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KPXケミカル労組ストライキ84日目

18次交渉も意見接近できず

ヨン・ソンノク記者 2016.03.04 15:27

蔚山南区石油化学工団にある韓国労総所属のKPXケミカル労働組合(委員長キム・ジョンゴン)が 84日間(3月2日基準)のストライキを続けているが、ますます困難を味わっている。

KPXケミカル労働組合は2015年の賃金交渉の過程で、 昨年12月10日から組合員106人が参加して全面ストに入った。 交渉の初期に労組は賃金5.1%引上げ、成果給450%支払い、妥結一時金200万ウォンを要求した。 会社は賃金凍結、初任給10%削減、賃金ピーク制施行、成果給支払い基準変更、給与体系廃止を打ち出して対抗した。

労組はこれまで京畿道驪州にある韓国労総中央研修院に闘争本部を設置し、 蔚山工場とソウル本社を行き来しながら抗議デモを行うなどして闘争してきた。 2月23日からは韓国労総蔚山本部の前にテントを張り、 蔚山本部の3階に闘争本部を設置した。 現在は工場の中でストライキを続けている。

2月26日、KPX労使は18次団体交渉を行った。 労組は給与体系廃止撤回と違う交渉案協議を条件として賃金を凍結してもいいという提案をした。 会社は給与体系の3年凍結の立場を固守し、 新入社員初任給10%削減、成果給制度改善、満57歳から賃金10%を削減する賃金ピーク制を2017年から実施、 妥結一時金なしを提示した。

労組は工場の中でストライキ集会を続けており、 麗川五叉路と市庁、南区庁近隣で宣伝戦を続けている。

付記
ヨン・ソンノク記者は蔚山ジャーナルの記者です。この記事は蔚山ジャーナルにも掲載されます。チャムセサンは筆者が直接書いた文に限り同時掲載を許容します。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2016-03-05 16:06:00 / Last modified on 2016-03-05 16:06:00 Copyright: Default

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