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秋本です。

私は年末年始に韓国馬山の韓国山本労組を訪問しました。12月27日に釜山の金海国際空港にOさんと第4次遠征団の面々が出迎えてくれました。職場では本当に寒い中、労組のみなさんと感動の対面をしました。

10日間を通して本当にがんばっていると感じました。慶南道民日報の取材や金属連盟慶南道本部、馬山や昌原の日系企業の組合を訪問し、日本での闘いを紹介し韓国山本支援を訴えました。馬山市庁まえで、刑事が日本の社長を捕まえてやりたい、がんばってくださいと声をかけ来たのには驚きました。組合員の家族にも会いました。終わりの見えない闘いに家族も疲弊して胸が痛みました。「本当に泣きたい」家族の前で自分のふがいなさに泣いてしまいました。

 徹夜闘争では女性たちは特に大変でした。朝5時に一旦家へ帰り食事を準備して早朝闘争に参加してきたそうです。

しかし、家族の理解と支持があってこそ闘って来れたということです。韓国山本闘争は63名の3倍4倍の生死がかかった闘いです。アグィチム(アンコウ激辛和え)、チャンオグイ(ウナギ焼き)を堪能し、各家庭や仲間からたくさんの招待を受け、秋本の腹が蛙のように膨れ、後半体調を崩し風邪を引いてしまいました。委員長をはじめ心配をかけました。

 委員長は年越しを世界遺産慶州と釜山のポモサに招待してくれました。貴重な体験でした。帰りはみなさん一人ひとりと握手をし別れを惜しみました。闘争に勝利し、また会いに来たいと思います。お土産も遠征団規模でいただきました。カムサハムニダ!

 東京・板橋の本社行動は1月16日(火)午後1時〜午後6時半まで行いました(写真下)。第40回目の本社行動。馬山では200日目の篭城闘争です。

韓国山本が?タリンという企業に売却されました。韓国山本の団体協約で人員整理について労組との合意がなければならない、他者への売却には組合員の雇用継承に責任を負うと明記しています。本社は団体協約を守る責任が生じています。しかし、本社は今回も無対応でした。

今年は昨年以上の闘いが求められています。長期戦が切実になりながらも、「金がなくなれば闘いを止める」とタカをくくっている本社が交渉に応じるような行動を実行しましょう。韓国山本闘争を勝利させる!この一点で結集して下さい。

馬山自由貿易地域には日系企業が多数存在しています。団体協約を破って巧妙化、悪質化する日系企業にどう闘いを挑むのか馬山では注目されています。韓国スミダ、シチズンの地平が問われています。韓国山本が充分な支援を受けられないで負けることはこれまでの日韓連帯の地平が生かされなかった地平として禍根を残すでしょう。今年2,3月が相手を倒すか倒されるかの決戦です。知恵を出しましょう、お金を出しましょう、力を出しましょう。本社と山本社長がいたたまれない気持ちになることが重要です。 重大な犯罪行為を気づかせることが重要です。

 第7次遠征団の士気は高いです。馬山でも現在本国への送金阻止、職場防衛の具体的検討に入っています。今度は日本の支援のみなさんの本当の出番です。韓国山本を孤立させず、激励しよう!やれることは何でもやろう!

今後の日程

1月18日(木)第41回本社行動。午前7:30〜午後5:00。午後6:00〜7:00JR十条駅北口情宣。

1月19日(金)第42回本社行動。午前7:30〜午後6:30。


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