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フィリピントヨタ労組・闘いの最新情報 (11/2-11/4)

     TMPCWAホームページの翻訳       http://www.tmpcwa.org/index_html

2006年11月2日
フィリピントヨタと御用組合TMPCLOが違法なCBA交渉を開始

闘いの最新情報:

DOLE(労働雇用省)新長官アルツーロ・ブリオンから交付された違法なDOLE決定を受けて、トヨタとその御用組合TMPCLOは違法な交渉を開始しました。

この違法な交渉については、TMPCWAによって、違法であるばかりでなく妥協的でもあると暴露されました。TMPCLOのCBA(労働協約)案の内容が、近い将来労働者を合法的に解雇することが出来るというものになっているからです。

トヨタ経営陣の長期計画が、TMPCLOのCBA案の政治的規定の中にこっそり潜り込められているのです。

来年2007年から始まる2010年までのトヨタ経営計画によれば、労働者比率は60/40すなわち契約労働者を60%、正規労働者を40%にしなければならないとされています。これはTMPCLOの後ろ盾を受けた会社の削減計画・要綱の一部です。

以下に、TMPCLOとトヨタ経営陣が、彼等の妥協的交渉合意によってすでに一致している目ぼしい規定をいくつか紹介します。

第蕎髻歔塙臺歉擇任蓮

「第4項.組合員籍の喪失−法律および判例に従うことを条件とするが、当組合は、以下の理由により当組合の組合員の解雇を会社に要求する権利を有するものとする」
として、
→ 組合がためらうことなく労働者を解雇できるのだという意味のことを述べています。
→ 組合員になった労働者は、彼/彼女がTMPCLOのCBA案に同意しあるいは署名し、
   そして批准をしたのだから解雇され得るのだというのです。
→ 何の違反も犯していない組合員でさえも、妥結された合意によって制裁を受ければ解雇され
   得るのです。

  「以下の理由による当組合からの除名
   − 当組合に対する不忠誠
   − 当組合への組合費およびその他の課金の故意の不納
   − 労働協約(CBA)の自由期間前に他の労働組織を組織しまたはこれに参加すること」
が解雇理由になると規定しているからです。

第珪鯆拘在職権の保証の第6項と第詐鯊5項 − これが会社の長期計画で目論まれている将来の労働者の解雇を具体化しているのです。

レイオフ規定において、新規の正規労働者は後入れ先出しによって影響を受ける可能性があります。古い正規労働者も影響を受けるでしょう(第珪鯊6項)。

第蕎鯊4項で、組合は解雇に関連する一切の責任について会社を免責するという書面約束を会社に与えています。

TMPCWAは、経営陣とその御用組合のこのような反道徳的で不公正な考えに対して、闘います。

TMPCWAは契約労働者も含むすべての一般労働者のために闘うことが出来ます。TMPCLOとトヨタ経営陣は、私達の組合員を、無責任な組合TMPCLOと、貪欲な資本家と結託し、労働者の権利を自分達自身の利益のために妥協するそのインチキ指導部のもとに加入することを強制することは出来ません。

私達は、御用組合TMPCLOと貪欲なトヨタ経営陣の違法、反道徳的かつ妥協的なCBA交渉を引き続き暴露し、反対し、糾弾していきます。

TMPCLOの労働協約案(抜粋)


より詳しいTMPCLOの労働協約案要約と問題点


2006年11月3日
約111名のトヨタ一般労働者が真実を求める申立を提出

去る2006年9月21日、約111名のトヨタの一般労働者が、「2006年2月16日の承認投票は、法的効力が無いとの宣言の申立」を提出しました。併せて、「トヨタ・モーター・フィリピン・コーポレイションとTMPCLOに対して、団体交渉を行うことを止めさせ、ないしは、本件請求人の権利が確定するまで、かつ団交拒否の不当労働行為事件のトヨタに対する労働仲裁委員の決定およびTMPCLOは御用組合であると宣言する件の同仲裁委員の決定があるまで一時停止させる旨の命令の交付を申立」を提出しました。

申立人らは、DOLE(労働雇用省)に次のような裁定を求めています。

A.  2006年2月16日の承認投票は、明らかに申立人らの権利を損なうことになるから、法的効力が無いと宣言すること。

B. トヨタとTMPCLOに対してもしも団交を開始したならばこれを行うことを止めさせ、ないしは、労働仲裁委員が、トヨタに対する不当労働行為救済申立の決定、およびTMPCLOに対する御用組合であるとする決定を行い、かつそれらの決定が最終的なものとなるまで一時停止させる旨命令すること。

TMPCLOの指導者達は、この申立書に署名したおよそ80名の労働者は自分達の組合員であると主張していますが、彼等はこれら80名もの労働者がこの行動を取ったことにびっくり仰天しています。TMPCLOの指導部は、これら80名の労働者に対して、(トヨタ経営陣とTMPCLOとの)CBA(労働協約)が締結されたならば必ず彼等を解雇することになるのであるから、組合を辞めるのか戻ってくるのかと発表し警告しています。

DOLEの第乎亙局は、既に、全当事者に対して出席を義務付ける聴聞を2006年11月8日午前10時に設定しています。

TMPCWAは、トヨタ経営陣と御用組合TMPCLO双方からのいかなる嫌がらせにもひるむことなく申立書に署名した111名の一般労働者に敬意を表します。

万歳!


2006114
TMPCLOとトヨタ経営陣との違法なCBA(労働協約)交渉についての最新情報

去る20061019日、御用組合は生産現場で一般労働者の職場集会を招集し、TMPCLOとトヨタ経営陣との交渉の最新状況を説明しました。

TMPCLOの副委員長エリカ・バスコンによれば、「CBAを望まない労働者がおり、しかもつらいことにその労働者の大半が彼等の組合員であるため、CBA交渉は延期された」ということです。

これは、TMPCWAの工場内の指導者達が、TMPCLOと経営陣との違法な活動と妥協的なCBA交渉について粘り強く暴露し続けてきた結果起こったことです。CBA案の政治的規定の内容についての暴露は、工場内の大きな話題になっています。

一般労働者の大半は、TMPCLOCBA案の内容を知らず、TMPCLOの指導者達は彼等のCBA案の内容について話していません。

TMPCWAがパンフレットの配布と休憩時間中の職場集会、さらにはバス遊説と食堂遊説活動を通じて、この問題を取り上げ、一般労働者に説明したところ、多数のTMPCLO組合員が彼等の組合事務所に駆け込み、TMPCLOの指導者達に立ち向かいました。多くの労働者がこの問題で彼等の組合に脱退届を提出しています。交渉の延期が続く中、今もなお、TMPCLO組合員の崩れ現象が続いています。

現在までのところ、CBA交渉がいつ再開されるのかは誰も知りません。


フィリピントヨタ労組を支援する会 

Created by iseki-kaihatu. Last modified on 2006-11-16 08:33:35 Copyright: Default

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