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9号線労組「ソウル市長の死亡で中断した闘争を再開」

CIC清算、差別是正要求…「ソウル市は『民間委託』を止めろ」

ウン・ヘジン記者 2020.08.03 14:07

先月、故朴元淳(パク・ウォンスン)前ソウル市長の死亡で ストライキを留保した9号線労働者たちが、 闘争を再開すると明らかにした。 彼らは地下鉄9号線2・3段階民間委託阻止を掲げ、 7月にストライキを予告した。

先立ってソウル・メトロ9号線支部はソウル交通公社に対し、 ソウル交通公社の独立採算体(CIC)清算と職員に対する差別是正の約束履行を要求して 7月10日からストライキに突入すると予告した。 ストライキを宣言した理由は、7月9日にCIC清算などを内容として進められた交渉が決裂したためだ。

公社は現在まで2018年、2019年の労使合意事項であるCICの清算と職員処遇問題改善に関する約束を守っていない。 先立って朴元淳前ソウル市長は、 ソウル交通公社が「9号線運営部門」という独立採算体(CIC)を委託運営する方式を導入し、 早期にこれを解消して公営化方案を用意すると約束した。 だがCIC清算の約束は守られず、 7月1日にはソウル市が9号線第2・3段階の民間委託募集公告を出して問題になった。

公共運輸労組鉄道地下鉄労組協議会ソウル・メトロ9号線支部は8月3日午前、 ソウル市庁前で記者会見を行って 「ソウル市とソウル交通公社にCIC清算、合意事項履行を要求して8月4日から 市長の訃告で中断した闘争をやり直す」と明らかにした。 9号線支部の闘争は8月12日の民間委託入札公告締め切りと 14日の優先交渉対象者発表を控えて再開された。

労組は「問題は民間委託入札の参加業者が最低入札価格とした金額の中で すべての運営管理を解決しなければならないために発生する」とし 「現場の人員は非常に不足しており、労働環境も非常に劣悪」と話した。 続いて「使用者側は私たちがソウル交通公社職員であり、 雇用に対する問題がないと言いつつも、 労働条件の改善に対する事項と事業場の契約満了の件について 明確な対策を出していない」と批判した。

9号線第2・3段階はソウル交通公社内部の「9号線運営部門」という部署が運営しており、 ソウル交通公社の就職規則を適用を受けられずにいる。 9号線支部のシン・サンファン支部長は記者会見で 「われわれは非正規職でもなく、民間委託3年契約に縛られる用役会社の職員でもない」とし 「韓国になかったこのCICは、われわれの事業場が最初で最後になって消えなければならない」と声を高めた。 支部は8月4日から闘争に突入する予定で、 順法闘争とストライキ突入の時期はまだ確定していない。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2020-08-08 23:14:21 / Last modified on 2020-08-08 23:14:22 Copyright: Default

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