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大邱・亀尾の市民団体、非正規職解雇6か月「旭労組」に連帯基金伝達

金属労組、15日に亀尾市LGディスプレー工場前で200日金属労働者決意大会

チョン・ヨンギル記者 2016.01.12 23:42

1月12日、大邱市亀尾の市民・社会団体が、非正規職解雇闘争200日を前にして、 旭硝子座込場を訪問し、労組(金属労組旭非正規職支会)に連帯基金200万ウォンを渡した。

昨年、全泰壹(チョン・テイル)烈士45周忌をむかえ、市民が結成した全泰壹大邱市民文化祭推進委員会は、 労働詩画展を開いた。 この詩画販売収益金の中から100万ウォンと、シン・ヨンボク先生が書いた全泰壹烈士日記の額を労組に渡した。

また、亀尾参加連帯、亀尾YMCA、労働党慶北道党などは、 映画〈悪い国〉上映会収益金100万ウォンを労組に渡した。

これらの団体は、基金の伝達に先立ち、 解雇労働者たちと共に文化祭を開き 「雇用を失った労働者がまた職場に戻るために連帯する」という意向を明らかにした。

▲カン・グムス(左)大邱参与連帯事務局長がチャ・ホノ(右)金属労組旭非正規職支会長に連帯基金を渡した

金属労組旭非正規職支会のチャ・ホノ支会長は、 これまでの闘争の過程を説明しながら 「必ず勝利して工場に戻る。 そして非正規職労働者も憲法が認めた労働権を保証されるということを見せる」と話した。

大邱参与連帯のカン・グムス事務局長は 「全泰壹45周忌市民文化祭を開き、大邱慶北労働現場を知った」とし 「今後もこの時代の全泰壹、非正規職労働者と連帯できるようにする」と話した。

亀尾参与連帯のファン・テチョル代表は 「6か月が過ぎた。 会社も粘り強いが、皆さんも堅固に戦っている」とし 「皆さんの戦いが亀尾、そして全国の非正規職労働者の希望になる」と話した。

全国現場労働者作文会「解放投書コーナー」の詩の朗読が続き、 参加者らは暖かいお茶を飲みながら復職闘争連帯方案についての話を交わし、 凍りついた身と心を溶かした。

慶北亀尾4工団の旭硝子で働いた非正規職労働者たちは、 最低時給で一日も休まず工場を稼動させた。 昨年5月末に労組を結成して、一か月後に解雇通知を受けた。 旭硝子は労働者所属する下請企業(GTS)と契約を一方解約(2015.7.29)したのだ。 会社は系列会社の正規職労働者の工程がなくなったため、下請企業との契約を解約したと言うが、 労組を認めたくないからではないかという疑惑も提起された。

旭硝子は金銭的補償等で終わらせようとしたが、 労組に残った50人は元職復職を要求して闘争を続けている。 これに対し全国金属労組は来る15日(金)、 亀尾市LGディスプレー工場正門の前で非正規職闘争200日金属労働者決意大会を開く。

付記
チョン・ヨンギル記者はニュースミンの記者です。この記事はニュースミンにも掲載されます。チャムセサンは筆者が直接書いた文に限り同時掲載を許容します。

原文(チャムセサン/ニュースミン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2016-01-13 01:44:29 / Last modified on 2016-01-13 01:44:30 Copyright: Default

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