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甲乙オートテック労組破壊中断合意の履行を要求

金属労組支会全組合員がストライキ徹夜座り込みに突入

チョン・ジェウン記者 2015.08.10 16:07

金属労組忠南支部甲乙オートテック支会が労組破壊中断に関する 労使合意の履行を要求して、 事実上の全面ストに突入した。

甲乙オートテック支会の全組合員は8月9日午後8時頃から社内に集まり、 徹夜座り込みに突入、 8時間勤務時間のうち7.5時間のストライキをしている。

[出処:甲乙オートテック支会]

会社と支会は6月23日、労組破壊新規採用者60人のう52人に対し、 直ちに採用を取り消すことに合意した。 企業労組委員長のソン某氏をはじめ既存の社員5人も7月中に退社措置し、 合意後直ちに彼らの出勤を禁じることにした。

この合意で会社が元警察と特戦司令部、用役出身の新入社員を採用し、 複数労組設立支援などの労組破壊工作をした事実が確認された。

しかし会社が1か月以上、労使合意を履行せず、 7回ほど労使実務協議が進められただけで、 後続措置に関しても進展がないと支会は明らかにした。

現在、採用を取り消された新入社員は会社の寄宿舎から退去していない。 会社は企業労組員5人も退社措置していないという。 労組破壊中断に関する労使合意が履行されず、今年の賃金交渉も難航している。

甲乙オートテック支会のイ・テヒ支会長は 「夏休み期間にも実務協議が進められたが、 使用者側は採用取消者が寄宿舎から退去しないというが、 食事や便宜を提供して、退社措置もしていない」とし 「使用者側は労組破壊の犯罪者を保護して『時間がほしい』、 『信じてほしい』という言葉を繰り返すだけで、立場の変化がない」と伝えた。

イ支会長は「労働部の作業中止命令にもかかわらず、 会社が夜間に管理者代替人員を投入して生産を試みたことがあった」とし 「あちこちで会社が時間を引き延ばして労使合意を履行しないようにする動きが確認されたので、 現場を守るために全組合員が直接ストライキを始めた」と説明した。

先立って労働部は、 使用者側が合計551件にのぼる産業安全保健法を違反したことに関連し、 8月5日、甲乙オートテック事業場に対して部分作業中止命令を下した。

一方、労働部は労働組合および労働関係調整法に違反して労働組合への介入、 専従者支援などの不当労働行為を行った甲乙オートテックの 朴孝祥(パク・ヒョサン)代表理事と労組破壊新入社員の総責任者キム某氏など3人に対して起訴意見をつけて検察に5日、送検した。

これに関して支会は 「検察と労働部は新種労組破壊事件のすべての真実を抱えたまま 露骨に甲乙グループと甲乙オートテック使用者側を保護している」と強く反発している。

付記
チョン・ジェウン記者はメディア忠清の記者です。この記事はメディア忠清にも掲載されます。チャムセサンは筆者が直接書いた文に限り同時掲載を許容します。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2015-08-12 08:56:11 / Last modified on 2015-08-12 08:56:12 Copyright: Default

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