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LNJ Logo 増田都子先生の不当解雇撤回署名にご協力を
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皆様

 先ほど知人から署名の依頼が来ました。増田都子(みやこ)先生の不当解雇撤回を要請する署名です。ご賛同いただける方は、郵送またはfaxで送ってください。13日締め切りなのであまり時間がありません。

****以下転送可*******************

東京都教育委員会 中村正彦教育長 殿

憲法・教育基本法に 忠実に平和教育・国際理解教育をすすめてきた  増田都子先生の不当解雇撤回を求めます!

増田先生は、中学公民で「侵略戦争と植民地支配」の実態を教え、侵略を否定 する 誤った歴史認識を批判する授業を行い、それに対する都教委の教育内容と思想の転向 を迫る「研修」に徹底的に抵抗し、一歩たりとも屈しませんでした。その結果、扶桑 社歴史教科書を推奨する都教委は、彼女の職を奪いました。

「炭坑のカナリア」の声に耳を傾けて! 良心を棄てなければ次の攻撃目標は、あな たです。これは、全国の教員にかけられている教育の国家統制攻撃の最前線なので す。

● 増田先生は、社会科の授業で、「ノ・ムヒョン大統領 3・1演説」を生徒達に 読ませました。 05年の大統領演説は、韓国国民向けであると同時に、日本人への メッ セージも込められていました。アジア諸国との真の友好のためにとても大事な ことと考え、先生は 生徒に「演説」を読ませ、大統領に手紙を書かせました。先生 自身も添 えた手紙の中 に「不適切な文言」があると、都教委は増田先生を戒告処分 しました(05/8/3 0)。 そして「学習指導法改善のため」と称して、それ以降、 授業をさせない よう研修所に 隔離してしまいました(05/9/1〜06/3/31)。

● 長期研修は思想改造を迫るものでしたが、増田先生は最後まで抵抗し屈服せず、 良心を貫き通しました。 「不適切な文言」とは、古賀俊昭都議(自民)の「日本は 一体どこを いつ侵略したの か?」という都議会発言と、「大東亜戦争」を「自存自 衛」と美化する扶桑社の歴史 教科書とを引用し、「歴史偽造」と教材プリントで批 判したことを指します。しか し、戦後50年の村山首相、戦後60年の小泉首相に よる国内外への政府公式声明に 照らすなら、古賀発言・扶桑社教科書こそ、まさし く歴史偽造そ のものです。 「研修」で課せられたテーマは、「ビデオ『侵略』を授 業で見せるな」「検定済み教 科書を批判したことを反省せよ」など、教育内容・思 想信条にズカズカと 踏み込むも のでした。増田先生は長文の報告レポートで反論 し、教育内容への介入や歴史認識改変強要を断固として拒みました。

● 都教委の研修及び解雇は「教育基本法第十条」に違反する、教育の国家統制その ものです。 都教委は、たった一人の保護者からの通報を取り上げ、「不適切」と称 しな がら、そ のプリントを回収もせず、生徒に「不適切」の説明をすることも一切 なく、ただ増田 先生を教壇から引き離すことのみに血道を上げました。 壁に向かっ た机と椅 子、トイレに行く時にさえ監視の職員に言わなくてはならない 「収容所」 の中で、抗議や抵抗はすべて処分事由に累加されていきました。そして正 しい歴史 認識・教育内容を改めないことを「反省 がない、改善が見られない」として 解雇し たのです(06/3/31)。

● 都教委と右翼偏向都議が、増田先生を解雇に追い込みたかったもう一つの理由。 増田先生は、いま進行中の2つの裁判で、都教委と極右偏向都議を追い詰めていま す。 一つは、都教委が増田先生の個人情報 を「条例」に違反し土屋敬之都議に漏洩 した癒 着を問う裁判。近藤精一(当時)指導企画課長は都教委の懲戒規定によれば 「守秘義 務違反」で「免職または退職」の瀬戸際です。 もう一つ は、その個 人情 報を悪用し三都議(土屋・古賀・田代)が公刊本で増田先生 を名誉毀損した裁判。 既に、土屋敬之都議(民主党)は、名誉毀損で賠償金35万円 の支払いが「最高 裁」で03年5月確定しています。 増田先生こそ、都教委と極右都議が最も恐れ る、彼らを一番追い詰めているキーパー ソンなのです。

氏名

住所・連絡先

【署名集約先】 東京都新宿区三栄町25 (西部全労協内)全労協・東京都学校ユ ニオン tel &fax: 03−3460−0058


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