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「原発を問う民衆法廷」で障がいのある労働者が堂々と意見陳述 | ||||||
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舞台上で、設楽さんは、「私には言語障がいかあり、お聞き苦しいといけないので、事前にパワーポイントにしてきました。」と言い、舞台から降りて、パソコンを見ながらゆっくりと語った。「震災前に、佐藤栄佐久前福島県知事のときに、私は障がい者自立生活センター『ILセンター福島』の所長を務めていました。現福島県知事になってからは、障がい者に対して差別する方向になってきました。そんなときに、震災が起こりました。そして福島原発が壊れ大量の放射線が降るようになり、ガイガーカウンターで放射線量を測る不安な毎日が続き精神的にまいっていきました。言語障がいのある私は頭の中で理解していてもすぐに言葉にして話せないもどかしさから、ついスタッフに大声を出して怒鳴ってしまい、情緒不安定と誤解され自立生活センター「ILセンター福島」の所長を解雇されてしまいました。原発事故さえなければそんなことはならなかったと思います。」ここまで話すのに約15分を要したが、事前に配られた印刷物と大きく映し出されたスライドで設さんの言いたいことはよく理解できた。 ところが、会場の前の方の席の女性が苛立った大きい声で、「代理の人が読んでください。何を話しているのかわかりません。全然聞き取れません。」と叫んだ。差別発言ともいいかねないこの発言に、会場は一瞬凍りついた。 東京地裁429号法廷ならば、すぐさま「不規則発言。はい、退廷」というところだが、判事役のひとりが「いちおう本人が申し立てるということになっていますので、このまま続けます。ただ持ち時間が過ぎていますので、申立人は手短にお願いします。」と言った。 設楽さんも一瞬動揺した様子だったが、すぐに「それはすみません。それでは後はまとめて話します。」と言って続け、「福島原発事故による放射能により、福島県民は差別されています。私たち障がい者の差別と闘ってきたノウハウをぜひ活かしてほしいと考えているのです。」と堂々と語りきり、会場全体から拍手が沸いた。 ( ジョニーH ) Created by JohnnyH. Last modified on 2012-02-27 02:02:24 Copyright: Default | ||||||