沖縄県民の総意を踏みにじり、埋め立て工事を強行するな！～1.16防衛省前緊急行動

１月１６日１８時半から、東京・市ヶ谷の防衛省前で緊急抗議要請行動があり、１２０名が駆けつけた。辺野古現地ら電話の報告が行われ、埋め立てを巡っての攻防戦が、安倍政権の強引な工事機材搬入、浮桟橋設置によって激しさを増していることが知らされた。この日もカヌー隊２０艇がフロートを越えて浮桟橋設置現場に突入し抗議行動を行ったが、海上保安庁の海猿に１７名が拘束され、抗議船も一隻拘束された。陸上でも資材搬入を食い止めようと、シュワブゲート前で機動隊と激しくもみ合いながら２４時間体制の座り込みをつづけている。防衛省前に駆けつけた若い女性は、県民の意志を伝えようと３回も上京した翁長新知事に会おうとせず、沖縄振興予算を削り、工事予算をアップした安倍政権の姑息な沖縄いじめは許せないと怒りの声を上げた。（shinya）

→1.25国会包囲ヒューマンチェーン

「県民は分断され、警察官も機動隊員も沖縄の人たちは政府の力によって、人間であることを破壊されています。辺野古の海を取り戻すという闘いは、人間を取り戻す闘いだと思います」

「私たちは辺野古に行って出会った東京、埼玉、神奈川など関東に住む人たちで、自主的に集まって、辺野古リレーという行動をしています。連日のゲート前でのひどい弾圧、許せません。沖縄防衛局、海を傷つけないでください。あなたたちのチャーターした船のアンカーで珊瑚を傷つけました。絶対許せないことです。大浦湾の自然を壊さないでください。私たちは怒りに震えています。絶対に許さない。絶対に基地は造らせません。明日１７日１６時３０分から新宿西口の小田急前で緊急アピール行動をします。ぜひ東京に住む皆さん集まってください」

「この前フランスでテロがあったとき、安倍総理は、断じて許すことは出来ないと言いました。だけど、この国の民主主義をぶっ壊しているのは、安倍さん本人だと思います。何回も何回も民意が示されているのに、なんでその民意を蹂躙して強行するんですか。民主主義をぶっ壊さないでください。小笠原諸島の中国漁船のことについては、勇ましいことをさんざん言ったくせに、大浦湾の珊瑚礁のことについては黙りですか。大浦湾は同様に大事な珊瑚礁があります。それに翁長さんに会わなかった翌日に、闇討ちのように工事を再開しました。それに振興予算を削減し、工事予算をアップするという、極めていじめと同等だと思います。子どもたちにいじめはだめよと言う前に、自分たちがそうしたいじめは、やめてください。私たちは絶対に許しません」