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「朴槿恵は聞かなくても、天と地は聞いた」

第2次五体投地、さらに巨大な第3次五体投地を予告して終了

キム・ヨンウク記者 2015.01.12 13:56

「夜中に地面に伏せながら、横で伏せていた仲間たちの心臓の音を聞き、 『われわれは人だ』という声なき叫びを聞きました。 その叫びを資本家と朴槿恵(パク・クネ)大統領は聞けなくても、 天と地は聞いたでしょう」 -青年左派キム・スロ会員

真冬の冷気で身震いしながら耐えた五体投地デモ行進団と警察が対峙した長い夜が終わった。 夜を明かした冷たい地面から立ち上がった労働者たちは、お互いに抱きあって各界各層が集まったさらに巨大な第3次五体投地を予告した。 第2次五体投地は第1次五体投地最終地点から青瓦台まで500メートルほど前進した。

1月12日午前11時、 「双竜車解雇者全員復職、整理解雇撤廃のための第2次五体投地デモ行進団」は、 五体投地の最後の夜を明かした世宗路政府庁舎前の歩道で記者会見を行い、 整理解雇非正規法制度の全面廃棄を要求した。

五体投地デモ行進に参加した民主労総のチェ・ジョンジン首席副委員長は 「もう民主労総新執行部の任期は一週間になったが、 ここでとても泣いた」とし 「民主労総は、非正規、整理解雇労働者の闘争を抱いて戦うといった。 来る15日、民主労総の主催で初めての集会がある。 恐れと躊躇する心は民主労総が抱いて行く。 全面ストライキは始まった。 朴槿恵(パク・クネ)政権の疾走を私たちが防ぐ」と話した。

キリュン電子分会のキム・ソヨン分会長は 「夜中、みんなとても顔が腫れ、水の瓶もかちかちに凍りついて水を飲めない状況に置かれている」とし 「これ以上、道端で寒さに震えながら訴え、絶叫する日がなければ良い。 これからは整理解雇・非正規職を撤廃し、くやしく追い出されてはいけない」とした。

ソ・ヨンソプ神父は「労働は尊く尊厳だ。 尊厳は生命で生きているということ」とし 「ところが多くの労働者の人生は、毎日死と向き合う苦痛の現実だ。 どんな生命も失ってはならないというのが教会の教えだ。 絶望と苦痛の場でいつも共にする」と明らかにした。

全国教育公務職本部のイ・テウィ本部長は 「毎年解雇されて追い出されるので、自分の権利を話せない。 完全な国民として正しく立つことができない」とし 「整理解雇-非正規職制度が国をこのざまにした。 子供たちの未来を奪った」と声を高めた。

双竜車支部のキム・ドクチュン支部長は 「私たちの五体投地は行政府に泣いて訴えたり、呼び掛けでなく、 整理解雇問題の立場を明らかにしろということ」とし 「この戦いにおいて、放棄はないのだから、敗北もない」と明らかにした。

▲金在妍前統合進歩党議員も11日午後から五体投地に参加し、共にひざまずいて夜を明かした。金在妍議員は五体投地の感想を聞かれ「私たちが国会できちんと役割を果たせなかったのがいつも罪を感じる。これまで役割ができず、罪の気持ちとしか言葉がない」と述べた。

デモ行進団は記者会見文で「5日間、私たちが歩いてきた道は、どこも楽ではなかった。 道路の凹凸は膝とヒジに食い込み、下水口の臭いと古いタバコの吸殻、凍りついた唾と痰が私たちを侮辱した。 ピーピーと鳴る警笛と私たちを阻止する蛍光色の服を着た公権力が私たちをあざ笑った」とし 「たった5日だけだろうか。 私たちの6年の戦いが、10年の戦いが、煙突での230日がそうだった」とデモ行進の感想を伝えた。 続いて「五体投地では、心は空を抱きつつ、からだは最も低く、人生きる世の中に向かった切迫した祈祷」とし 「一か所に留まって待つのではなく、自ら水路になって出口を開こうという切実さの実践だ。 大法院の判決を見守るのではなく、政界の約束を待つのではなく、私たちが這って道を開くという、平和だが最も躍動的で、すさまじい叫びだ」と付け加えた。 彼らは「私たちの最後の到着地が青瓦台である理由は、 私たちの呼び掛けが権力と資本に最後通告の場になると確認するため」とし 「われわれは今日、政権と資本のテロに対してさらに大きなデモ行進とさらに荘厳な抗争に進む」と警告した。

なおデモ行進団は1月13日午前9時半に東大門デザインプラザで開かれる双竜車新車発表会の前に記者会見を行い、 立場を発表する予定だ。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2015-01-12 21:30:00 / Last modified on 2015-01-12 21:30:01 Copyright: Default


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