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民主労総、臨時国会に労働改悪法案が職権上程されればゼネストへ

1次中執・20次闘本...日本軍「慰安婦」韓日合意無効対応計画・16総選挙方針などを議論

2016年01月08日(金) ホン・ミリ記者 gommiri@naver.com

▲民主労総2016年第一次中央執行委員会会議および第20次ゼネスト闘争本部代表者会議. 写真=ピョン・ベクソン記者

民主労総が臨時国会での労働改悪法案と政府指針を阻止するための1月ゼネスト闘争計画を確定した。 臨時国会最終日の1月8日の本会議市で選挙法改正案と共に労働改悪法案が職権上程されれば、 その日にゼネスト宣言大会を開きストライキ闘争に立ち上がる。

民主労総2016年第一次中央執行委員会会議および第20次ゼネスト闘争本部代表者会議が 1月7日午後2時にソウル市中区貞洞の民主労総13階大会議室で開催された。

この日、中執は △労働改悪阻止1月闘争計画、 △日本軍『慰安婦』韓日合意無効、対応計画、 △民主労総2016総選挙方針などを審議して議決した。

民主労総は労働改悪法案の本会議上程が確実視されるか、ガイドラインが発表されれば即時ゼネストに突入する。 情勢の変化による日程の変化と戦術運営などについては委員長に委任する。

1月の臨時国会で議論される可能性と1月中下旬に予測される政府指針の発表に合わせ、 ゼネスト闘争を展開する。 各加盟傘下組織は急変する情勢に対応し、即座にゼネストに服務できるように非常待機する。

また、政府指針の発表が表面化すれば、 労働部などの主要単位を圧迫する実践行動とゼネスト闘争により、政府指針を廃棄することを全面要求し、 現場闘争で指針を無力化する決意を高め、組織する。

民主労総は1月8日にソウルの国会前をはじめ、全国の地域で 「労働改悪法案阻止! 政府指針阻止! 全国同時多発ゼネスト宣言大会」を開催する。 また昨年12月30日、指針の全般的な内容が公開されたことに続き、 1月中下旬にも発表されると見られる状況で、 即座にゼネストと現場闘争により指針を無力化する現場対応能力を高める。

中執は政府の指針を拒否し無力化するための各級単位別対応計画を樹立し、実践行動を行うことにした。 各産別連盟組織がソウル政府庁舎と国会前に駆けつけてリレー闘争を行う。 朴槿恵(パク・クネ)-セヌリ党政権の労働改悪立法強行を糾弾し、 政府の指針を撤回させるための労働者の抗議行動が広範囲に繰り広げられる。

「ハン・サンギュンは無罪だ」民主労総委員長釈放要求署名運動を推進する一方、 1月23日の「労働改悪法案阻止・政府指針粉砕民主労総決意大会」で、 1月の臨時国会での労働改悪法案処理、1月中下旬と予想される政府の指針発表に対抗する民主労総のゼネスト闘争を宣言する。 現場から法案と指針を拒否する意志を積極的に表明する場として用意されるこの大会は、ソウル集中で開く。

2大行政指針と構造調整に対する政策対応計画も用意する。 立法的規制方案を準備し、労働改悪と構造調整などに対応する 「民主労総賃団闘10大共同要求」(仮称)を用意し、 現場から共同戦線を形成して無力化する契機にする。

▲民主労総2016年第一次中央執行委員会会議および第20次ゼネスト闘争本部代表者会議. 写真=ピョン・ベクソン記者

二番目の議題に上程された日本軍「慰安婦」韓日合意無効対応闘争計画を通じ、 民主労総は日本軍「慰安婦」合意無効のための正しい解決(仮称)対応機構を構成し、 それに参加することにした。 「慰安婦」の合意無効を叫んで朴槿恵政府を糾弾する実践行動に立ち上がる一方、 「おばあさんの手を握る」基金の募金にも参加する。 少女像の防衛と強制徴用労働者賞建設運動にも積極的に合流する。

2015年12月28日、韓日外交長官会談で日本軍「慰安婦」問題が 「最終的かつ不可逆的に解決された」と宣言した。 朴槿恵は安倍と両首脳間の通話で外交閣僚会談での合意を追認する形になったことに続いて、 青瓦台は「政府が最善を尽くした結果を無効だと受け入れ不可を主張すれば、 どんな政府もこうした難しいことには手を付けられない」とし、 事実上の脅迫を続けた。 被害当事者であるおばあさんたちと、挺身隊対策協はもちろん、 国民すべてが朴槿恵政府の合意に強く反発している。

民主労総は、今回の合意は「法的責任」を認めず、10億円の出資金に合意して国家的、法的賠償を要求してきた被害者の意を完全に無視したばかりか、 こうした屈辱合意で「最終的かつ復帰不可能な解決」を宣言したものと見ている。 国際社会の批判中断を要求するばかりか「平和の碑(少女像)」の撤去に対する日本側の要求まで受け入れることにより、 慰安婦問題を完全に消すという合意そのものだという判断だ。

市民社会は支援団体緊急対応会議を開き、 共同対応の枠組みを用意して韓日合意無効の世論を拡大することに意見を集約した。 屈辱合意をした朴槿恵政府を糾弾し、 韓日慰安婦合意を無効にするための多彩な実践行動を展開することにした。

続いて民主労総中執は2016年総選挙方針の件で、 来る4月13日に行われる総選挙での労働者の対応方案を討論した。 中執は長時間の論議の末に、政治委員会が提出した総選挙方針討論案を廃棄し、 この議論を通じて提起された内容を反映させ、補完した総選挙方針案を次期中執に再度上程することにした。

中執はこの日の案件審議に先立ち、前の会議の結果と主な会議の結果などについて報告を受けた。 次期中央執行委員会の会議は1月19日から20日までの2日間の修練会で行われる。

原文(労働と世界)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作権:この記事は民主労総の機関紙「労働と世界」に掲載された記事です。


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