3000日以上、不当解雇と戦っているコルトコルテック労働者に連帯する市民がソウルヨイドのセヌリ党前で無期限ハンストを続けている場所で開く火曜文化祭。パンジョンウン支会長のハンストは今日(11/3)で30日目だ。

コルト・コルテック無期限ハンスト場

パン支会長はさすがにやつれてはいたが、まだ体力に余裕はあるようだ。ひとしきり話をして、カメラを向けると笑顔になって「懐かしい同士と会えたので笑みも浮かぶ」と言う。最近は笑う気力も衰えているようだ。

ハンスト30日目、コルト支会のパン支会長

昼間には闘争基金のためのフリーマーケットや屋外カフェ、文化活動家たちによるさまざまなイベントが続けられ、夜には文化祭。会場をぶらぶらしていると、思いがけずしばらく会っていなかったいろんな韓国の友人たちと再開。よもやま話に花が咲く。

カフェ

文化活動家によるイベント。版画家イ・ユニョプ氏

漫画で連帯

歌で連帯

晩の文化祭は、コルトコルテックを支援する人々がトークゲストとして支援のトークをし、ミュージシャンたちによる公演もある。 ぼくもトークゲストになって彼らが日本にフジロックの遠征闘争に来たとき、雨で濡れたテントを守りぬいたパン支会長のエピソードを紹介した。

文化祭が始まった

文化祭は夜９時すぎまで続き、最後は日本でも人気が高い山形トゥイックスター。最初はおとなしく過激なフレーズを叫んでいたが、衣装が変わる度に過激度が高まり、最後には結局、聴衆とともに道路に溢れだし、警察の制止を無視してセヌリ党前でひとしきり踊り、解散になった。

山形トゥイックスター

文責: 安田(ゆ)