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現代車、正規職・非正規職労組ともに争議発生決議

現代車支部、賃金体系問題で団体交渉と併合

ヨン・ソンノク記者 2015.09.03 12:27

金属労組現代自動車支部(支部長イ・ギョンフン)が8月31日から二日間、臨時代議員大会を開いて争議発生を決議した。 労組は通常賃金問題と2015年の団体交渉を併合して交渉することに決定し、 争議対策委員会を開いてストライキ賛否投票の日程を決める予定だ。

金属労組現代車非正規職支会(支会長キム・ソンウク)は、 不法派遣特別交渉がなかなか進まない状況で、8月31日に臨時代議員大会を開き争議発生を決議した。 支会は来週中に組合員総会を招集し、争議行為賛否投票を行う予定だ。

現代車支部は臨時代議員大会で満場一致で争議発生決議を通過させた。 賃金団体協議とは別に進められていた通常賃金と賃金体系の問題は団体交渉と併合することにした。 現代車グループは最近、賃金ピーク制導入方針などを発表し、 賃金体系問題は今年の賃金団体協議に大きな影響を及ぼすものと見られる。 労組は8月27日に蔚山工場本館アバンテルームで開かれた賃金団体協議22次交渉で交渉決裂を宣言した。

現代車支部は今年の賃金が15万9900ウォン引き上げ、 短期純利益の30%の成果給支払い、 完全雇用保障合意書締結などを要求している。 また月給制の施行、昼間連続二交代制8+8時間の早期施行、土曜有給休日制の導入なども要求した。

現代車非正規職支会は8月13日から不法派遣特別交渉を進めているが、特別な進展はない状態だ。 不法派遣の最初の交渉で会社は、労組が否定している「8.18合意を基本として交渉しよう」という趣旨で話し、 二回目の交渉で労組は会社に不法派遣に対して謝罪しろといったが会社は謝罪しなかった。

非正規職支会は今回の不法派遣交渉は昨年の7月までの交渉の状況とは違うと判断し、 会社側に進展した案を要求している。 ソウル中央地法は昨年7月以後に現代車非正規職労働者1247人が現代車に対して出した訴訟で 「原告が現代車の勤労者であることを確認する」と判決した。 今回の不法派遣特別交渉は昨年7月に労組が交渉決裂を宣言した後、 ほぼ1年ぶりに再開された。

付記
ヨン・ソンノク記者は蔚山ジャーナルの記者です。この記事は蔚山ジャーナルにも掲載されます。チャムセサンは筆者が直接書いた文に限り同時掲載を許容します。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2015-09-04 22:04:32 / Last modified on 2015-09-04 22:04:33 Copyright: Default

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