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貨物連帯スト、直後に警察暴力...50人連行、負傷続出

全面スト3日目、集会のたびに公権力を投入して暴力鎮圧

チャムセサン編集チーム 2016.10.12 12:06

警察が貨物労働者のストライキ集会を無理に暴力鎮圧して問題になっている。 公共運輸労組貨物連帯本部がストライキに突入した10月10日から、 警察はストライキ集会に公権力を投入し、多数を連行した。 警察の公権力投入による連行者と負傷者は、ストライキ3日目の今日(12日)までで50余人に達する。

[出処:公共運輸労組]

貨物連帯本部の組合員約1万4000人は、政府の貨物運送市場の受給調節廃止強行に反対し、 10日の深夜12時から全面ストに突入した。 その後、午前11時からは議旺IDCと釜山新港、北港の3つの拠点でストライキ出征式を開いた。 この過程で警察は刑事機動隊など数千人を集会現場に配置し、 釜山新港で開催された集会を強制解散させた。 この過程で組合員3人に手錠をかけて連行し、組合員1人は警察に腰を踏まれて入院した。 夜にも釜山北港で組合員5人が連行された。

ストライキ2日〜3日目にも連行と負傷者が続出した。 11日午後、釜山では警察がヘリコプターで警告放送をして集会解散を勧めた。 この過程で12人の連行者が発生し、一部は警察の盾で殴られ、負傷した。 12日の午前まで議旺IDCなどで警察と組合員の対峙が続き、連行者が発生している。 ストライキ3日目をむかえた今日(12日)までに警察に連行された組合員は50人にのぼる。

野党と労働界、法曹界は、政府に対して貨物労働者への暴力連行の即時中断を要求し、 政府は事態解決のための対話を始めろと主張した。 共に民主党のソ・ヒョンス、チェ・イノ議員と正義党の李貞美(イ・ジョンミ)議員、民主労総と公共運輸労組、貨物連帯本部、民主社会のための弁護士の会は12日午前9時30分、 国会の正論館で記者会見を行い、政府の貨物労働者暴力弾圧を批判した。

彼らは「政府が呼んだストライキだ。 政府がしたのは対話と政策の再検討ではなく、正当なストライキ集会での警察を使った暴力行使だった」とし 「労働者たちに手錠をかけ、暴力で病院に運ばれる事態が続いている。 政府の暴力は限度を越えている」と声を高めた。

続いて「貨物労働者たちのストライキは、道路上の危険をなくし、国民の安全を守ろうとするものであり、 持込み制の弊害から労働権を守るため」だとし 「政府は国民の安全と貨物労働者の権利のためにストライキをする貨物連帯と対話すべきだ。 不通の政治ではなく、疎通と対話だけがこの事態を解決できる」と強調した。

[出処:公共運輸労組]

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2016-10-18 20:26:34 / Last modified on 2016-10-18 20:26:35 Copyright: Default

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