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蔚山科学大スト現場で約20人連行、負傷者続出

警察が腕と首を抑え、苦痛を訴えても連行

ユン・テウ、ヨン・ソンノク記者 2015.05.21 11:54

[1信] 2015年5月20日22時20分

5月20日午後8時40分頃、蔚山科学大学校本館で、 民主労総蔚山地域本部カン・ソンシン本部長と首席副本部長など主要幹部4人が連行され、 地域の労組団体と労働者約20人が警察に連行された。 連行者の中には負傷者も多かった。 一部は緊急に病院に運ばれた。 彼らは午後8時30分に蔚山科学大本館に進入した。 この過程で玄関のガラス一部が割れた。 蔚山東部警察署の関係者は建造物侵入罪で連行したと明らかにした。

[出処:蔚山ジャーナル]

警察が労働者を連行する過程で、現代重工下請労働者のチェ某氏は大怪我をして病院に運ばれた。 警察はチェ氏を連行する過程で首と腕、脚を押し付け、 チェ氏は苦痛を訴えたが強制的に連行した。

民主労総蔚山本部は 「警察は頭を負傷し、血を流している組合員まで暴力的に連行した」とした。

蔚山地方法院は5月18日午前6時に蔚山地域連帯労働組合蔚山科学大支部が使っていたテントを行政代執行で撤去した。 労組員たちは18日から20日の夜まで3回、テントを張りなおしたが、 学校側は委託警備を動員してテントをすべて壊した。 この過程で科学大清掃労働者キム・スンジャ支部長と民主労総蔚山地域本部キム・ミョンソク組織局長が怪我をし、病院に運ばれた。 20日の午後8時頃には科学大労組と民主労総蔚山地域本部など、地域の労働者たちがテントを張り、約20人が連行された。

蔚山科学大側の委託警備と教職員は、蔚山ジャーナルの記者が現場写真を撮っていたところ、 記者の腕をつかんで取材を妨害し、 蔚山科学大用役職は警察による労働者の連行を共に助けた。

連行者の中には蔚山科学大労組組合員、 現代重工労組組合員、現代重工社内下請支会幹部と組合員、 全国公務員労組蔚山本部組合員、金属労組現代車支部組合員、 金属労組現代車非正規職支会組合員などがいた。

蔚山科学大清掃労組は2014年の賃金交渉団体交渉をしていた昨年6月16日から全面ストに入ったが、 労使交渉が進展せず、長期ストライキを続けている。 科学大労組は昨年の賃金交渉で生活賃金7910ウォンを会社側に要求した。

[出処:蔚山ジャーナル]

[出処:蔚山ジャーナル]

[出処:蔚山ジャーナル]

[出処:蔚山ジャーナル]

[出処:蔚山ジャーナル]

[2信] 2015年5月21日0時35分

警察の連行の過程で怪我をした人は合計3人だ。 全国金属労組蔚山支部現代重工社内下請支会のチェ某氏は午後9時頃、 蔚山大学校病院の応急支援センターに運ばれた。 チェ氏は右腕の靭帯を大きく傷つけCT撮影の結果を待っている。 チェ氏はギブスをした後、現在、蔚山東部警察署に移送、調査されている。

全国金属労組蔚山支部現代自動車非正規職支会のイム某氏とファン某氏も怪我をし、セミン病院に運ばれた。 イム氏は右足首と指を負傷した。 ファン氏は右手首とヒジ、指を負傷し、治療を受けた。 イム氏とファン氏は現在、蔚山中部警察署で調査を受けている。 先立って午後4時に民主労総蔚山地域連帯労働組合蔚山科学大支部のキム・スンジャ支部長など3人が、蔚山科学大学校教職員と用役業者職員により怪我をし、病院に運ばれた。 キム・スンジャ蔚山科学大支部長は肩靭帯に異常がみつかり入院した。

連行者は東部警察署10人、 中部警察署11人が移送されている。

民主労総蔚山地域本部など労働団体、市民社会団体所属約50人は、 蔚山科学大本館前に座込場を作り徹夜で座り込みをしている。 蔚山地域本部など市民社会団体所属の約20人は、午後9時頃から1時間ほど東部警察署の前で連行に抗議して集会を開いた。 蔚山地域本部は5月21日午前10時、中部警察署や東部警察署の前で連行に抗議する集会を開く計画だ。

付記
ユン・テウ、ヨン・ソンノク記者は蔚山ジャーナル記者です。この記事は蔚山ジャーナルにも掲載されます。チャムセサンは筆者が直接書いた文に限り同時掲載を許容します。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2015-05-22 06:45:04 / Last modified on 2015-05-22 06:45:05 Copyright: Default

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