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民主労総全州市内バスがストライキ予告、無期限ハンストなど総力闘争

「民主労組をなくそうとする新城旅客に終末闘争で対応」

ムン・ジュヒョン記者 2014.07.04 18:41

使用者側の不当解雇と偽りの懐柔で 「次に生まれるのならバス運転手が尊重される所に生まれます」 という遺書を残して自決した全州市内バス新城旅客の故チン・ギスン労働者が亡くなって32日経ったが、葬儀も行えずにいる。

労使はさまざまな経路を通じ、何回か交渉を行ったが空転を繰り返している。 民主労総は7月3日午前、 「チン・ギスン烈士の名誉回復と労働弾圧粉砕のための終末闘争を行う」と宣言した。

▲民主労総は全州市内バス新城旅客事態に対して使用者側が謝罪を拒否しながら、終末闘争を宣言した。[出処:チャムソリ]

民主労総は、ユン・ジョングァン全北本部長、 公共運輸労組のキム・ジョンイン首席副委員長、 ナム・サンフン全北地域バス支部長が7月3日から無期限ハンスト座り込みに突入し、 賃金交渉が失敗する危機に置かれている全州市内バスの第一旅客支会と全一旅客支会は 7月4日からストライキなどの総力闘争を行うと明らかにした。

7月3日午前、全州市庁前で開かれた記者会見でキム・ジョンイン首席副委員長は 「先週開かれた交渉で、新城旅客事業主は7月の初めまでに復帰しなければ新規採用等で民主労総の組合員を整理するという意思を示した」とし 「チン・ギスン烈士を侮辱した行為に対する謝罪を含み、賠償など民主労総の要求条件を拒否した」と明らかにした。

民主労総は「まともな共同体なら、 少なくとも労働弾圧と使用者側の侮辱で死んだ労働者が32日間、冷凍庫に置かれる悲劇はない」とし、 ストライキを含む全面闘争は避けられないという意向を明らかにした。

賃金交渉を行なっている第一旅客支会と全一旅客支会は、7月3日午後、労働部の最後の調整(交渉)を持つ。 この日、調整に失敗すれば労組は争議手順に入り、闘争を行う方針だ。

新城旅客をはじめとする全州市内バスの事業主が故チン・ギスン労働者名誉回復など、新城旅客事態の謝罪がなければ、 4日からの民主労総組合員の全面ストライキは避けられそうもない。 現在、組合員は450人程度で、全州市内バスのバス労働者の約45%を占める。

民主労総全北本部のチョ・ヘジン組織局長は 「ストライキはチン・ギスン烈士への謝罪もしないあくらつなバス事業主の態度の変化を引き出すための決断だ」とし 「全州市と警察が前の1次ストライキと同じように、事業主の立場で労組を弾圧するのなら、事態はさらに悪化しかねない」と警告した。

3日に開かれた記者会見でクァク・ウノ第一旅客支会長は 「現在、全州市は事態解決の努力をせず、明日からの代替車両を用意するために忙しいと聞いている」とし 「全州市は代替車両を用意する前に、使用者側の反道徳的な経営と労組蔑視を厳しく処断しなければならない」と明らかにした。

なお民主労総は、地域社会に全州市内バス問題の本質を明らかにし、 労働者の権利保護のための声を上げることを訴えた。 民主労総は「新城旅客事業主をはじめとするバス事業主が、 地域で資本と権力を一人占めにして、共同体の価値も傷つける専横を防ぐべきでないか?」とし 「少なくとも労働者たちが人間として、労働者の基本的な権利は享受できるように、 地域の政治・行政・司法・言論・学界・市民社会団体は努力する責任がある」と明らかにした。

付記
ムン・ジュヒョン記者はチャムソリの記者です。この記事はチャムソリにも掲載されます。チャムセサンは筆者が直接書いた文に限り同時掲載を許容します。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


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