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408日の煙突籠城を終えたチャ・ガンホ、「資本との戦いは終わらない」

警察、無理な逮捕令状執行固守

パク・チュンヨプ記者 2015.07.09 11:08

煙突籠城408日という「悲しい新記録」をうちたてたスターケミカル労働者、チャ・ガンホ。 彼が籠城を終えて降りてきた。 警察は頑強に逮捕令状の執行に固執し、そのため午後2時に降りる予定だったチャ・ガンホ氏は結局、午後7時20分に降りることができた。 食事も抜いて早々とチャ・ガンホ氏を出迎えにきた彼の老父母は、煙突の下で地団駄を踏むしかなかった。

「警察のクレーンを利用して煙突で引き渡さなければならず、 警察が指定した病院に行かなければならず、 チャ・ガンホとの面会はできない」。 午後2時頃、北漆谷郡ソクチョク村チュン里のスターケミカル工場正門前の駐車場で開く予定だった 「スターケミカル チャ・ガンホ同志出迎えと闘争報告決意大会」が延期された理由だ。

午後7時10分、4時間にわたる警察と金属労組の協議の末に、 チャ・ガンホ氏は家族・弁護士など7人との接見だけをした後に近くの病院に運ばれた。 警察は診療の結果によって調査の時期を決める方針だ。 チャ・ガンホ氏には建造物侵入の容疑などで逮捕令状が発行されている。

「警察は今日見ていると、悪いことばかりします。 お母さんはいらっしゃらないのですか? 立場を変えて考えてください。 今日2時に降りるといってきたのに、なぜ降りられないようにするのですか。 私は降りてくるという知らせ聞いて、朝食も取れませんでした。 なぜ私の息子に会わせないのですか」(チャ・ガンホ氏のお母さんオ・ジョンジャ氏)

オ・ジョンジャ(74)氏はチャ氏を目の前にして地団駄を踏んだが、 チャ氏が地面に足をつけると駆け寄って抱擁した。

チャ・ガンホ氏は「この世が悪いので正そうと上がった。 降りる時まで警察が妨害し、仲間たちがこられないようにする侮辱を受けた」と抗議した。

続いて「煙突に上がって一か月、お義母さんが末期ガンであることを知り苦悶に陥った。 両親も交通事故で入院したが、煙突を守った」とし 「誰もが希望がないと言っていた時、解復闘は共に闘争した。 今、労働者たちは自信を持って正面から資本と闘う、もうひとつの闘争を始める」と話した。

先立って午後6時に警察と合意した金属労組は、決意大会を開いた。 彼らは決意大会で「すでに労使が会社の中での決意大会にも合意した状況なのに、 警察が逮捕令状の執行が難しいからといって会社の中での決意大会を認めないと会社に通知した」とし 「逮捕令状の執行を妨害する意図は全くない。 ただ顔を見てちょっと声を聞くという要請を拒否した」と警察の態度を強く非難した。

一方、労使は7月7日、スターケミカル解雇者11人に対する雇用保障と共に、 民事刑事上の告訴もすべて取り下げることに合意した。 これ以外にも、 ▲2016年1月から通常雇用、 ▲スターケミカル工場稼動時に雇用継承、 ▲スターケミカルの親会社のスターフレックスが新規法人設立する時は雇用も保障することにした。

チャ・ガンホ氏は20数年前、今のスターケミカルの前の会社だった韓国合繊で仕事を始めた。 スターケミカルが買収された当時、5年間の闘争で雇用継承を勝ち取ったが、 1年8か月で工場が止まった。 2013年、使用者側は分割売却を試み、金属労組スターケミカル支会は使用者側の勧告辞職を受け入れた。 勧告辞職を受け入れなかった解雇者28人のうち11人が復職闘争を行ってきた。

付記
パク・チュンヨプ記者はニュースミンの記者です。この記事はニュースミンにも掲載されます。チャムセサンは筆者が直接書いた文に限り同時掲載を許容します。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2015-07-09 23:57:44 / Last modified on 2015-07-09 23:57:45 Copyright: Default

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