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韓国タイヤと金属労組、集会で衝突

労組「正しい賃金団体協議を締結、労働権を死守しよう」

チョン・ジェウン記者 2015.08.18 17:59

韓国タイヤの今年の賃金および団体協約締結のための労使交渉が難航している中で、 金属労組韓国タイヤ支会が抗議集会を開いたが、使用者側の妨害で物理的衝突が起きた。

韓国タイヤ支会は8月17日午前から午後まで、 韓国タイヤ錦山工場と大田工場でそれぞれ今年の 「正しい賃金団体協議締結と労働権死守」のための社内集会を開いた。 韓国タイヤ支会によれば、使用者側の管理者と警備員数十人が工場の出入口で集会を開こうとする支会の組合員を阻止し、 特に大田工場正門前では物理的衝突が起きて組合員5人が足首と横腹などに打撲傷を負い、病院に運ばれた。

[出処:金属労組キム・ギョンフン編集部長]

[出処:金属労組キム・ギョンフン編集部長]

韓国タイヤ支会のヤン・ジャンフン支会長は 「使用者側との衝突の末に錦山工場で社内宣伝戦と集会を開いたが、 大田工場では使用者側が深刻に妨害したため会社に入れず、 正門前で集会をした」とし 「使用者側のこのような行為は明白な労組弾圧であり、労組間差別行為だ」と主張した。

続いてヤン支会長は 「今年、多数労組である韓国労総所属の韓国タイヤ労組と使用者側は、 賃金団体協議交渉中なのに、 使用者側は通常賃金判決を適用せずに実際の賃金上昇効果があるという理由で、 労働者の要求に耳を貸さずにいる」とし 「今年の賃金団体協議でも基本給ではなく成果給を上げる小細工をしている」と集会開催の背景を説明した。

[出処:金属労組キム・ギョンフン編集部長]

韓国労総韓国タイヤ労組は基本給基準で6.7%引上げ、 使用者側は1%だけの値上げの立場を固守しているという。 2013年12月「定期性、一律性、固定性を基準に定期賞与金を通常賃金として認める」 という大法院の最終判断があったが、使用者側はこれを適用していない。

使用者側が複数労組を認めずに労組間差別を続けているという主張もある。 ヤン支会長は「使用者側は、韓国労総の労組と違い、法が保障する金属労組の正当な労組活動も認めない」とし 「社内集会ができないようにするのはもちろん、 6月には金属労組が社内写真展を開いたことを理由に 『通行に不便を招いた』とし、 組合員1人を警告で懲戒した」と話した。

[出処:金属労組キム・ギョンフン編集部長]

付記
チョン・ジェウン記者はメディア忠清の記者です。この記事はメディア忠清にも掲載されます。チャムセサンは筆者が直接書いた文に限り同時掲載を許容します。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2015-08-19 23:37:47 / Last modified on 2015-08-19 23:37:48 Copyright: Default

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