| デモクラシー・ナウ!情報〜 「オバマ時代の人種問題」 | |
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デモクラシー・ナウ!では、毎週、新しい動画のアップロードをご報告するとと もに、今週の注目トピックスをお知らせしています。 対訳ニュースレター 第24号は 「モード・バーロウ:水が危ない!」 (2008年2月27日放送) です いま私たちは人類史上で最大の水の危機に直面しています。世界的に水資源が枯 渇化し、カリフォルニア州では20年、ニューメキシコ州では10年もたないだろう と言われています。そんな時、この危機感をあおる形で大企業が世界の水を食い 物にしています。水のカルテルを作り、水道事業を民営化し、お金を払えない人 には水を供給しようとしません。お金がなければ水を飲めない時代が、到来して いるのです。グローバルな水の正義を求める活動家モード・バーロウさんは、企 業と政府が一体となった水の不正義に異を唱えます。「水のリサイクル」と言え ば聞こえがいいけれど、汚水の浄化ばかりを重視する各国政府の水政策は、まず 水を汚染するに任せてから浄化しボロ儲けをするという企業の発想に乗ったも の。節水や、水源の保護という、もともときれいな水を守る本来の姿勢が忘れら れているとバーロウさんは批判します。さらに、バーロウさんが警告を発するの は、無意味で有害なボトルウォーターの蔓延です。水道水と違い政府当局の規制 をほとんど受けない、時に有害物質を含む水が、ボトルにはいっているというだ けで安全・清浄・美味という錯覚を生み、世界中で大量に消費され企業を儲けさ せる。さらにぽい捨てされるボトルは地球の環境汚染を増しています。今号の ニュースレターでは、ドキュメンタリー映画『FLOW‐水への愛』のインスピレー ション源にもなったモード・バーロウさんのインタビューを映画からの抜粋と共 にお届けします。巨大企業による水の商品化、人間の生存に欠かせないこの貴重 な資源の争奪をめぐり各国政府がしのぎを削る水の政治化に、バーロウさんは警 鐘を鳴らします。 *モード・バーロウ(Maude Barlow) グローバルな水の正義を求める運動の活動 家。カナダ最大のアドヴォカシー団体「カナダ人評議会」の代表で、「ブループ ラネットプロジェクト」の創設者。『BLUE GOLD―独占される水資源』や『"水" 戦争の世紀』など著書多数。もうひとつのノーベル賞として知られるスウェーデ ンのライト・ライブリフッド賞(Right Livelihood Award)も受賞している。 2008年から2009年にわたり、水に関する国連初の顧問を務めた。最新刊は 『ウォーター・ビジネス――世界の水資源・水道民営化・水処理技術・ボトル ウォーターをめぐる壮絶なる戦い』。 字幕付き動画: http://democracynow.jp/submov/20080227-3 ニュースレターの購読はこちらから → http://democracynow.jp/newsletter 新着ストリーミング ******************************************** 2009.09 .14-2 ナオミ・クライン 「マイノリティのデスマッチ オバマ時代の 人種問題」 ********************************************* 一年ほど前には、初の黒人大統領誕生の陶酔感の中で、米国は「ポスト人種」の 時代に入ったといわれました。しかし数ヶ月後にはソトマイヨール判事の最高裁 判事任命問題を皮切りに、なりを潜めていた人種問題がいっせいに噴き出しまし た。ハーバード大学のゲイツ教授を本人の自宅で逮捕した白人警官の「愚行」を 指摘した大統領が逆に非難され、最優先課題の医療保険制度改革さえ人種問題に からめて非難されました。オバマ政権の足をひっぱるために利用される根深い人 種対立の背景には、奴隷制の過去を精算できない米国の病理があるようです。オ バマ政権が抱える厄介な人 種対立の現状について、「マイノリティのデスマッ チ:ユダヤ人、黒人、そしてポスト人種社会の大統領」という記事を発表したナ オミ・クラインに聞きます。 つづきはこちら→ http://democracynow.jp/submov/20090914-2 (動画 15 分) ゲスト: *ナオミ・クライン Naomi Klein トロント在住のカナダ人ジャーナリスト。 『ブランドなんか、いらない』、The Shock Doctrine (『ショックドクトリ ン』)などの著者。トロント国際映画祭のテルアビブ特集に抗議する「占領を祝 うな」キャンペーンの呼びかけ人のひとり 字幕翻訳:桜井まり子/校正・全体監修:中野真紀子・高田絵里 新着ストリーミング ******************************************** 2009.09.30-2 ブラザー・ウエスト 生きるも愛すも大声で ********************************************* プリンストン大学で宗教哲学とアフリカ系アメリカ人研究を教える有名教授コー ネル・ウエストが、待望のメモワールを発表しました。表題は『ブラザー・ウエス ト 生きるも愛すも大声で』。そこには、小学校をドロップアウトし監獄行きも 時間の問題だった不良少年の時代から、心気一転して優等生に変身し、陸上に、 音楽に、勉学に、生徒会活動にと多彩な才能を発揮したウエストの魂の軌跡がつ づられています。その生い立ち、コミュニティ、宗教との出会い、人生における 音楽の役割、オバマ政権への期待と失望、公的医療保険制度について、じっくり 語ってもらいました。 つづきはこちら→ http://democracynow.jp/submov/20090930-2 (動画 32 分) ゲスト *コーネル・ウエスト Cornel West 宗教哲学およびアフリカ系アメリカ人研究を 教えるプリンストン大学教授。『人種の問題』など人種と政治にかかわる著書が 多く、最近メモワールを出版したBrother West: Living and Loving Out Loud (『ブラザー・ウエスト:生きるも愛すも大声で』) 字幕翻訳:玉川千絵子/校正:大竹秀子/全体監修:中野真紀子・高田絵里 ********************************************************************* 今週の お勧めトピックス(英語のみ) ******************************************************************** ● 「ブラックウォーターゲイト」──イラク・アフガニスタン・ドイツでの事 件関与で論争の嵐の民間軍事会社 100108−1 http://www.democracynow.org/2010/1/8/blackwatergate_private_military_fir m_in_firestorm ブラックウォーター社がさまざまなニュースに登場しています。この3日間、悪 名高き民間軍事請負業者に関して知られていなかった事実が次々と明るみに出て います。本社のある米国での複数の訴訟はもちろんのこと、アフガニスタンやイ ラクだけでなくドイツでの事件関与も取り沙汰されています。調査ジャーナリス トでデモクラシー・ナウ!特派員のジェレミー・スケイヒルと、米下院情報特別 委員会の主要メンバーで監視調査小委員会議長のジャン・シャカウスキー議員 (民主・イリノイ州選出)の2人に話を聞きます。シャカウスキーはアフガニス タン・コーストのチャップマン前進作戦基地にあるCIA拠点で12月30日に起きた 自爆攻撃で、なぜ死者の中に 2人のブラックウォーターの請負業者が含まれてい たのかの調査を開始するところです。 ● 起訴もなくグアンタナモ収監数年 イエメン人拘束者たちの未来はさらに不 明 100108−2 http://www.democracynow.org/2010/1/8/after_years_in_guantanamo_prison_wi thout オバマ大統領が悪名高いグアンタナモ収容所の閉鎖を公約に大統領になって1年 ですが、まだ200人近い男性がそこに拘束されたままです。この5日、オバマはク リスマスの航空機爆破未遂事件の容疑者はイエメンで訓練を受けたとしてアルカ イダのイエメン支部との関係を強調しました。また、続けてグアンタナモの収監 者たちをこれ以上イエメンに移送・送還することは見合わせるとも発表したので す。グアンタナモに残る約半数がイエメン出身男性です。 ● ビバ・パレスチナ救援物資輸送団がガザに到着 ジョージ・ガロウェイ「絶 望的な」状況を語る 100107-1 http://www.democracynow.org/2010/1/7/viva_palestina_aid_convoy_arrives_i n 人道救援物資輸送団が英国から1ヶ月近くかけてガザに到着しました。ビバ・パ レスチナの輸送団は6日、エジプトのラファフからガザに入る国境線の通過を開 始しました。今後48時間をかけて援助物資を配給する予定です。輸送団のリー ダー、英国国会議員ジョージ・ガロウェイ(ギャロウェイ)にガザから話を聞き ます。 ●テレビ業界の未来:メディア統合に反対するバイロン・ドーガンの引退 現在 審査中のコムキャスト社によるNBC吸収合併 100107−3 http://www.democracynow.org/2010/1/7/media_consolidation_opponent_byron_ dorgan_to バイロン・ドーガン上院議員が引退を決めたことで、ワシントンの多くが驚愕し ました。ドーガンはメディア統合および米国の通商政策の指導的な反対者でし た。センター・フォー・デジタル・デモクラシーのジェフ・チェスターに、ドー ガンの引退について、そして現在審査中であるコムキャスト社によるNBCユニ バーサル社の企業支配権獲得取引が今後のデジタル・メディア界に持つ意味、さ らに解決を見たタイムワーナー・ケーブル社とニューズ社との争議について話を 聞きます。 ● 失敗したクリスマスの米旅客機爆破:オバマの事件処理とメディアの報道を 検証 100107-3 http://www.democracynow.org/2009/12/30/christmas_bombing オバマ大統領は、先週起きたアムステルダム発デトロイト行きノースウエスト航 空機の爆破未遂事件は米国の情報収集とセキュリティ施策の「体系的な欠陥」で あると認めました。今回の一件を網羅してオバマ政権による事件処理とメディア の報道を独立系ニュースサイト、ワシントン・インディペンダントのスペン サー・アッカーマンと検証してみましょう。 ● UBS社 の巨額脱税計画を暴露した内部告発者だけが刑務所送りになったのは 何故? 100107-4 http://www.democracynow.org/2010/1/7/why_is_the_whistleblower_who_expose d 米国史上最大の脱税計画を内部告発したスイスの巨大銀行UBS 社の元銀行員が8 日から刑務所にはいり、連邦裁判所判決による40ヶ月間の刑に服役することに なっています。ブラッドリー・バーケンフェルドは2007年に初めて米国当局に接 触し、数千人の米国人が秘密のスイス口座に資産を隠すのをUBS社がいかにして 手助けしているかについて内部情報の提供を始めました。彼の弁護士でナショナ ル・ホイッスル・ブローワーズ・センターの事務局長、スティーブン・コーンに 話を聞きます。 ● アフガニスタンで米主導の部隊が生徒・学童を処刑 非難高まる 100106-1 http://www.democracynow.org/2010/1/6/us_led_forces_accused_of_executing アフガニスタンの首都カブールなどで数百人が街頭に出て一般市民を殺害した米 国に抗議の声を挙げています。12月27日に同国東部のクナルで8人の生徒・学童 を含む10人のアフガン人が殺害される事件が起こり、多くの人々がそれに激怒し ているのです。英タイムズ紙によると、米国主導の部隊が夜襲を行った際に寝室 にいた無実の子供たちを引きずり出して射殺したというのです。アフガン政府の 調査官によれば8人は11歳から17歳で、1人を除いた7人が同じ一家の子供たちで した。 ● アトゥール・ガワンデ医師が語る本物の医療保険改革、独房監禁が拷問であ る理由、新著The Checklist Manifesto(『チェックリスト宣言』) 100105-1 http://www.democracynow.org/2010/1/5/dr_atul_gawande_on_real_health 米国で最も影響力のある医療政策に関する著者の一人アトゥール・ガワンデ医師 から時間いっぱい話を聞きます。ガワンデは、ハーバード大学公衆衛生大学院の 准教授で、ボストンのブリガム・アンド・ウィメンズ病院の現役外科医でもあ り、ニューヨーカー誌のスタッフライターとしても活動しています。オバマ大統 領が引用し、ホワイトハウスの“必読論文”になった医療費に関する重要記事、 他の先進国における医療保険制度、独房監禁の囚人への影響、そしてガワンデの 新著The Checklist Manifesto: How to Get Things Right(『チェックリスト宣 言:ことを正しく進める法』)について話を聞きます。 ● 中東特派員が語る「イエメンへの脅しは米国が歴史の教訓を学んでいない証 だ」 100104-1 http://www.democracynow.org/2010/1/4/patrick_cockburn_threats_to_yemen_p rove イエメンの首都サヌアにある米国および英国大使館は、アルカイダ系勢力により 職員の安全が脅かされる事を理由に閉鎖されました。オバマ大統領は2日、クリ スマスに発生したデトロイト行き旅客機の爆破未遂事件と、イエメンのアルカイ ダとの関係性に言及しました。一方イギリスのゴードン・ブラウン首相は、イエ メンを「地域レベルでも地球規模の意味でも脅威である」と語りました。ロンド ン・インディペンデント紙の中東特派員パトリック・コウバーン、そしてイエメ ンを拠点にフリーランスのジャーナリストとして活動している、マイケル・ホー トンに話を聞きました。 ● 米連邦地裁、イラク市民虐殺の罪に問われたブラックウォーター警備員への 訴追退ける 100104-2 http://www.democracynow.org/2010/1/4/judge_dismisses_all_charges_against _blackwater ワシントンD.C.の連邦地裁は、米民間軍事会社ブラックウオーターの元職員5名 が、2007年にイラクのニスル広場で市民17名を銃で殺害した大量殺人に関する訴 追を全て退けました。リカルド・ウルビナ判事が12月31日の午後遅くに決定しま した。同判事は、警備員たちの宣誓陳述書は免責保証が与えられた上で提出され たものであるのに、それに基づいて起訴を行ったとして司法省を非難しました。 スコット・ホートン弁護士に意見を聞きました。 ● 「ムーブユアマネー」:大手銀行から地元コミュニティ銀行へ預金を移す運 動 100104−3 http://www.democracynow.org/2010/1/4/move_your_money_project_urges_peopl e 経済学者のロバート・ジョンソン、コラムニストのアリアナ・ハフィントン、そ して映画作家のユージン・ジャレキらのグループは、米国の一般市民が、地域の コミュニティ銀行の活性化を支援しつつ、ウォールストリート救済政策に自分た ちの怒りをぶつける新たな提案を行いました。番組ではロバート・ジョンソンに 「ムーブユアマネー(Move Your Money)」運動について話を聞きました。 ● ギリシャのパパンドレウ首相、地球温暖化・社会主義、そして民主主義を語 る 100104-4 http://www.democracynow.org/2010/1/4/greem_pm_george_papandreou_on_globa l ギリシャのヨルゴス・パパンドレウ首相に、気候変動と温室効果ガス排出問題、 社会主義、民主主義、そしてその他の話題についてインタビューを行いました。 全ギリシャ社会主義運動 (PASOK)は前年10月の総選挙で過去最多の44%の得票 を獲得して中道右派与党に圧勝、同党を率いるパパンドレウが首相に就任しまし た。パパンドレウはまた、各国の社会主義政党が参加している「社会主義イン ターナショナル」の代表も務めています。 ******** 掲示板 ***************************** 【新年のアピール】(転載・転送を歓迎します) 今年こそ、鳩山連立政権に普天間基地の辺野古移設を断念させ、 「世界一危険な普天間基地」の即時閉鎖・撤去を実現しよう!! 鳩山連立政権に対する市民の3項目の要求に、どうかご賛同下さい!! 2010年1月1日 ◆呼びかけ人 平良 修(沖縄・沖縄市、沖縄平和市民連絡会) 安里英子(沖縄・島尻郡佐敷町、沖縄大学・珊瑚舎スコーレ非常勤 講師) 浦島悦子(沖縄・名護市、ヘリ基地いらない二見以北十区の会) まついゆうこ(沖縄・南風原町、沖縄靖国合祀取消し訴訟団) 鈴木雅子(沖縄・名護市、北限のジュゴンを見守る会) 木村 朗(鹿児島大学教員) 舟越耿一(長崎県長崎市、市民運動ネットワーク長崎) 梶原得三郎(大分県中津市、草の根の会) 渡辺ひろ子(福岡県築上郡築城町、平和といのちをみつめる会) 廣崎リュウ(山口県下関市、下関のことばと行動をつなぐ『海』編集 委員) 奥田恭子(愛媛県松山市、心に刻む集会・四国) 山本みはぎ(愛知県名古屋市、不戦へのネットワーク) 近藤ゆり子(岐阜県大垣市) 細井明美(神奈川県横浜市、ピースアクティビスト) 小牧みどり(神奈川県相模原市、ブログ:ブーゲンビリアのきちきち 日記) 武田隆雄(東京都渋谷区、日本山妙法寺) 田鎖麻衣子(東京都新宿区、弁護士) 近藤豊子(東京都練馬区、『週刊金曜日』練馬読者会) 加藤賀津子(東京都葛飾区、基地はいらない!女たちの全国ネット) 井上澄夫(埼玉県新座市、沖縄・一坪反戦地主会関東ブロック) 加賀谷いそみ(秋田県男鹿市、男鹿の自然に学ぶ会) 七尾寿子(北海道・札幌市) 〔順不同〕 「世界一危険な普天間基地」の移設先を決める鳩山連立政権の動きが加速して います。鳩山首相は昨年末、移設先を「国内」で「本年5月までに」決めると宣 言しました。さらに「アメリカの意向を無視した与党合意などあり得ない」と断 言しました。その米国政府は名護市・辺野古(へのこ)への移設を、有無を言わ さぬ高圧的な姿勢で日本政府に要求し続けています。それに乗じて、日本のマス メディアのほとんどが「日米同盟の危機」を煽っています。 昨年12月28日、与党3党による「辺野古以外の」移設先検討委員会の初会 合が開かれました。ところがその翌日、岡田外相は早くも「より良い移設先が出 てこなければ、現在の(辺野古)案が生き続けている」とのべたのです。しかも 鳩山連立政権は、2010年度予算に、辺野古で今も続けている環境影響評価 (アセスメント)の現況調査継続費13億円など普天間移転関連経費53億円を 盛り込み、沖縄防衛局の現地事務所を名護市に開設する費用まで計上しただけで はなく、1500億円といわれる埋め立て費用など移転関連経費を省庁予算とは 別に、国の予備費(国庫債務負担行為)として確保しました。その現実の動きこ そ、まぎれもなく、鳩山連立政権がどこまでも辺野古への移設にこだわっている ことを示しています。 私たちは、「世界一危険な基地」をどこかに「移設」するという日米両政府の 考え方がそもそも間違っていると思います。普天間基地は米海兵隊の出撃拠点で す。イラク侵略戦争では同基地から5000人の実戦部隊がイラクに送られ、そ の一部は「ファルージャの虐殺」に参加しました。イラクで死亡した海兵隊員は 50人を超えています。そのような事態は、日本国憲法の前文と第9条を正面か ら踏みにじることに他なりません。 あってはならない侵略の出撃拠点は、どこにもあってはなりません。 「移設」は問題の解決にならないばかりか、爆音や墜落事故、海兵隊兵士による 犯罪などの基地被害を広げるばかりです。普天間基地は、宜野湾市民をはじめ沖 縄の人びとが長期にわたって求めてきたように、ただちに閉鎖され、撤去される べきです。 そこで私たちは、昨年12月22日、鳩山連立政権に以下の3項目を強く要求 する運動を始めました。要求の対象は、鳩山首相、岡田外相、北沢防衛相、前原 沖縄担当相、福島消費者・少子化相(社民党代表)、亀井金融・郵政改革相(国 民新党代表)です。 上記の閣僚に送る文章は次のものです。 【市民の共同の要求】 鳩山連立内閣は2009年12月15日、普天間基地移設問題について「政府 の方針」を決めました。 「方針」は新たな移設候補地を検討するとしていますが、移設先には依然として 名護市辺野古案(キャンプ・シュワブ沿岸域案)が含まれています。沖縄の人び とが一致して「県内移設反対」をはっきり表明しているにもかかわらず、現内閣 がこのような「方針」を打ち出したことに、私たちは深い憤りを禁じ得ません。 私たちは「世界一危険な」普天間基地を「移設」することは何の問題の解決に もならず、かえって基地被害を広げるだけであると思います。 米海兵隊の出撃拠点である普天間基地は「移設」されるのではなく、ただちに閉 鎖され撤去されるべきです。普天間基地の即時閉鎖・撤去によってこそ、沖縄の 人びとが切望する「基地のない平和な島」を実現する第一歩が踏み出されるので す。そのような思いから私たちは、以下の3項目を鳩山連立内閣に強く要求しま す。 1,鳩山首相が、米国政府に普天間基地の即時閉鎖と撤去を毅然として要求す ること 2,沖縄の思いに応え、日本政府として辺野古移設を断念すること 3,2010年度予算に普天間移設関連経費を計上せず、辺野古での環境影響 評価(アセスメント)関連調査を一切中止すること みなさん、この共同の要求にどうかご賛同下さい。賛同の要領は以下のとおり です。 ◆賛同は個人・団体(グループ)を問いません。 ○ 賛同者になっていただける場合は、大まかな在住の地(たとえば、大分県 中津市、和歌山県東牟婁郡太地町)をお知らせ下さい。 ○団体(グループ)賛同の場合は所在地(たとえば、愛知県名古屋市)をお知 らせ下さい。ただし名称に地名がついているときはその限りではありません。 ● 賛同表明の連絡先は次の通りです。 henoko.no-hutenma.out@mbn.nifty.com ※ お名前・おおまかな住所、団体(グループ)名・所在地に加えて、必ず 「声明に賛同します」とご明記下さい。なお上記メールアドレスはご賛同の連絡 専用です。 ◆賛同の締めきり 2010年1月末の臨時国会召集まで続けます。 ※ 昨年12月30日までに寄せられた賛同は、個人228件・団体12件の 計240件で、すでに上に掲げた閣僚に届けられました。 【ご協力のお願い】この共同声明にご賛同のみなさんにお願いします。このメー ルをみなさんのご友人やお知り合いの方々にご転送下さい。またご関係のメーリ ングリストやそれぞれのブログ、ホームページでご紹介下さい。どうか、よろし くお願いします。 ◆〔個人情報の保護について〕 賛同者の氏名や賛同団体名をインターネット 上で公表することはありません。ただし賛同件数については、声明提出後、賛同 者と賛同団体のみなさんに運動の経過とともに報告します。 また賛同件数はインターネット上で公表します。 ◆ご賛同の集約と鳩山連立政権の閣僚への送付等実務を担当するのは以下の4 人です。 井上澄夫(埼玉県新座市、沖縄・一坪反戦地主会関東ブロック) 加賀谷いそみ(秋田県男鹿市、男鹿の自然に学ぶ会) 奥田恭子(愛媛県松山市、心に刻む集会・四国) 廣崎リュウ(山口県下関市、下関のことばと行動をつなぐ『海』編集委 員) ******************************************* デモクラシー・ナウ!は皆さんの協力で支えられています。あなたもぜひ、ご参 加ください。 Created by staff01. Last modified on 2010-01-12 12:36:23 Copyright: Default このページの先頭に戻る サイトの記事利用について | |