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LNJ Logo 経産省前テント抗議声明 : 許せない! 歩道ウォーキングで「不当逮捕」
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News Item 0913tent
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       *写真=ムキンポさん 警視庁丸の内警察署長 殿 抗 議 声 明 2017年9月13日 経産省前テントひろば 1 私たち「経産省前テントひろば」は、2011年9月からテント設置6年が経過する9月11 日夕刻、経産省本館前で抗議集会を開いた。私たちは集会に先立って、経産大臣に宛てた 抗議声明を提出し、昨年8月の脱原発を求める3張りのテントの違法撤去に抗議し、政府の 原発推進政策等に抗議を申し入れた。  この日の経産省本館前には300名以上の人びとが集まって午後6時から2時間半にわたっ て集会を続けた。その集会終了の直前に、経産省敷地外周歩道約1キロメートルを一周す るウォーキング抗議が行われた。 2 上記ウォーキング抗議には集会参加者のうち約150名が参加し、他の人びとは本館前 に残って集会が続行された。ウォーキングの参加者は、歩道上で口々に経産省への抗議の 意思表示を行い、また経産省別館前では多くの人々が資源エネルギー庁のエネルギー政策 に対する抗議の意思表明を行った後、再び経産省本館前へ戻る歩道を進んだ。  こうしたウォーキング抗議の参加者の一人だったF氏が、歩道を歩いている時に突然に 5、6名の私服警察官に歩道上で包囲されて車道に押し出され、「無届けデモ」の指揮を行 ったとの口実で、東京都公安条例違反の容疑で逮捕された。 3 しかし、そもそも上記のような歩道でのウォーキング抗議を「無届けデモ」と捉える こと自体、民衆の歩道上での表現行為を不当に規制し弾圧するもので許されないことであ る。しかも今回、丸の内警察はF氏の身元を充分承知しつつ「無届けデモ」とか、その「 指揮」者と事実を捏造して東京都公安条例違反容疑で逮捕し身柄拘束した。  このような捏造の事実を踏まえれば、今回の事件が丸の内警察によるF氏への不当な狙 い撃ち逮捕だったことを十分に示している。  また、こうした丸の内警察による「事件」捏造は、経産省前テントひろばの6年を超す 運動の持続を恐れ、いまだに原発推進政策にしがみつく政府・自民党の意向を忖度した警 察権力の違法行為そのものにほかならない。 4 今回のF氏への弾圧事件は、全国各地に広がった脱原発集会への参加者による継続し た抗議活動が歩道上での通行の妨害なしに合法的に行われはじめたことに対する違法な予 防的な弾圧である。また、市民の自発的抗議活動及びその行動への参加者を「デモ」及び 「指揮者」と決めつけてF氏を不当に逮捕した行為は、「警視庁が原発関連の集会・デモ で参加者を逮捕したのは初めて」(東京新聞2017年9月12日夕刊【但し、この記事で「集 会・デモ」と記述されていることは不正確である】)とされる程に、違法な弾圧と言わざ るを得ない。 5 私たちは、今回の不当逮捕に東京都公安条例が適用されたことは、同条例の民衆の表 現行為に対する不当制約性・弾圧法規性が明白に露呈されたものである。この悪法に強く 抵抗し、同条例の廃絶を要求する。  私たち経産省前テントひろばは、今回の丸の内警察署の弾圧行為に断固抗議するととも に、F氏の身柄を即刻に解放することを強く求めるものである。 以 上 警視庁抗議緊急行動 9月14日(木) なお、午前にお知らせしたように、14日(木)18時から次の抗議行動を予定しています。 丸の内警察は改修工事中で有楽町駅駅近くのビルの仮庁舎のため拘留場所がなく、身柄を 警視庁に移されました。そのため、下記のとおり警視庁に対して緊急抗議行動をいたしま す。奮ってご参加ください。 2017年9月14日(木) 18時〜18時30分 警視庁前向かい側歩道 主催 経産省前テントひろば

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