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「護憲派」元自衛官・泥憲和さん発刊〜『安倍首相から「日本」を取り戻せ!!』 | |
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「護憲派」元自衛官・泥憲和さん発刊〜『安倍首相から「日本」を取り戻せ!!』岡林信一元自衛官の泥憲和さんは、閣議決定の前日の6月30日、神戸三宮の街頭でハンドマイクを握り、「集団的自衛権は他人のケンカを買いに行くこと」と喝破した。この街頭での訴えをフェイスブックに載せたら瞬く間にシェアが2万4千件以上も拡がるなど、これまで無名だった泥さんは一躍メディアでも注目されるようになった。社会学習ネットワーク「市民社会フォーラム」を通じてかねてからの友人でもあるので、本を出そうよとみんなで泥さんを口説いて初著作が出されるにいたった。 副題にあるように、「護憲派」の立場から「軍事政治戦略」が書かれている。批判の矛先はもちろん安倍首相の安全保障論や歴史観のデタラメさであるが、他方で、護憲派の中の「非武装中立論」に対しても異論を述べている。端的にいえば、「圧倒的多数の国民は、脆弱な非武装日本を望んでおらず、憲法9条を土台とした現実的な安全保障政策を望んでいる」ということである。 世論調査で明らかなように、国民の多数は9条改憲を望んでいない一方、さらに圧倒的多数が自衛隊の存在を認めている。他国との戦争に巻き込まれない、加担しないために「専守防衛」に徹するべきだが、近隣諸国と領土紛争もある中で日本の領土と国民を守るためには「丸腰」では心許ない。とくに、左翼や護憲派は軍事の問題について具体的にリアルな言論を十分に発しておらず、国民から空理空論と見放されていてはいないだろうか? 泥さんの「自衛隊合憲論」には異論は多々あるかもしれないが、集団的自衛権を認めさせない一点で護憲派の幅広い共同で安倍政権を打倒する非暴力のたたかいにとっての“武器”として本書をおすすめしたい。 かもがわ出版 四六判・272頁・2014年11月発行 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー Created by staff01. Last modified on 2014-11-21 21:05:27 Copyright: Default | |