乾草

 「勇気」
特選
・権力に抗う勇気もて#We Too - 草地

秀句                      
・悪い指示断わる勇気に栄誉賞 - 水蓮仏

・坐り込み「勇気」も大事脱原発 - 落葉

・官僚よ裸の王にNO!と言え - 芒野

・脱原発内なる勇気出してみよ - 原子力ガリレオ

・声を出す勇気の見本グレタさん - 乾草

次回の脱原発青空テント川柳句会は2020年1月26日(日)12時より開催いたします。(冬時
間のため12時〜15時となります)

皆さま是非ご参加ください。


年末の多忙な中での座り込み。そんな一日だった 12月23日(月)

明け方までの雨も止んで、11時過ぎには陽が射していた。二人で椅子などを経産省前に
運び、昼にセット終了。年末で座り込みメンバーの多くが多忙で二人だけのスタートとな
る。この日、東京地裁では、8月に靖国神社での抗議行動で逮捕された中国人作家の胡大
平(フーダービン)さん(安徽省出身の54歳)の判決公判があり、私は1時前にそちら
に出掛ける。午後1時半からの裁判では、裁判長は懲役1年2月(ただし、執行猶予3年)と
いう重い刑(検事求刑通りの)が宣告されて30分で終わったが、被告側は直ちに高裁に控
訴した。


2時過ぎに経産省前に戻ると、いつもお見えになるSさん、S女史が座っている。マイク
を使って通行人に原発事故の解決と原発の廃炉を力強く訴えていたが、反応はイマイチで
す。(EO)


桜問題で逃げ隠れの安倍首相への追及の声は 12月24日(火)      


今日の天気予報は、晴れるが風が強く予想以上に寒く感じる、ということだったのでスキ
ー用ジャンパーに防寒靴という完全武装で家を出た。事務所に着いたら暖かいのでジャン
パーを脱いで外に出ても太陽光の暖かさもあり経産省前まではそのままで大丈夫であった
。しかし座り込み準備を終えた頃から風が強くなってきて太陽光が当たっているにも拘わ
らず寒く感じられたので慌ててジャンパーを着こんだ。このあとも同じく強風のため一日
中寒かった。これが普通なのであろうが。

今日の座り込み。初めは何時ものメンバー3人だったが、1時過ぎに官邸前からの抗議集
会から帰ってきた人が寄ってくれたので賑やかになりました。今日は中国で日韓首脳会談
が行われるのに合わせて徴用工問題で居直っている安倍晋三に対する抗議集会を官邸前で
やって来たのであった。緊急に呼び掛けたにも拘わらず50人以上が参加してくれたとの
こと。桜問題が持ち上がって以来、予想以上の広がりに恐怖した安倍が国会を早しまいし
て雲隠れするほどのドタバタ劇に人々が逃げ隠れは許せない❗ という雰囲気が充満して
いることの証しだと思います。逃げ得を許さず、年が明けても追及していきましょう。

これについてはテントひろば有志の三人衆が呼び掛けている毎週月曜日の抗議集会も30
〜40人規模で行われているので参加して欲しいと思います。午後6時〜、官邸前。(保
)

 経産省・エネ庁は「今だけ、金だけ、自分だけ」の大嘘つき! その129資源エネル
ギー庁は「可能な限り原発依存度を低減」を直ちに実行せよ〜「第5次エネルギー基本計
画」の「はじめに」に従えば原発ゼロが可能だ〜          2019年12月23日  
木村雅英(経産省前テントひろば) 経産省・資源エネルギー庁が本気になれば原発ゼロ
はすぐに実現できる。2018年7月に閣議決定された「第5次エネルギー基本計画」の
「はじめに」を素直に読み施策を転換すれば良いのだ。<…エネルギー選択を構想するに
際して、常に踏まえるべき点がある。第一に、東京電力福島第一原子力発電所事故の経験
、反省と教訓を肝に銘じて取り組むことが原点であるという姿勢は一貫して変わらない。
 <東京電力福島第一原子力発電所事故を経験した我が国としては、2030年のエネル
ギーミックスの実現、2050年のエネルギー選択に際して、原子力については安全を最
優先し、再生可能エネルギーの拡大を図る中で、可能な限り原発依存度を低減する。…>
 そう、エネルギー選択を構想するに際して「安全を最優先し」「可能な限り原発依存度
を低減する」とある。原子力規制委員会は適合性審査に合格しても「安全」を保障しない
。「安全を最優先」し「原発依存度を低減」すれば、原発稼働ゼロが可能だ。 資源エネ
ルギー庁は、監督官庁として日本原電を指導して、再稼働反対の署名を受け取らせた。資
源エネルギー庁が次のように電力会社を指導すれば原発ゼロが実現できるはずだ。 (1
)東電に対して福島第一原発事故の廃炉・汚染水対策に専念させよ この春にADR仲裁
和解案を蹴っている東電に世耕経産相が注意した。イチエフの廃炉・汚染水対策は混乱の
極みで多くの作業が遅れ、12月2日には廃炉工程表を改定した。柏崎刈羽や東海第二ど
ころではないはずだ。 (2)再生エネルギーの制御を認めるな 九州電力、関西電力他
が再生エネルギーの出力制御を発表している。原発を稼働して死の灰を増やしながら再エ
ネを抑え込むことは許されない。蓄電技術、発送電技術を充実させて、再エネの出力制御
を無くすように電力会社を指導するべきだ。 (3)関電に高浜・大飯の原発を止めさせ
る 原子力マネーの還流(結果として利用者あるは国民に負担)を一年半も隠していた関
西電力トップも彼らが任命した第三者委員会も信用できない。特に、重要な報告を怠った
関電トップが安全上の問題を隠している可能性が大である。直ちに高浜・大飯を止めさせ
るべきだ。 (4)原発稼働の為の投資を止めさせろ 数十年前に建造された老朽原発や
被災原発を再稼働させる為に、各電力会社が多額の安全対策費(特重含む)を拠出してい
る。これもエネ計の「可能な限り原発依存度を低減する」ことに反するナンセンスな施策
だ。数千億円をもつぎ込むのであれば再エネに投資するように経産省が指導するべきだ。
 核燃料サイクルが破綻し、毎日の様に地震が起こり大地震発生確率も高く津波も心配、
火山噴火も全く予知できない。資源エネルギー庁も真の「可能な限り原発依存度を低減」
させる施策に直ちにシフトするべきだ。【 JKS47 月例祈祷会 】

11月29日の祈祷会は無事に終了しました。12月は下記の通り、26日(木)に開催
します。

日時:2019年12月26日(木)午後3時より    会場:経産省ント前ひろば

 予定:15:00〜 祈りと芸能のためのエチュード 

 15:30〜 「月例祈祷会」 厳修  16:30  終了

                   JKS47事務局  合 掌





12月27日(金) 経産省前抗議行動 17時〜18時

官邸前抗議行動【反原連】は6時30分から



12月29日(日) 16時からテントひろばの忘年会 事務所にて(あれこれ楽しい座
談を) 誰でも歓迎

 

年も暮れです。12月29日(日)の座り込みの後、事務所でテント忘年会をいたします
。座り込みの終わったあと(だいたい午後4時前後から)、事務所でやります。

会費は500円プラス1品持ち寄りとします。何も持ってこない人は1000円です。鍋を用意
します。鍋の具材も持ち寄り歓迎です。飲み物は多少用意しますが、お酒をたくさん飲み
たい方は持参してください。今回は、500円でも1000円でもいいから黒字を出してテント
にカンパする、ということも目標のひとつにします。

12月29日(日)の座り込み参加の皆さん、あるいは忘年会に直接参加の皆さん、今年
のことを振り返りながらン来年に向けた取り組みなどを語り合いましょう。日頃、なかな
か、テントひろばに顔をだせない人、誰でも歓迎です。今年は例年より多くの人の野辺送
りもしました。彼や彼女らの事を語り合えたらとも思います。



2020年 1月3日(祝・金)午後2時〜



午後2時より新年の経産省前抗議行動

お餅などを用意いたします。例年餅つきなどをやっていた新年の行動を来年は1月3日に
行います。にぎやかに新年の行動に参加しましょう。金曜日の経産省前抗議行動は午後5
時からですが、この日は午後2時からです。(尚、座り込みは大晦日も元旦も続けられま
す。休みはありません。)


Created by staff01. Last modified on 2019-12-25 13:13:16 Copyright: Default

このページの先頭に戻る

レイバーネット日本 / このサイトに関する連絡は <staff@labornetjp.org> 宛にお願いします。 サイトの記事利用について