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韓国:公共性よりクォリティー? 殷秀美市長印の城南医療院で議論 | |
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公共性よりクォリティー? 殷秀美市長印の城南医療院で議論[ワーカーズ・イシュー(1)]住民の願いだった公共病院...営利化に不正まで
キム・ハンジュ、ユン・ジヨン記者 2019.02.07 10:45
「二匹のウサギ(公共性と高級化)を捉えることはできない」 殷秀美(ウン・スミ)城南市長、2018年11月8日のPodcast〈鳥が飛び込む〉で 「城南医療院をソウル地方医療院のような地方医療院にしなければならない」 殷秀美(ウン・スミ)城南市長、2018年11月30日「公共医療城南市民行動」との懇談会で ▲殷秀美城南市長就任式[出処:城南市] 全国初の住民発議で建設される城南市医療院が、公共性毀損の議論にまきこまれている。 殷秀美(ウン・スミ)城南市長が就任してからだ。 これまで「公共性」を中心として議論された運営方案は、 殷市長が「クォリティー」を注文し始めて、くい違いが出始めた。 殷市長は市長は城南市医療院を「大学病院級」のクォリティーで運営しなければならないという主張を折らなかった。 市民社会は殷市長が城南市医療院の医療公共性を損なうと反発した。 一時は労働運動に身を投じた活動家で、 労働運動陣営の進歩的研究者だった彼女はなぜ市民社会に背を向けるようになったのか。 城南医療院建設をめぐる殷秀美市長の動きを探ってみた。 市長、誰が城南市医療院を作ったのかご存知ですか城南市医療院の建設目的は、城南市寿井区・中院区の医療空白を埋めるためだった。 2003年、城南病院とイナ病院が閉院して寿井区・中院区には2つの総合病院だけが残った。 しかし盆唐区には上級総合病院のソウル大病院をはじめ、チャ病院、済生病院など5つの総合病院がある。 寿井区・中院区と盆唐区の間の健康格差は深刻だ。 国民健康保険公団によれば、寿井区・中院区の住民の17.4%が健康保険下位20%に属する。 盆唐区は9.7%で約二倍の違いが生じる。 また寿井区・中院区は一人暮しの老人割合が約19%(盆唐区13.3%)、 登録障害者の割合が約4.6%(盆唐区2.8%)になる地域だ。 寿井区・中院区の住民は盆唐区よりもよく入院するが、周辺に病院がないため管内の病院を利用できないことが多い。 盆唐区は66.6%が管内の病院を利用しているが、寿井区と中院区は各々22.3%、16.7%に過ぎない。 こうした事情なので、住民は自ら市立病院設立運動に動かなければならなかった。 2004年1月、城南市立病院設立汎市民推進委員会は市民1万8525人の署名を集め 城南市立病院設置条例案を請求した。 全国初の住民発議だった。 その年、城南市議会自治行政委員会が否決処理をして長い戦いが続いた。 結局2006年に条例案が通過して、住民たちは城南市医療院が脆弱階層のための公共病院の役割を遂行することを期待した。 癌センターと医療観光、経営効率化が登場した公共病院早ければ今年開院する予定だった城南市医療院は、 現在ほとんどオールストップの状態だ。 殷秀美市長が城南市医療院の運営方式に異議を提起してからだ。 発端は昨年11月7日に開いた城南市医療院理事会ワークショップの資料だった。 該当資料によれば、城南市医療院の事業計画で各種収益事業が含まれている。 医療観光のための外国人診療センターを開設し、 収益増大治療センターを置くということだった。 ガン専門治療センターの設置計画もあった。 「他病院の癌センターのスキ間を攻略」し、 「医療サービスの質を向上させ、診療収入を増大」するということだった。 城南市医療院の「経営赤字に対する経営効率化方案」でもさまざまな問題があらわれた。 医療院は理事会文書で「在院日数の短縮で病床の回転率と稼動率を最大化」する計画を明らかにした。 在院日数を短縮すれば、患者の状態とは無関係に医療院が早期退院を誘導できるようになる。 「質の高い健康診断センター」を運営して疾病を早期発見するという計画は、 過剰診療につながりかねない問題だ。 また医療院は「収益性が高い葬儀場の効率運営」、 「患者の便宜施設など付帯事業施行」等の収益事業も大挙含んだ。 市は城南市医療院の運営モデルもソウル医療院から一山病院に変更した。 ソウル医療院は代表的な赤字病院なので、財政の健全性が高い一山病院を基準にするということだった。 公共医療城南市民行動(以下市民行動)によれば、城南市医療院は入院収益を1日53万ウォンから58万ウォンに、 外来収入を7万5000ウォンから9万4000ウォンに大幅に値上げした。 運営モデルの変更により開院から5年後には年間82億ウォンの黒字を予測した。 市民行動はこうした計画が「脆弱階層のための公共病院」という設立趣旨に反すると反発している。 城南市医療院を利用する寿井区・中院区には貧民、一人暮しの老人、障害者などの脆弱階層の割合が高いが、彼らの負担が重くなるということだ。 比較的所得水準が低い寿井区・中院区の住民が利用する城南市医療院を中産階級の世帯が多い一山病院と比較するなとも主張した。 市民行動は青瓦台国民請願、城南市庁前1人デモ、記者会見を通じ、 城南市医療院の収益事業と公共性縮小問題を暴露した。
▲城南市医療院建設現場[出処:キム・ハンジュ記者] 「地方医療院の水準ならみんな来るのか」問題が大きくなると、昨年11月30日、殷市長は市民行動側と懇談会を開いた。 だがこの席でも殷市長は城南市医療院が「水準が低い地方医療院」ではいけないとし、 競争による高級化を強調した。 殷市長は「城南市医療院がソウル医療院の水準だとは想像もできなかった。 ソウル医療院は率直に水準が低い。 ソウル医療院、仁川医療院のような地方医療院のホームページに入ってみなさい。 盆唐のチャ病院ホームページより悪い。 寿井・中院区の周辺にソウル牙山病院、ソウル大病院があるが、 この程度(城南市医療院)水準で人々がくると思うか」と追い詰めた。 市民行動側は「地方医療院は田舎の病院ではなく、 地方政府が運営する公共病院だ。 寿井・中院区に『メジャー病院』が必要なのではない。 城南市医療院は地域拠点2次病院で公共医療機能をしなければならない」と反論したが、 殷市長は立場を曲げなかった。 城南市公共医療政策課の関係者も昨年8月、市議会で 「国民は『公共医療院』を田舎の医療、質が低く、暗くてじめじめしていて、 重大な疾病では行きたくない病院と認識」するとし、 「われわれは総合病院に次ぐ、また管内にあるチャ病院のような民間病院と競争できる病院にするために準備している」と説明した。 公共病院に対する偏見に基づいて、 上級総合病院や民間病院との競争を強調した発言だった。 城南市医療院のパク・ソグン理事(緑色病院常任理事)は「ワーカーズ」との通話で 「殷秀美市長の就任以後、市が城南市医療院に対するコンセプトを変えろと指示したようだ」とし 「大学病院、大型民間病院と競争するという現在の計画は正しくもなく、サイズも合わない」と強調した。 続いて「公共医療は高難度の高価診療をするものではない。 城南市の住民に頻繁に現れる疾患を責任持って治療することに目的がある。 今の計画は公共医療はけ飛ばして、高難度、非給付診療に依存するということだ。 城南市医療院は所得水準が中下層に属する住民に合わせて運営されなければならない」と明らかにした。 「不正医療院?」…外遊性出張、利益企図、随意契約斡旋まで城南市医療院は公共性の議論の他にも、各種の不正疑惑に包まれている。 城南市は2017年の城南市医療院特定監査で、 △不適切な外遊性公務国外旅行推進、 △医療装備契約手続き報告体系不正、 △医療装備購買契約委託業務管理監督、 △医療陣構成のための雑な業務処理、 △職務関連者からの金品要求および手数料斡旋などの違法不当行為を含み、 14種類を指摘した。 城南市医療院チョ・スンヨン初代院長は監査結果を理由として10月に辞任した。 院長は現在、空席だ。 監査資料によれば、城南市医療院、市議会、城南市の関係者は2017年2月、 5泊6日の日程で日本の医療機関を見学した。 2017年3〜4月には6泊9日の日程で米国クリーブランドとLA地域に行った。 日本の経費は2000万ウォン、米国は4400万ウォンが必要だった。 特に米国のクリーブランドで見学した病院は私立病院なので、 市議会内でも「理解できない」という反応が相次いだ。 その上、海外出張は2670万ウォン規模の用役結果によるものだが、 この用役は特定業者の利益が目的だったという事実が監査で明らかになった。 また医療院は91億5000万ウォン規模の医療院情報システム構築用役を随意契約で締結した。 用役業者が課題指示書を作成した事実もあらわれた。 MRIなどの医療装備購買費用では何と640億ウォンを支出した。 城南市医療院は2次総合病院だが、上級総合病院で使う1級装備を入れたからだ。 これ以外にもさまざまな開発雇用費用として数億ウォンを支出した。 民主党のソン・チャンソン市会議員は市議会で 「(城南市医療院は)用役天国」とし 「用役の乱発を防がなければならない。 (用役が)きちんと反映されもせず、非常に憂慮される」と明らかにした。 一方、公共性毀損の議論に対して城南市医療院企画チームの関係者は 「公共医療が縮小されるのではない」とし 「収益事業は単に理事会に意見を聞こうとしただけで、現在としては計画がない。 城南市医療院は地方医療院法に基づいて設立した。 基本的に公共医療ができるインフラになっている。 市長と私たちは今の医療水準に対する条件を探しているところ」だと明らかにした。 現在、城南市は今年の予算案に城南市医療院運営方向に対する3億ウォン規模の研究用役予算を策定している状態だ。 城南市医療院が当初の趣旨のとおりに脆弱階層のための公共病院として定着するか、 高級化と収益性を追求するチャ病院の亜流になるのかに関心が集まっている。[ワーカーズ51号] 翻訳/文責:安田(ゆ)
Created byStaff. Created on 2019-02-20 20:27:52 / Last modified on 2019-02-20 20:30:57 Copyright: Default 世界のニュース | 韓国のニュース | 上の階層へ | |