本文の先頭へ
LNJ Logo 2002連合メーデー(代々木公園)〜厳しい雇用情勢を打開するため政策転換を要求〜
Home 検索
 




User Guest
ログイン
情報提供
News Item 20020501M1_yoyo...
Status: published
View

会員関連サイト

more...

第73回メーデー

働くものの連帯で「平和・人権・労働・環境」に取り組み、労働を中心とする福祉型社会を実現して、自由で平和な世界をつくろう!


 2002年4月27日、連合は東京代々木公園で、第73回メーデー中央大会(ふれあい祭り)を開催、10万人の労働者が集まった。あた全国であわせて90万人の組合員がメーデーのイベントに参加した(主催者発表)。詳しくはこちらへ

 今年の連合は、NGOやNPOなど他の市民運動との連帯協力を打ち出し、平和や環境など、普遍的なテーマを重視することを強調。国際的な人権団体であるアムネスティなどが初めてメーデーに参加した。『メーデー宣言』では、NGOの精神でテロや紛争や環境破壊や児童虐待など世界の労働者の抱える問題に取り組んでいくことが示された。

 他方、完全失業率が約380万人、非自発的失業が150万人を超えるという、過去最悪の雇用情勢の中で、3月には連合の各職場で1万を超える「雇用の危機突破を求める職場決議」が採択された。メーデーでは、非正規職拡大や最低賃金廃止などの労働規制緩和に反対し、「政府・自治体の責任で120万人以上の雇用を創り出す緊急雇用対策」そして職業訓練や雇用保険給付延長のための財政措置を講じるべきだという、『雇用危機突破特別決議』を採択した。

 決議はまた、「小泉構造改革は、日本の社会をこれまで経験したことのない危機的状況におとしいれた」として「雇用の危機的な状況を直視し、ただちに政策転換をおこなうべき」だとして、小泉政権に対する支持低落を受けた厳しい評価を表明。昨年とは異なり小泉首相の参加はなかった。坂口厚生労働大臣は、この1年を「政労使3者が大きく前進した年」と評価した。


by JNK


Created byStaff. Created on 2002-05-03 20:21:44 / Last modified on 2005-09-05 02:58:51 Copyright: Default

このページの先頭に戻る

レイバーネット日本 / このサイトに関する連絡は <staff@labornetjp.org> 宛にお願いします。 サイトの記事利用について