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金属労組が22日に全面ストライキ突入、現代起亜車など完成車が参加

「通常賃金正常化」など四大要求掲げる...「10万以上が参加へ」

ユン・ジヨン記者 2014.08.18 20:05

全国金属労働組合(委員長チョン・ギュソク、金属労組)が8月22日にストライキに突入する。 今回のストライキには現代、起亜車などの完成車メーカーをはじめ、 今年の賃金団体協議で妥結していない事業場のほとんどが参加するものと見られる。

金属労組現代車支部と起亜車支部は8月14日に争議行為賛否投票を実施した。 その結果、現代車支部は組合員4万7262人中4万1523人が投票に参加し、 3万2931人の組合員が争議行為に賛成した。 投票者の79.31%にあたる賛成率だ。

起亜車支部も組合員3万1432人のうち2万7179人が投票し、 2万2160人(投票者の81.5%)が賛成、争議行為賛否投票を可決した。 これにより現代、起亜車支部は8月22日の金属労組の全面ストライキに参加する。

現代車支部は6月3日から7月31日まで、15回の賃金交渉を行い、 起亜車支部も6月12日から7月29日まで賃金団体協議交渉を行ってきたが、 通常賃金の範囲などをめぐる意見の差を狭められずストライキに突入することになった。

二つの労組は中央労働委員会(中労委)に争議調整申請を出したが、 中労委は11日に現代車支部に対して行政指導を決定した。 通常賃金は賃金交渉事項ではなく団体交渉の事項だという理由だ。 しかし起亜車支部に対しては調整中止を決定した。 現代車支部が2次申請した争議調整期間の満了日は8月21日だ。

現代車支部は8月18日と21日にそれぞれ支部中央争議対策委員会を開き、 ストライキの日程などを確定させる計画だ。 起亜車支部も18日、役員会議と1次支部争議対策委員会で、 22日の全面ストライキなどの日程を議論する。

これと共に金属労組は8月12日に中央対策委員会を開き、 8月の全面ストライキ計画を確定した。 金属労組の関係者は「金属労組は22日に15万が全面ストライキに突入する予定」とし 「今年の賃金団体協議で妥結した事業場を除くすべての事業場が参加する予定で、 約10万の規模でストライキに突入することになるだろう」と説明した。

金属労組は今回のストライキで「通常賃金正常化」をはじめ、 △賃金体系月給制への改善、 △社内生産工程と常時業務の正規職化、 △金属産業の最低賃金引き上げなど、賃金団体協議四大要求を掲げる。 労組は8月19日午前、記者会見を行って8月の全面ストライキを宣言する計画だ。

金属労組は 「現代車グループを中心とする金属労組傘下のほとんどの単位で、 使用者側の不誠実交渉態度により1か月間、賃金団体協議の妥結が不発に終わっている」とし 「そのため金属労組は19日に記者会見を行い、 8月の全面ストライキ計画と共に、労組の決議を明言する計画」と明らかにした。 この日の記者会見には、 金属労組指導部と現代車支部、起亜車支部代表者などが参加する予定だ。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2014-08-19 23:34:25 / Last modified on 2014-08-19 23:34:27 Copyright: Default

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