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韓国:朴槿恵と朝鮮日報の戦い | |
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朴槿恵と朝鮮日報の戦い[時評]保守勢力が分かれて命をかけて戦うのが私は恐ろしい
イ・ジェヒョン(文化評論家) 2016.09.05 10:17
朴槿恵(パク・クネ)と朝鮮日報が死活をかけて戦っている。 朴槿恵政府は朝鮮日報を「腐敗既得権」と言い、 一連の暴露を通してひとまず1ラウンドで勝点をあげた。 朝鮮日報の宋煕永(ソン・ヒヨン)前主筆の辞表が受理された。 広い意味の進歩左派勢力のほとんどは、この戦いを見ながらそれとなく喜んでいるようだ。 どちらが勝っても、武侠誌に出てくる両敗倶傷は不可避と見られるためだ。 かなり前のアンチ朝鮮運動でも健在だった朝鮮日報が「腐敗既得権」というレッテル自体に一言も弁解できずあわてているからだ。 また、反面、親朴では絶対に次の大統領選挙に勝てないという朝鮮日報の頑強な立場、 そして禹柄宇(ウ・ビョンウ)疑惑こそ「腐敗既得権」の標本だという厳然たる事実などが朴槿恵政権に対して致命的に作用するためだ。 だが、私は恐ろしい。 このように保守勢力が分かれて命をかけて戦うことが恐ろしい。 両敗倶傷という結果を朴槿恵政権や朝鮮日報が知らないわけはないだろう。 ところが、双方とも、ひとまずこのような形で戦わなければ、来年の大統領選挙に勝てないと見ているのだ。 これとは対照的に、進歩左派勢力は情けないことこの上ない。 ただこの戦いを見ているだけだ。 この調子では、親朴であれ反朴であれ、命をかけて戦う保守勢力が再執権する可能性が高い。 まず、朝鮮日報の記者と李碩洙(イ・ソクス)前特別監察官の間でやりとりされたSNSの内容の流出に関して、 この内容が不法盗聴なるという朝鮮日報の主張に注目しなければならない。 朝鮮日報の記者と特別監察官の対話の内容が盗聴やハッキングされていたとすれば、 あとの「犬・豚」の対話内容も、 いつでも盗聴やハッキングになるということを含蓄しているからだ。 朴槿恵と朝鮮日報の戦いで、 いくら朝鮮日報が嫌いでも、明確に確認すべき点は、 朝鮮日報がどんな社会勢力を政治的に代弁しているかという点だ。 ひとまず、現在まで現象としてあらわれたのは、いわゆる「非朴」だ。 朝鮮日報を激しく非難しているインターネットの極右サイトによれば、 朝鮮日報は金武星(キム・ムソン)や劉承ミン(ユ・スンミン)などと同じ「非朴」を念頭に置いているという。 インターネットの極右サイトは朝鮮日報ばかりでなく、中央日報も非難している。 中央日報の金永熙(キム・ヨンヒ)記者は 「核凍結と平和協定の交換が答だ」、「THAADを放棄しよう」といった題名のコラムを書き続けているが、 まさにこうした前向きな対北朝鮮姿勢がインターネット極右サイトで非難されている。 金武星、劉承ミンから金永熙を合わせるレッテルは何だろうか。 それはいわゆる「合理的保守」だ。 この数年間、「合理的保守」はまた 「暖かい保守」、「正しい保守」、「軟らかい保守」、「柔軟な保守」、「改革的保守」といった名前でも流布した。 韓国社会で「合理的保守」とは、実際には「丸い四角」のようなものだと私は考える。 だが、そのような考えとは別に、「合理的保守」というものが一定のイデオロギー的効果があるということを認めざるをえない。 情勢の流れによっては、「合理的保守」は金武星、劉承ミン、元喜龍(ウォン・ヒリョン)、南景弼(ナム・ギョンピル)などはもちろん、 安哲秀(アン・チョルス)、金成植(キム・ソンシク)、そして金鍾仁(キム・ジョンイン)、孫鶴圭(ソン・ハッキュ)、文在寅(ムン・ジェイン)などをすべて包括しかねない。 今、劉承ミンは二極化と不平等を拠論していわゆる「社会的経済」を語り、 金鍾仁は実体がないとはしても、とにかく「経済民主化」の恨み節をならべ続けている。 韓国社会の所有関係と生産関係などから見て、 「合理的保守」が実質的な代案ではないことは明らかだ。 だが、問題はそれではない。 イデオロギーとしての「合理的保守」が政治的に受けるということを、 朝鮮日報は前回の総選挙の結果から読み取ったのだ。 朝鮮日報や中央日報が読み取ったのは、朴槿恵のような方式では韓国社会の未来が不透明であるばかりか、 韓国社会の有権者の多くがその方式を支持していないという事実だ。 内政問題で朝鮮日報が朴槿恵を「無能既得権」と叩き続けていたり、 対北朝鮮問題で中央日報が進取的な方向を取っているのはまさにそういう読解から出たものと見られる。 朴槿恵と朝鮮日報の戦いがまさに直ちに朴槿恵の勝利で終わるとしても、 現在の情勢、特に進歩左派の無気力な状態を考慮すれば、「合理的保守」が中心になる「保守大連合」が次の大統領選挙に勝利する可能性が高い。 今すぐ彼らをまとめる政治アイテムがまさに改憲だ。 1980年代式で尋ねてみよう。 では、どこまで戦線を引くべきか。 当然、可能ならひとまず国民の党を含み、その左側すべて引き寄せる下絵を描かなければならない。 あるいは、少なくとも共に民主党を含み、その左側すべてを引き寄せる下絵を描かなければならないだろう。 ところが問題は、今私たちの実力が正義党さえ左に引き寄せることができないという点だ。(ワーカーズ21号時評) 付記
イ・ジェヒョン-文化評論家として重要なすべての世間のことに割り込もうとする。運転免許、信用カード、TVがない。 翻訳/文責:安田(ゆ)
Created byStaff. Created on 2016-09-20 03:15:17 / Last modified on 2016-09-20 03:15:18 Copyright: Default 世界のニュース | 韓国のニュース | 上の階層へ | |