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亀尾市、旭社内下請労組に座込場撤去通知... 電気も切る

「金銭的補償」だけを提示する使用者側...労組は「雇用保障ない交渉には意味がない」

チョン・ヨンギル記者 2015.11.02 12:30

亀尾市が大量解雇事態の解決を要求する市庁前の旭社内下請労組座込場に対する撤去を要求している。 亀尾市と労働部が参加して開かれた1次交渉で、使用者側が提示した「金銭的補償」を労組が拒否したため、亀尾市庁が態度を変えたのだ。

10月29日、亀尾市庁は座込場に行き、施設を30日まで撤去しろと旭社内下請労組に通知した。 2次戒告状通知だ。亀尾市会計課の関係者は「自主的に撤去するまで待ちたい」としつつ 「(自主的に撒去しなければ)時点は決めていないが、撤去について議論をしている」と話した。 この日、亀尾市は市庁公園内の安全事故を予防するとし、座込場に引き込んでいた電気をすべて切った。

亀尾市は旭硝子下請企業大量解雇問題が社会的に広がると、労使民政協議会を開くなどの問題解決に動くかに見えた。 そのため先日、旭社内下請労組、旭硝子、下請企業GTS、亀尾労働支庁、亀尾市庁の関係者が集まって1次交渉を行った。 だがこの場で使用者側は「金銭的補償」を提案し、労組は「雇用保障のない交渉には意味がない」という立場を再度伝えた。

交渉の進行が進まず、亀尾市も負担を感じたようだ。 また、10月22日に亀尾市庁出入口で対話を要求していた労組員がナム・ユジン亀尾市長の車に当たり負傷する事故も起きた。

旭社内下請労組のチャ・ホノ委員長は 「大量解雇事態解決に動くべき亀尾市が金銭的補償案を受けられないというと態度を変え、 1か月にもならない座込場を整理しようとしている」とし 「亀尾市は9年間働いた職場から追い出された労働者の心境をまず推し量れ」と話した。

5月に請負業者GTSに所属して旭硝子で働いていた労働者140余人は勤労条件改善を要求し、旭社内下請労組を結成した。 1か月経った6月30日、旭硝子はGTSとの一方的に請負契約解止を通知し、 GTSは8月まで希望退職を受け付けた。 現在、希望退職に応じていない労働者約50人は不当解雇事態の解決を要求している。

[出処:ニュースミン]

付記
チョン・ヨンギル記者はニュースミンの記者です。この記事はニュースミンにも掲載されます。チャムセサンは筆者が直接書いた文に限り同時掲載を許容します。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2015-11-08 11:29:09 / Last modified on 2015-11-08 11:29:10 Copyright: Default

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